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完成が予想できない楽しみ

今、写真家さんと色々試みを始めています。

写真と僕のアップリケ含むイラストレーションを掛け合わせる実験。

最近のイラストレーションの仕事でもイラストをジオラマ仕立てにしてカメラマンさんに撮影してもらうという掛け合わせる仕事のやり方をしていましたが、さらにそこに作家性をいれて掛け合わせるということをやってみようと思っています。


仕事では「こう見せたい」「こう売りたい」という方向性が一つなので、そこに向かってみんな走るのですが、今やっているのはお互いの作家性をぶつけながらなので、どういったものができるのかが未知数です。

つまり、完成が見えないところからスタートです。

そこが面白くて楽しみでもあります。


昔やっていたRe:VERSE3人体制のときも、それぞれが絵描きだったので画面上でめちゃめちゃぶつかってました。融合できているのかもわからない感じでした。

でも出来の良し悪しはともかく、その行為自体が面白かったんですよね。


それから16年。

実験をまた始めようとするのも、「人と一緒にお金に縛られずにもの作りすることが大好き」だからなのかもしれないです。