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京都へお出迎え~な旅 その3

さて、今日はどうしようか?特に予定は決まっておらず、奈良の瑛美ちゃん実家へと戻るのみ。
実は昨日、家を手放して全国を放浪中のテツさんが関西に居ることをしり、連絡してみたところ、今日の昼過ぎに奈良へ向かう途中で会うことになった。

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木音をチェックアウトして、北野天満宮にお参り。そのまま近くの嵐電の駅に向かって、瑛美ちゃんも久しぶりだという、嵐山に行ってみることにした。

1両ぽっちの電車でゴトゴトと嵯峨嵐山へ。乗り換えを挟んでおよそ30分少々の電車旅だ。それにしても、レトロ調列車を除くといつのまにか嵐電のカラーが紫色に。京都の雅な雰囲気をイメージしているのだろうか?
紅葉の時期も終わった平日とはいえ、それなりに観光客も居るのがやはり京都。
まだ何も食べていないこともあり、駅前通りの誘惑に目を取られながらも、まずはベタなルートで渡月橋へ。

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どうやら昨日はライトアップをしていたらしく、まだその名残が残っている。
そのままぶらぶら歩いて行くと、天龍寺の境内に。
どうやら竹林方面へは、この天龍寺の庭園を抜けていくと近道らしい。
せっかくだしと、通行料を納めて立派な庭園を眺めながら、竹林へと抜けていく。綺麗だな~とは思うが、まだ侘び寂びの世界を味わう境地には至っていないらしい。

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青竹が天高く歩道の両脇にそびえる竹林を歩く。
嵯峨嵐山といえば、個人的にはここが一番好きかもしれない。
久しぶりのデート気分を満喫。
そういえば、こんなに二人きりでゆっくりできるのはいつ以来だろうか?
この秋~冬は、地球宿での選挙ステイから帰ってきてから、イベント三昧でなかなかゆっくりする暇がなかった気がする。

竹林を抜けると、そこにはトロッコ嵐山駅。だいぶ前に来たときは、改札などなく、そのままホームに降りて、車内で切符を買ったような気がしたが、窓口で切符を買うようになっていた。
その時は始発のトロッコ嵯峨では立ち席を含めて満席だったものの、ここまで歩いてきて乗り込むことで、飛び込みで乗る裏ワザがあったが今は不可能だろう。
瑛美ちゃんが乗りたいな~、とポツリ。そういえば、トロッコの近くを車で通ったときに興味を持っていた。テツさんとの待ち合わせもあるので、そろそろ帰る方向かな?とは思っていたものの、検索してみたら片道だけトロッコに乗って、帰りをJR&バスで飛ばせばあまり時間がかからないことに気付く。
窓口で空席を聞くと、最後部の吹きさらしになる、5号車「ザ・リッチ号」はそれなりに埋まっているらしいが、それ以外の車両は空席充分。
それならばと、最前部車両の1号車を指定する。確か、機関車は嵯峨方に連結のはずなので、前面展望が楽しめるだろうと期待してだ。

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瑛美ちゃんもテンションアップ。短いホームで待っていると、先頭車は駅を通り過ぎてトンネル内に停車。僕らは3号車から乗り込み、トンネル内に停車中の車内を通り抜けて先頭へ向かう。
後ろの方はそれなりに埋まっていたが、先頭車はガラガラ。これ幸いにと、運転席後ろの特等席に陣取る。
トンネル内をゴトゴトと走り、抜けると保津峡の絶景に飛び出す。

この線路、元々は並行して走る、山陰本線(嵯峨野線)の本線だったものの、電化・複線化の際に線形改良も併せて行われ、トンネルで一直線にこの区間を貫くため、風光明媚な景色は望めなくなった。そこで、この嵯峨野観光鉄道が設立され、一度は廃線になったこの区間を復活。観光鉄道として大成功した経緯がある。トロッコ嵯峨~嵐山間は、用地の関係もあり、山陰本線の下り線と線路を共用しているのも特徴だ。

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寒いものの、瑛美ちゃんは大興奮。普通の列車とは違う感覚にとても喜んでいた。運転士さんが随時、アナウンスで沿線案内。徐行したり、一旦停止したり、なかなか運転業務と一緒に案内までするのは大変だろうが、面白さもありそう。(案内に集中しすぎたのか?途中の保津峡駅で、オーバーランしそうになりフルブレーキで停車したのはご愛敬かw)以前乗ったときはここまで観察していなかったので、てっきりアナウンスは別の係員がやっていると思っていた。

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サンタヌキ?一つ帽子が飛ばされている!


20分ほどの乗車時間だったが、あっという間に終わる。
列車は直ぐに折り返し運転だが、僕らはここでおりてJRの駅へ歩く。暖かいシーズンなら、保津峡の川下りを楽しむ人も多いのだろうが、大半の人は折り返していくように見えた。

帰りのJRはあっという間。トンネルの合間で一瞬、15分ほど先に出発したハズのトロッコ列車を追い越すところを目撃。あっけなく嵯峨嵐山に舞い戻った。

そのまま円町まで乗り続け、市バスに乗り換えて車をピックアップ。
奈良への途中にある、京田辺駅近くの香辛坊へ向かう。
ここでテツさんと合流して、お昼ご飯だ。
昨日は奈良駅前で飲んでいたらしく、自由な放浪生活?を満喫しているそう。東寺で行われるお祭りを見るあたりまでは、関西圏にいるのだそうだ。

ここのカレー屋さんは、オーナーが鉄道好きで、車両のサボ(行先表示板)やプレート、駅の時刻表など、さまざまな鉄道グッズに店内が彩られている。もしかしたら、オーナーさんと鉄道談義できたり?と思ったりもしたが、そんな雰囲気でもない。恐らくこのご時世で、オーナー自身がお話しする訳にもいかないのだろう。テツさんとのテツトークや近況をやりとりして過ごした。


その後、瑛美ちゃんの実家にお泊りし、翌日は恒例の奈良バッティングセンターへ。オッちゃん、少し元気がないな?と思ったら、奥さんが体調を崩しており、ほぼ一人で回しているため少々お疲れの模様。
気持ちよく打ってもらうために、誰かが打つときには必ず機械裏へ行き、コントロールに狂いがないか調整してくれるのだ。
以前は奥さんがそれを担当していたのだが、それをオッちゃんが担当。一応、オッちゃんのお母さんも応援に来てくれているが、主業務は一人でやっているんだとか。
他のお客さんがいるときはお母さんが相手してくれたが、こちらが突っ込む間もないマシンガントークのスキルは、母親譲りだということが判明。
また来るときまで元気でいて欲しいなという思いを込め、見送ってくれるオッちゃんに挨拶して、2021年最後の旅を締めくくった。

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