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大阪・奈良GPSウォークの旅(その3)

3日目の朝は、7時半ごろまで爆睡。
最初は近鉄フリー切符を使って伊勢神宮に行くのもありかなと思っていたが、昨日、宿の周辺案内地図を見ていて、石舞台古墳が近いということに気づく。橿原神宮とセットで回ることも出来そうだ。
それを山本さんに話すと、ぜひ飛鳥寺の大仏も見てほしい!とおススメされたので、せっかくなので行くことに。
石舞台古墳まではそんなに坂もないからね~と言われ、安心して出発。

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まずはこれもおススメのサンドウィッチ屋さんに行き、食料調達。
ここのオバちゃんも、とてもフレンドリー。ついつい店先で話し込んでしまう。
まだ空気は冷たい中、出発。
変速付き自転車のお陰もあり、途中までは快走。
小川沿いを走り始める辺りから、じわじわと勾配が出てくる。
あれ?やっぱり平坦じゃないぞ。
万全の状態なら良いのだが、昨日の19キロウォークもあり、足の状態はかなり悪い。
後半は汗だくになりながら、必死で自転車を漕ぎ、ようやく石舞台古墳に到着だ。

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まずは隣の公園で、古墳の頭頂部をチラ見しながら、サンドウィッチの優雅な朝食を。
天気が良く、日差しがとても暖かい。

そしてお布施をお支払いして、古墳の中へ突撃。(JAF割が効いた)

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多分以前来たのは小学校の頃。奈良が大好きだった、母方の祖母と一緒に来たという記憶はあれど、細かいことは覚えていない。

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中に入ってみると、とても巨大な石が見事に組まれていて、昔の人の技術は凄いものだと感心だ。
暫しひんやりする古墳の中の空気を味わい、次の目的地・飛鳥寺へ向かう。

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ここには日本最古級と言われる大仏がある。目の当たりにすると、想像していたよりは小さかったものの、むしろ親しみのある雰囲気。

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境内をぶらついてみると、梵鐘があり、自由に衝いてよいらしいのでゴーンと一衝き。

そして目指すは橿原神宮。下り坂を快調に飛ばしていたら、途中で良さげな感じの和菓子屋さんを発見。

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「でっちようかん出来ました」の張り紙につられて入ると、なんと今日は感謝デー。定価でも安いと思うのに、それが20%オフぐらい。
これは買わなきゃ!と、お土産にでっちようかんを買って帰ることにした。

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橿原神宮は初めての訪問。巨大な鳥居をくぐり、厳かな雰囲気の中を参拝する。できれば近くの畝傍御陵などを散策してみたいものだが、もうすでにあまり時間はない。
それでもふと気になった池の方へ歩くと、そこは鴨の楽園。

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パンを持参して餌やりをする人も多く、あ、朝のサンドウィッチのパンを少し残しておけばと思う。

再び宿に戻り、山本さんに挨拶して出発。
しかし、あえて名古屋方面ではなく、一旦大阪まで逆戻り。
途中の布施で降りて、お昼ご飯タイムだ。
目指すはお寿司屋さん。海舞と書いてうまいと読ませる。

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PAYPAYのキャッシュバックキャンペーンが東大阪市で開催されていることもあり、折角ならば…と検索していたところ発見。行ってみることにしたのだ。
アーケード商店街をぶらぶら歩く。昨日・一昨日の京橋でもそうだが、大阪近郊はアーケード商店街がまだまだ元気。そんな中を何か面白いものないかな?と歩くのも、大阪の楽しみの一つだ。
海舞に到着。すでに店の外に待っている人もおり、大人気店であることがわかる。店の外には魚が入っていたらしき箱が積まれていて、もしかしたら鶴橋の市場で毎朝買い付けているのか。
今日の帰路は、大阪なんばを14時のひのとりを予約。少し時間も気になるところだが、まだ大丈夫だろうと列に並ぶ。
中に案内され、10貫にぎりを注文。さらに追加であん肝も。
出てきたお寿司はホントに豪華でビックリ。
これで通常価格が800円ほど。さらに特大のあら汁(ちゃんと炙ってある)まで付いてくるとは、大満足の内容だ。

予想外に満腹。実は551の豚まんでも食べようかと思っていたものの、もうこの時点で無理だと判断。今夜のゲストさんと一緒に食べようと、お土産で豚まんを持ち帰ることに。(場所が分かりにくくて布施の駅周辺をぐるぐる)
なんだかんだでもうすぐ14時。鶴橋に移動して、お待ちかねのひのとりに乗車。
何回乗ってもワクワクする車両だ。
帰り道はなんと、最前列の展望席をGET!
しかしいざ座ってみると、1列席(窓側)だと、前面窓の窓枠が案外邪魔になってしまい、前を見ることが難しい。(体を少し、通路側に寄せる必要あり)どうやら、二席並びの通路側最前列がベストポジションだろう。
津まではノンストップで駅をすっ飛ばしていく快走。
隣の老夫妻は、おおよそ30分ごとに反対から来るひのとりとすれ違う度に、その姿をカメラに収めようとするが、なかなか撮れない模様。(まあ、相対速度は200キロを超える。いわば新幹線並み。姿を見てから携帯カメラを起動してたら間に合わないよね)
名古屋到着前にもう一度すれ違いますよ。と教えてあげたら、今度こそ撮りますね!と意気込み、ラストチャンスは無事に撮れたようだ。

快適な2時間の旅はあっという間に終わり、名古屋へ。ホニャラへの帰路についた。

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