シンプルな似顔絵の描き方3ステップ
こんにちは!デザイナーの酒うさぎです!
今回はいつも恒例デザトレの時間に、似顔絵の描き方ワークを開催したので内容の紹介をします。
過去のデザトレについてはこちらをご覧ください。
実は昨年も似顔絵の描き方についてデザトレで取り上げています。その時は絵柄の指定までしていなかったので、せっかくなら、最近よく見かける線画をメインにしたシンプルなイラストに挑戦しようと思いました!
基本は前回開催した似顔絵を描くコツと同じです。今回は+αとして、シンプルなテイストで描く際のコツを紹介します。では行ってみましょう!
1.既存のシンプルなイラストをよく観察
最近よく目にするシンプルな線のみで描かれた似顔絵の特徴を捉えます。
ご存知の方も多いと思いますが、作例としてのりたけさんのイラストを紹介します。このジャンルの第一線で活躍されている方ですね!いつもの絵柄で嵐のメンバーの似顔絵を見事に描かれています。
のりたけさんの作品をよく観察してみると、シンプルに見えるイラストは、細かい線で描き込んで情報量を多くするのではなく、単純で均一な太さの線で描くのがポイントになりそうですね。個人的に複雑な顔の情報を一本の線に落とさないといけないので、かなり難しく感じます。
2.顔のパーツの形を簡略化(記号化)する
細かい線でリアルに描くとなると同じ形で目を描きません。でもシンプルなイラストでは目の形を棒線と丸をくっつけただけにしても、こうすることでちゃんと特徴付けることができます。
ここで前回の似顔絵ワークで使った資料を見てみましょう!眉毛と目と髪型が重要なのは変わらずです。
それに加えて、「つり目で大きい!」「眉毛太い!」「輪郭が四角い」という風に特徴を分類して記号に変換します。シンプルなイラストでは線の量で表現せず、できるだけ単純な○や□△など図形と捉えて描くことがコツです。
3.パーツの位置を調整する
上の画像のように同じパーツでも位置や角度で印象は変わります。例えば、似た髪型の人を複数描くことになっても、目を同じ形で書いていても、角度や幅のみ調整してその人らしさを出せます。
前段階で行った特徴の分類を使って配置しましょう!
ちなみに顔のパーツが下に寄っているほど幼く、縦に広がっていると大人びた印象になります。目と眉毛の距離感、鼻を描いてる場合は鼻と口の距離感など顔の輪郭という円の中にどう配置されているか観察することが大切です。
完成🎉
約45分ほどのワークでデザインチームが作った似顔絵集です!今回は自分の顔を自分で描いてもらいました。普段絵を描かないメンバーも多い中、なかなかいい感じのイラストが多いです!私もこういうイラストを描くのが苦手なので、みんなの作品と感じたことを聞いて勉強になりました。
ちなみに私は、さっきから例に挙げているこの顔です。生首感があるので今度はバストアップで描こうと思います笑
以上!シンプルな似顔絵の描き方紹介でした〜!
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