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サーモンの生簀から

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南米・チリで、サーモンの養殖産業を取材し、現場や現地の人の暮らしをお届け。環境への悪影響や、食品としての安全性が疑問視されることもあるチリサーモン。とはいえ、いろいろなところで目…
運営しているクリエイター

#サーモン

偶然を引き寄せるため、歩く

 アルゼンチンから急いでチリに戻ってきたのは、赤潮早期予測システムの構築・運用を目指す、…

志田岳弥
5年前
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最悪で最高なチリサーモンの渦にハマる

 四六時中、チリのサーモン産業について考えている。それもそのはず。文献を読んだり、事業者…

志田岳弥
5年前
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チリサーモンのサステナビリティレポートを読む。抗生物質?ASC認証?

 チリにはSalmón Chile(サルモン・チレ)という、サーモン養殖事業者やその関連企業で構成…

志田岳弥
5年前
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無修正日記【7月3日】

 ※単なる記録用として書いたnoteを、無修正でそのままアップするという手抜きnoteです。物好…

志田岳弥
5年前
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【後編】サーモン養殖産業の源流では、いかしたグローバル企業が活躍している

 前回の種苗会社に続き、サーモンの養殖用飼料を生産するグローバル企業を紹介したい。餌は、…

志田岳弥
5年前
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【前編】サーモン養殖産業の源流では、いかしたグローバル企業が活躍している

 6月26日、27日は、チリのサーモン養殖産業の源流ともいえる2社を訪ねた。一つはHendrix Ge…

志田岳弥
5年前
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1カ月の滞在で感じたことーチリサーモンの現在ー

 チリに滞在し、1カ月が過ぎた。最初の2週間は風邪。後半2週間はノミ刺されによる痒みで不眠症、という不運に嘆いた1カ月だった。とはいえ、取材のアポも順調に入り始め、今週はサーモンの飼料会社やワクチン会社などを訪れる。養殖会社の人たちとも交流を重ね、地元の新聞記者や研究者にも情報をもらった。日本にいては分からなかった事実を知った。知ることができなかったであろう、体で感じた現在の話をまとめてみる。  チリではサーモンの養殖に約3万人が従事しているという。さらに、周辺事業には約4

2週間で偶然出会った、鮭定食を支える男たち

  チリにきてから、2週間と少し。さまざまな人と触れ合った。サーモンの海上養殖を統括する…

志田岳弥
5年前
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適切に批判してもらえない産業

  昨日書いたノートに、書き忘れていたことがあった。それはチリ・ロスラゴス州の地元紙「EL…

志田岳弥
5年前
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消費と地球の裏側、南米・チリ地方紙の報道

 南米・チリ南部の港町、プエルト・モントにきてから10日が経った。私たち日本人が、日々消費…

志田岳弥
5年前
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港の市場・アンヘルモは今日も賑やか&鮮やか

 南米・チリのPuerto Montt(プエルト・モン)という、港町に滞在している。5月25日(土)、…

志田岳弥
5年前
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命の恩人との再会

 何が悲しいのか、仕事を辞めてまた南米・チリに来てしまった。パタゴニアと呼ばれる、南米大…

志田岳弥
5年前
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