YouTubeサムネデザイン進化録
こんにちは!デザイナー3年目の酒うさぎです。
この記事ではタイトル通りこの1年で制作したYouTubeのサムネデザインを振り返ります。手探り状態から始まったプロジェクトですが、数度のリサーチや考察を経て少しづつ変化してきました!
01 HRogメディアのガイドラインに合わせよう
弊社運営のメディア「HRog」のYouTubeチャンネルは去年の4月に開設されました。その件についてのnoteはこちらにあります↓
このチャンネルはメディアあっての存在としてスタートを切ります。そのため初期は、動画のコンセプトやサムネイルなどメディアのガイドラインに合わせて作成しました。
HRogメディアのデザインガイドラインでは、HRogのテーマである「親しみやすさ」を重視してルールを決めています。これがYouTubeにおけるデザインを決める上でネックになって行きました。
そして初期のサムネイルが出来がりました。当時はHRogらしさ×YouTubeらしさの塩梅が難しいと思いつつ、とにかく動画本数を上げる時期だったので3ヶ月ほどYouTubeにしては控えめなデザインで進めました。
02 視聴者に合わせたデザインにしよう
視聴者も順調に増えてきた2020年7月、ついに第1回チャンネルデザイン改善プロジェクトが発足します。開設してから3ヶ月間、少しづつ動画内容やサムネイルのテイストを変えて視聴者数や時間など数値の動きを見ていました。
そこで分かったこと。大事なのは『チャンネルのターゲット層に刺さるかどうか』です。
プロジェクトメンバー総出で当時わかっていた範囲の情報を整理し、「HRogメディアとYouTubeでは、同じ人材業界の人でも微妙にターゲット層が違うのではないか」という仮説のもと調査を開始しました。
【やったこと】
・人材業界で働くHRogメディアを知る数名へのインタビュー
・インタビュー結果の分析と現状を照らし合わせる
わかったことは、ペルソナは変えないままで良いがYouTubeというプラットフォームに合ったデザインにしたほうが良いということです。
ユーザーはYouTubeをよく見る人が多いものの、それは娯楽目的である方が多数派でした。そのため、親しみやすさという柔らかいキーワードに加えて、YouTubeでは娯楽目的で来た人にも見てもらいやすい「キャッチーでとっつきやすい」というコンセプトが必要だと結論づけました。
こうして当時の担当者であるデザイナーが形に落とし込んでくれたのがこちら!
背景や文字の色に合わせてキャラクターである「ふろぐん」の主線の色を変更し、また文字はYouTube上で目立ちやすいデザインにしています。ふろぐん・背景イラストでHRogらしさを維持しつつ、YouTubeのターゲット層に合わせた改変です。
03 他チャンネルのサムネイルデザインや専門デザイナーから学ぼう
昨年末からデザイン担当が私になり、サムネイルのビジュアルデザインについてもう少し改善していきたいと考えていました。
理由はコンテンツが増えて、ふろぐん意外にも似顔絵イラスト素材を掲載する必要が出たりと融通が効くレイアウトが必要になってきたからです。しかしYouTubeのサムネイルデザインに関するインプットが足りていなかったため、作成に時間がかかっていました。そこで私自身もプライベートでYouTubeをよく視聴するようにし、デザインの参考になるサイトやデザイナーさんを研究するようになります。
以下は一番参考にさせて頂いたサイトです!
今も迷ったらすぐ見に行きます。
そして現在、サムネイルデザインはこうなりました!
1年前と比べると結構分かりやすいかもですね!(いちばん最初に投稿していたシリーズは現在サムネイルのデザインを改修しており新しいverになってます)↓
結論:サムネイルデザインは文字組みとその装飾が大事
まだまだ改善していくと思いますが、ここまで作成してきて分かったことは、YouTubeサムネイルデザインは文字組みが大事ということですね。
ただ目立たせる・ゴチャゴチャさせるのがYouTube!ではなく、1番大事なところに注目してもらうことを考えて、文字組みと装飾をするとすんなり配置できると感じています。
長くなりましたが以上!『YouTubeサムネデザイン進化録』でした〜!
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