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大阪・奈良GPSウォークの旅(その2)

翌日、やはり優勝作品を描きたい!と、少し早めに目覚めて、作品の手直し。
GPSランナーのアドバイスも受けながら、難易度高めの一大作品にチャレンジの準備をする。
一夜明けて見ても、細かい折り返しなどもあり、結構な難関作品だ。
一緒に志水さんも伴走してくれることに。

スタートは都島駅近くから。阪神電車と地下鉄を乗り継いでスタート地点へ。

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何の変哲もない交差点だが、ここが阪神優勝への出発点。
GPSランナーあるある話しで盛り上がりつつ、「阪」のこざと篇からスタート。
今日は小春日和の暖かさ。走る気などなく、普通に着込んできた僕は、もう少し薄手の上着にすればよかったと後悔。

序盤は足慣らし的に、単純なルート。
GPSランナー曰く、人にGPSランで先導して貰うのは初めてだとのこと。持ち前の方向感覚を駆使して、順調にクリアしていく。
朝は軽めに食べたものの、途中でだんだん腹が減ってくる。

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「神」のしめす篇を描いている途中、肉屋を発見!これは丁度いいもぐもぐポイントだ。ミンチ肉コロッケをチョイスしたら、これが最高に美味しい。溢れる肉感に脱帽だ!!
メイン道路だけでなく、ディープな住宅街にも突入。明らかに不審な行ったり来たりを繰り返す。GPSランによって、かなりメンタルが鍛えられる効果があることだろう。
志水さんがポツリ。これって、右脳と左脳、両方使っているよね?
確かに、足を単純に動かすだけでなく、常に頭は次の曲がり角やUターンを行き過ぎないか気を付けている。これは脳トレにも間違いなくなっているだろう。

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そんななか、母親に連れられる子どもに遭遇。それまで笑顔でキャッキャと笑っていたが、僕の髭を見た瞬間顔が凍りつく。僕達が通過後、また後ろから笑い声が。あからさまな反応…(泣かなくてよかった)

「阪神」まで描き終え、出来栄えを確認。見事に描かれていて、これは見事だ。ここからが非常にややこしい文字。なぜ、描くのが単純な「日本一」にしなかったのだろうか?

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「優」を描いている途中、シャッターに描かれるタイガースロゴを発見!!テンションが上がる!!
右側を描くあたりでは、まだ細かい折り返しが中心ではあったものの、人偏を描くところで、描き切った後に大きく後戻りすることになる。
もう京橋商店街のすぐ近く。残るは「勝」
実は、作図しているときに、どうしてもこの「勝」が描けず苦戦。
しかし、「優」まで描いて諦めるのは悔しく、少し見る角度を変えたら…
あった!
京阪本線の筋をうまく使い、斜めにはなるものの、「勝」を浮かび上がらせることに成功。
いよいよラストスパート。
少し京橋商店街を通り、京阪本線の高架線沿いを歩く。
もうそろそろ「力」の部分に入るはず…と思うも、交差点が無い。
もうこの辺りのはず…と言う志水さんの言葉にふと右を見ると、ビルの隙間に人一人通れるような通路。そしてその奥には道路が見える…

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まさかこれ?
これは激アツな通路。
しかもこれを、また戻ってくるために2回通ることになる。
完全に地元民でないと通れない、というより、通ろうとしない道。
これはテンションが上がる。

さらにドラマ?は待っていた。
「勝」の右上の点を描いている時、ちょうど折り返し地点に警官が。車道の方を見ていたので、交通違反の監視なんだろう。職質されないか、ちょっとドキドキ!ちなみに、怪しい動きを繰り返すGPSランナー、今のところは職質をされたという経歴はないらしい。
それにしてもこれは、少々のことには動じないメンタルも鍛えられるな。

そんなこんなで、最後は京橋商店街を縦走し、ゴール地点は奇しくも昨日のイベント会場、井戸端ステーション。
距離は19キロほど。時間にして3時間半の大作!
これで今年の阪神優勝間違いなし!?
阪神の選手がこのコース、走ってくれたらとても面白そうだなと妄想。
右脳と左脳、両方使いながら走る必要があるから、良いトレーニングかもしれない。
ちなみに、京橋商店街付近でのGPSランの記録を提出で、豪華景品が当たるかもしれないイベントを開催中なので、ぜひチャレンジしてみては?(僕は当たるかな?ドキドキ!)
詳細こちら↓
https://www.kyobashi.com/gpsart-post/
昨年は惜しくも優勝を逃したタイガース。だけど着実に若手への世代交代も進み、そろそろ優勝出来るんじゃないの?と思う。今年限りで退任が決まった矢野監督の胴上げの為にも、頼むで!!

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無事に完成したことを祝しながら、商店街内の洋食屋さんで遅めの昼ご飯を食べて、志水さんとはお別れ。
僕は本日の宿・大和八木のゲストハウス「はじまり」へ向かう。
近鉄の大阪本線と橿原線がクロスする交通の要所。
駅から線路沿いを少し歩いたところにある、閑静な住宅街。部屋によっては列車が見えるだろうから、鉄ちゃんにもおススメできるかも。

夜ご飯はおススメしてもらった、小さなオムライス屋さん。
なんと、ノーマルのオムライスは600円から!
追加料金のデミソースや大盛、さらにドリンクまで追加しても1000円ジャスト。こんな料金で大丈夫なの?と心配になる。
お喋り好きな店主さん曰く、これでも原材料費の高騰もあり少し前に値上げしたのだとか。
以前は別の場所でもう少し大きい店舗でスタッフを抱えて営業していたが、営業スタイルを変えたのが、コロナがやってくる1年ほど前。
偶然ではあるものの、この業態縮小が功を奏したのだそう。
閉店時間を過ぎてしゃべりこんでしまい、宿へ戻る。
オーナー・山本さんと、宿オーナークロストークタイムだ。
あるある話や面白話、この立地ならではの苦労話やメリットなど、様々なお話を聞くことができた。

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