斬機サーキュラーからできる3つの展開【遊戯王 Advent Calendar 2023 5日目】
はじめに
皆様はじめまして、遊戯王マスターデュエルチーム【EXTRAWIN】所属のたまごと申します。このnoteは自分にとって初めての執筆になり至らない点が多いと思われますが、最後までご覧いただけると嬉しいです。
今回の記事は同チーム所属のキャベツさん(@mtbambooygo)主催の「遊戯王アドベントカレンダー」という企画に参加しているものになります。
12月1日~25日の25日間にかけて毎日日替わりで遊戯王ブログが掲載されていく素晴らしい企画となっております。他の方々の記事も是非ご覧ください。
昨日の記事はこちら!↓↓
初めに少し自己紹介をしますと、自分は遊戯王VRAINSから遊戯王を始め、最初はアニメを見る程度でした。そしてアニメに出てきたとあるカードに出会い遊戯王にどっぷりはまっていくことになります。
そのカードこそが今回の展開の要になる「サイバネット・コーデック」です。以前より斬機サーキュラーとサイバネット・コーデックの2枚初動の展開は考えていましたが、11月にMDに追加されたファイアウォール新規によってついにサーキュラー1枚初動orサーキュラー+コストの初動になったので記事を書かせていただきました。
※この展開はランクマで使用することを想定していないため素引きすると展開が破綻するカードが入っていたり、誘発の貫通力も低いです。その点をご了承ください。
主に展開に使用されるカード達
展開に入る前に今回の3つの展開に使用する主なカードを簡単に紹介していきます
・斬機サーキュラー
効果発動したら即サレされるカードランキング堂々の1位(当社比)
コストで斬機モンスターを墓地に送りながら斬機魔法罠のサーチまで内蔵
先攻はネオテン超階乗、後攻はアプデアクセスが1枚から可能。POWER。
・サイバネット・コーデック
サイバースが誇る爆アド製造機
「コード・トーカー」モンスターがEXからSSされる度に同属性のサイバースをサーチ (1属性につき1枚まで)
灰流うららで無効にされても再度同属性をSSすればサーチ可能(???)
・ファイアウォール・ファントム
リンク素材として墓地に送られた場合に「サイバネット」魔法罠をサーチ 主にディフェンサーから特殊召喚されるが今回は別ルートでSSします
1:先攻制圧(サーキュラー+コスト1枚)
最初にご紹介するのはサイバースが誇る超展開力を活かした先攻制圧盤面になります。今回は静止画で説明しますが、一連の流れを録画したものは下に貼っておきます(もう少しで1000いいねなのでポチっと押してくれると嬉しいです)
要求手札:斬機サーキュラー+コスト1枚
結果:
・EXリンク+イヴリース+転生炎獣の聖域(特殊召喚不可、自爆特攻による解除不可)
・場、墓地のモンスター3バウンス
・相手場、墓地のカード2バウンス
・サイバネット・コンフリクト(なんでも無効)
・相手フィールドの表側カード効果無効
・魔法・罠無効
・リンク4以上モンスターへの対象耐性&戦闘効果破壊耐性
・1ドロー
デッキレシピ
こちらが展開必須パーツとなるメインデッキ22枚+EXデッキ15枚になります。ランクマッチで見かけることの少ないモンスターも多いため、まずはそちらを紹介していきたいと思います。
嵐竜の聖騎士
サイバースが有する爆アド製造機である「サイバネット・コーデック」をサーチするための「ファイアウォール・ファントム」をリクルートするカードになります。このカードは儀式魔法と共に「サイバース・ウィッチ」からサーチしますが、どちらかが手札にあるともう一方をサーチすることが出来ないため素引きNGのカードになっています。
②の効果で特殊召喚されたモンスターはターン中効果を発動することが出来ない制約が課されますが、墓地で発動する効果はその限りではないため問題なくサーチを行うことが出来ます。
ガベージコレクター
「サイバネット・コーデック」の風属性枠でサーチし、召喚権を使って召喚するカードになります。構想段階では風属性枠は「パラレルエクシード」、光属性枠は「ピカリ@イグニスター」になっていましたがピカリから持ってきた「ユウ-ai-」で出したトークンがリンク素材として使うのに不便なこと、「ファイアウォール・ドラゴン」の特殊召喚効果が起動できないことを踏まえてこのカードと後述する「バランサーロード」に変更しました。
このカードの役割は、自己蘇生された「ドット・スケーパー」を手札に戻し、デッキから「フォーマッド・スキッパー」を特殊召喚することです。「フォーマッド・スキッパー」はリンク素材になるとレベル5以上のサイバース族モンスターをサーチすることが出来るため、構想段階で風属性枠であった「パラレルエクシード」をサーチすることが出来ます。
さらに、「ドット・スケーパー」が手札に戻るため「コードトーカー・インヴァート」を特殊召喚した際に「サイバース・コーデック」からサーチしたモンスターを即座に特殊召喚できるようになり、手札に戻った「ドット・スケーパー」も後の展開で「ファイアウォール・ドラゴン」の②で特殊召喚できるため、非常に無駄のない動きになっています。
バランサーロード
「サイバネット・コーデック」の光属性枠でサーチされ、「コード・トーカー・インヴァート」によって特殊召喚されるモンスターになります。
①で増やした召喚権は「ガベージコレクター」に使い、通常召喚権は「夢幻崩壊イヴリース」に使用します。
②の効果がこの展開において噛み合いが良すぎて、「サイバース・ウィキッド」のコストで除外された場合にサーチした「ブルル@イグニスター」を即座に特殊召喚することが出来ます。
構想段階において「ブルル@イグニスター」は「ファイアウォール・ドラゴン」の②の効果で特殊召喚する予定でした。しかし、効果を発動するタイミングが噛み合わず悩んでいたところ、このカードを見つけたことにより解決することになりました。
構想段階での光属性枠である「ピカリ@イグニスター」が効果でサーチできる「ユウ-ai-」はモンスター2体の供給が可能であり、こちらはモンスター1体しか特殊召喚できない点も①で召喚権を増やすことでカバーが可能です。
展開方法
アドカレ2日目のそれはどうかなさんリスペクトで紙芝居風の展開でお送りします。かなり長い展開なので見辛いかと思いますがご了承ください。
2:ファイアウォール×5(サーキュラー1枚)
次にご紹介するのはサーキュラー1枚からFWD、ダークフルード(カウンター4つ)、ネオテン、シンギュラ、・X・をフィールドに揃える展開になります。録画した時より展開は変わっていますが最終盤面は変わっていないため、先攻展開のときと同じく下に録画したものを載せておきます
要求手札:斬機サーキュラー
結果:
・ファイアウォールEXモンスター×5
・場、墓地のモンスター2バウンス
・相手場、墓地のカード4バウンス
・モンスター効果4回無効
デッキレシピ
展開方法
3:6属性コード・トーカー
最後にご紹介するのはサーキュラー1枚から6属性のコード・トーカーを揃える展開になります。コード・トーカーはリンク先が斜めや縦にある場合が多く、盤面に揃えることが困難でしたが今回闇属性かつリンク先が左右に向いている「プロテクトコード・トーカー」が実装されたことでメイン、EXデッキ共に必要枚数を抑えて揃えやすくなりました!
要求手札:斬機サーキュラー
結果:6属性コード・トーカー
デッキレシピ
展開方法
最後に
今回は自分が大好きな遊戯王VRAINSになぞらえて展開例を3つ紹介しましたが「先攻1kill」「VRAINS最終決戦で行った攻撃力2300の@イグニスター6体を素材としたアライバルの召喚」等様々な展開が斬機サーキュラー1枚or+コストから行えます!また「ファイアウォール・ディフェンサー」1枚からでも1の展開と似た盤面を作ることが可能となっております。
前回のDCでは「斬機」が猛威を振るい、最近の大会でも「サイバネット・コーデック」を使用したサイバースデッキを見かけることも増えて大会環境で今かなり熱い(?)サイバース族。皆様もぜひ使用してみてはいかがでしょうか
明日のアドカレ記事
おつ。さんの投稿になります!