ダウン症を持つ娘の未来に関わる話
ダウン症を持つ娘は将来どんな人生を送るのか、
知的障害を持つ一人娘の彼女が私たち親がいなくなった将来、
どのように暮らしていけるのか。
それを考えない日はありません。
親の思い描く未来は隔たりのない世界。
彼女もきちんと仕事を持ちお金を稼ぎ、
仲間に囲まれて暮らしていく。
そんな未来が彼女にだってあっていい。
じゃあ私たちがその未来に向かってできることって何だろう。
私たちがぼんやりと思い描いていた絵を、
しっかりと形にしようと行動している若者にある日偶然出会いました。
大阪市中央区。
2022年5月にオープンしたばかりのおしゃれなカフェ、
「HICARU COFFEE」のオーナーであるエイト君。現在25歳。
丁寧に淹れてくれるコーヒーと、
甘味を抑えつつもしっかりとした味わいを感じさせてくれるケーキ、
さっぱりと纏められた空間内でいただくそれらはどちらも美味しい。
それだけでも行く価値ありなお店なんですが、
もう一つ大きな特長があります。
それは、このカフェにはスタッフとしてダウン症の女性がいるということ。
ケーキ作りから接客、雑用まで彼女は見事にこなしています。
https://www.instagram.com/hicarucoffeeroaster/
↑詳しくはインスタをチェックしみてください。
エイト君が思い描く世界は誰にでも居場所のある世界。
彼は物心ついてすぐの頃にダウン症の弟さんを亡くされていて、
「もし今弟が生きていたらどんな風だったろう。」
そんな思いでダウン症の方々が生き生きと働ける環境を、
自らの力で築き上げようとしています。
そして今はロケットを打ち上げ、軌道に乗せていく途上の段階。
彼が挑戦しようとしていることは、
まだ国内でもあまり例のないことです。
例はないけど彼の行動は、
私たちが心待ちにしている未来をぐんと近づけてくれる大きな光。
自分もまさかこんな近くにこんな人がいるなんて思いもしなかっただけに、
彼に協力応援する気持ちが強くあります。
この光を輝かせ続けていきたい思いから、
今回のクラウドファンディングに対して自分なりの支援の意志を表明しつつ、
少しでも多くの方々に知ってもらいたいと考えました。
↑クラファンの詳細はこちら。（期間は9月中です）
大阪からいろんな街、いろんな国へ。
この想いを共有できる方はきっとたくさんいるはずです。
もしほんのちょっとでもご興味を持たれた方、
できればこの投稿を拡散していただければ幸いです。
世界中にこの思いが届きますように。
どうかよろしくお願いいたします。
2023年9月23日
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