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ホニャラ旅日記 飛騨&木曽旅(4章)


高山ノンビリデイ【4日目】

とまるの朝。横関さんの奥さんが焼いたというパンをいただき、少しノンビリしてから朝市へ。横関さんに案内してもらいながら、宮川沿いへと向かう。

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以前は大勢の観光客が行き交い、店もひしめきあっていたものの、今は屋台はせいぜい両手にも余る程度しか出ておらず、人もまばら。
それでもなぜか、屋台の間隔が歯抜けのようにポツリポツリと。ソーシャルディスタンスをとっている訳だも無さそうだし、もっとキュッと固めれば良いのにと思ったら、出店者の縄張り?はしっかり決まっているらしく、どんなに少なくても決まった位置に出店するからこうなるのだそう。
明日、帰ることもありせっかくなので野菜でも買おうかな?と、オバチャンが構える店を見る。
あまり沢山買わないのに、ドンドンおまけしてくれて、ありがたい。

一旦とまるに戻り、荷物を部屋から引き上げるものの、のんびりとおしゃべりしながら過ごす。弱尊に行くため、11時半のオープンを待つのだ。
その間に、奥さんや娘さんも来てくれたりして、少しにぎやかな時間を過ごす。

待ちかねた、久しぶりの弱尊。味に関してはもういつものお味。相変わらずの盛況で、もう少し遅かったら、満席になるところだった。少しだけオーナーのジョーさんともお話しすることができた。


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帰り道、ふと目を見やると、靴屋さんのショーケースに並ぶ、いぬ。
最初は置物かと思ったが、あまりにもリアルすぎるので、寄ってみてみると、本物の犬だ!
おとなしくて、番犬としての役割は?だが、看板県としては二重丸。
ほっこりしつつ、高山をあとにするのだった。

さて、再び飛騨古川・東町のポッキー宅へ。実は昨日、丁度ほしいタイプの建具があり、確認してもらったところ、使ってもらっていいよ!とのことだった。そのため再び訪れ、建具をしっかり頂くことに。

そして今回高山に来る一つの目的でもあった、ふーちゃん家へ向かう。
瑛美ちゃんのセラピーを受けるのがきっかけで知り合ったのだが、今回、実家が取り壊しになるということで、要らないものを持って行っていいよ!とありがたい話を頂いていたのだ。
そんなにいいものはないかも・・・とは言っていたものの、着いてみれば宝の山。
そして目を疑うモノが!
倉庫の中に、薪ボイラーが鎮座しており、これも持って行っていいよ!とのこと。
え?
これもう風呂の準備出来ちゃったやんか!
先日の奈良井宿での手伝いでGETした、風呂浴槽と、セットで使える。
しかし、車に積むスペースが難しい。
(他にも沢山積むものがある)
なので、最悪また、ポッキー宅にお願いするか…と思いつつ、明日乗るおしょうのスペースを残して積めるだけ積む。

予想外の結果に驚きつつ、今日の宿泊場所の飛騨小坂へと向かう。
懐かしの高山線沿線(JRは元職場)を走り抜け、飛騨小坂の街を通り抜けて山奥へ。
少し開けた小さい集落の中に、本日泊まる、「おさかのおうち」はあった。
宿主のジュンコさんと、かわいい猫が出迎えてくれる。
少し話していたら、なんか初めてではないような気がする。
記憶の糸をたどり、もしや!と思って尋ねたら、ビンゴ!
まだホニャラノイエが開業する前の話、白川町で移住関係のイベントがあり、瑛美ちゃんと共に参加した時、ディスカッションセッションもあり、同じグループにいた仲間だったのだ!

その時はお互いにまだ、宿開業の準備段階だった。これも偶然の導きだと、お互い再会を喜ぶ。

ここは築200年の立派な古民家をリノベーション。ジュンコさんとジュンコさんの母。さらに1匹の猫と3匹のヤギもともに暮らしている。

猫はかまうと逃げるが、放置するとすり寄ってくる性格。
というか、実家にいるドラ猫・シンとそっくりだ。
見た目や体格だけでなく、抱き上げて顔の前で睨めっこすると、顔に手をかけたり、餌をねだるときの鳴き方だったり。
年齢もほぼ同時期になるらしい。
もともとは保護猫だったらしいが、そういえばシンも、知り合いのさらに知り合いのつてからやってきた。もしかしたらどこかでつながっているのかも?
ヤギさんはまた明日、見せてもらうことに。

夜ご飯はケイちゃんやホルモン焼きをセルフで作って食べる。
ここは、食材を用意してくれたりはするものの、基本的に自炊なのだ。
満腹になり、お次は温泉へ!
近くにある温泉施設・ひめしゃがの湯へ。僕は以前に一度だけ来たことがあり、泉質の良さは確認済み。
温泉水の持ち帰りもできるよ!ということで、ペットボトルも持っていく。

ノンビリと温泉に浸かり、休憩所でノンビリしていたら、瑛美ちゃんがとんでもない朗報を。ジュンコさんに荷物のことを話したら、なんと明日、トラックで運んでくれるとのこと!
もう一度高山に来なければいけないな~と思っていたので、これはありがたい話。
本当にいいのか確認すると、快諾いただきプランの再構築。
最初は明日、下呂でおしょうと合流した後は、下呂の山奥のカレー屋さん・伽哩奔放に行き、のんびりと寄り道しながら帰る予定だった。
が、伽哩奔放の後、もう一度飛騨小坂に戻り合流。高山経由でホニャラに向かうことに決めた。

まさかの偶然の出会いから、ホニャラノイエに引き寄せられるように、露天風呂の材料が集まる。不思議な出会いもあるものだ。

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