見出し画像

運動前に花を咲かせましょう

こんばんは。3回目の更新です。

「ウォーミングアップ」についてお話をしようと思います!

まず、ウォーミングアップの目的として…

①運動中の傷害予防②運動パフォーマンスの向上③主運動に対する心理的準備

などが挙げられます。

そして生理的な効果として

①体温上昇②呼吸循環器系の変化③神経機能亢進④柔軟性増加

などが挙げられます。

ここでなぜ僕が花を咲かせるというタイトルをつけたか?

それは身体の状態を春夏秋冬に例えようと考えてみたからです!身体を動かし始めるということは少しずつ身体を温めていく、そうすることで夏という1番温度が高く筋肉自体が緩みやすい時期(要するに主運動)に向かっていけるというイメージです!(これは師匠の先生の勉強会で学んだお話を少し参考にしています)

かと言って、ウォーミングアップ…色々な要素がありすぎてどこから手をつけよう…あたふた…。

そこで、今日ピックアップするのはウォーミングアップの「声出し」の是非について僕なりに考えてみました!

野球の現場では声を出してアップをすることが多いです。列を作って大きな声でイッチニッという感じで、まさに野球部の代名詞のような!

声出しにはどのような要素があるのか。

僕が思う要素を挙げますと…

①換気の亢進②心理的高揚感

これがメインになると思ってます。

まず①。声を出すということはその分酸素を吸わないといけない、ましてや、野球部のランニングの声って結構おっきいんですよね。となるとその声を出すためにたくさん酸素を吸う必要がある。運動を始めると徐々に心拍数、換気量、酸素摂取量が増えていきます。ウォームアップは最終的に主運動にできるだけ強度を近づけて行うことが必要です。そこに向けて段階的に身体への負荷を上げていきます。しかし、予期せぬ時間のズレ、また選手交代などでウォームアップからのタイムラグがある場合など、掛けることができる時間が短い時もあるでしょう。そう言った時に声を出すことで素早く身体の生理的な反応を上げることができるのではと考えます。多くの酸素が必要になると、吸った酸素を回すために心拍数が上がり、安静時よりも多くの血液が身体全体に行き渡ります。

ただ、ウォーミングアップの1番初めにこれを行なってしまうと、身体が適応できずに酸素借(運動開始初期には酸素必要量と酸素供給量との間に差が生じ、ここの不足している酸素の量のこと。これは無酸素系で補われる)が増え、結果身体に蓄えられているエネルギーが動員されます。運動強度にかなり左右されますが…

みなさん暑さに慣れてないのに急に夏になったら体しんどいですよね?冬から一気に夏になったら体ついていかないですよね?そんな感じに思ってもらえると!

なので声を出すのは少し身体があったまってからがベストなのかなと思います!

そして②。これ結構重要だと思います。特にチームスポーツにおいて一体感を高める時間としてめっちゃ必要な時間です。試合に向かって気合を入れる。試合前の円陣とかもそんな効果があるかなと。

また、大きな声を出すことで脳の反応で「シャウト効果」も期待できます。これは、普段制御されている脳のリミッターを少し開放することで発揮できる力、パワーがアップするという反応です。火事場の馬鹿力みたいな感じです。トレーニングとかでも重いもの持ち上げようとする時、声を出すと少し力が出る感じを経験した方もいるかもしれません(ちなみに僕はトレーニングのとき、追い込んでたら無意識に声出ちゃいます…余談ですが。)こんな効果も期待できるので、結果心理的高揚感を得られるのではないでしょうか。


以上からウォーミングアップの声出しにはこういうメリットがあると考えます!ウォーミングアップでしっかりと身体の花を満開にしてみましょう!


これからさらに研究を深めて、ウォーミングアップシリーズ投稿してみたいと思います!

お時間ありましたら一度覗いていただけると嬉しいです!

最後までご覧いただきありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?