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OMORIを見てみた感想と考察(その4)

最初に

この記事は前回の「OOMORIを見てみた感想と考察#5」の続きです。前回を見ていない方はそちらから見ていただくことを推奨します。また、OMORIは「死」と「うつ病」、「精神的恐怖」の要素を含むゲームであり、サイコホラー・狂気的なシーンも一部に登場します。そして、主は「自殺」表現が苦手であります。極力最後までプレイつもりですが、予想外のシーンや演出によっては、続きを書かない可能性もあります。ご了承くださいませ。また、この記事にはネタバレを多く含みますのでご注意ください。また、主自身のトラウマと関係している描写があるため、自分語りなどがあります。
この記事は主が実際にプレイしたうえで、さらに実況を見てから書いております。そして、今回の拝見させていただいたOMORIの実況は、ジャック・オ・蘭たん様の実況でございます。敬意を示しつつ、チャンネルを掲載させていただきます(日本語怪しいぞおい。敬意伝われ。)。





挨拶

うっす!!オラたけぽんず!!みんな元気してっか??

すみません。キャラ戻します。改めましてお疲れ様です。近況報告と言えば、ついにプレイの進捗が実況動画まで追いついたんで、これからはプレイ→実況視聴→記事の順番で書きそうです。というか、かなり先まで進んでいます。これだけハイスペースで記事を書いていますが、プレイの進行度がとても早く、記事の追い付かせよう頑張っています。いや、プレイするの楽しいもん。進んじゃうよ。そして、皆さんもわかると思いますが、ここ数日の時間はOMORIにすべてを捧げています。もう夢でもOMORIしてるんですよ。本当に楽しんでます。
今回はジャック・オ・蘭たん様の実況動画の#6と#7の途中の範囲で感想と考察を綴っていきます。現実世界でバジルとアルバムをみて帰るまでのはんいです。オーブリーにアルバムを盗られてしまったバジルと、それを取り返すためにオーブリーを追うサニーとケル。一体オーブリーは何故アルバムを盗ってしまったのでしょうか。では、綴っていきます。動画はこちら!!


チャーリーとエンジェル

公園に向かったサニーとケルは、チャーリーにオーブリーの居場所を尋ねます。すると、チャーリーはカサカサ揺れる木をボン!!木からエンジェルが落ちてきます。

エンジェル、絶対シャツ逆に着てるでしょ。。。胸から羽生えてるよ。。。あとリーゼントに髪留めは可愛い。。。戦いの時にチャーリーは一切手出ししないあたり、ケルの言う通り本当はいいやつなのでしょう。

エンジェルに誘導されて、サニーとケルはミカエルのもとに来ました。失礼、THEマーヴェリックでしたね(笑)初登場のTHEマーヴェリックは、女の子と遊んでいて自慢話をする、ナルシストでした。まさしく、道を踏み外した残念系天馬司みたいな印象でした。そして、服が微妙にダサい!!ワイシャツの着こなし方が、なんだろう、すごくダサい。せめて上着着たらどうなの。。。。ミカエルにオーブリーの居場所を聞き出そうとしますが、ミカエルはケルを好敵手と言い、決闘を申し込みます。決闘後も「THEマーヴェリックと呼んでくれるまで、オーブリーの居場所は教えてやらん!」と言い張ってましたね。こりゃケルも呆れるわ。。。。

にしても、エンジェルと言い、ミカエルと言い、天使に関わる名前が当てられていますね。

ミカエルに呆れたケル達はキムを探すことに。そのキムはヴァンスと一緒にお菓子売り場でキャンディを盗もうとしてました。このキムとヴァンス、夢の世界の遊び場にいた子たちに似てますね。ヴァンスはもう一週間もキャンディを食べてなくて死んでしまいそうだろいう。どんだけキャンディすきなんだよ。そしてケル。お金がないって言っていたのに、どうやってキャンディーを買ったんだい?まざかケルも盗みを。。。。。突っ込みどころ満載なこのシーンで、やっぱりサニー達はキムたちと戦うことに。ケルも言ってましたが、どうして戦いをしたがるんでしょう。

そして、キムはオーブリーの居場所について、教会にいると言いました。ついにオーブリーの居場所を掴めた二人はさっそく教会に向かいます。

余談ですが、主はエンジェル。ミカエル、キムの三人に負けています。あいつら強いよ。



オーブリーと教会

教会へ到着した二人は、外からオーブリーの様子を伺います。どうやらオーブリーはお説教中なので、待つことに。が、サニーは教会のドアを開けてしまします。ええぇ、開けるのかよ。仕方なくこっそりオーブリーのそばに行く二人。そして、ついにオーブリーと話すことができます。

急に話しかけられたオーブリーの赤面にまず感謝を。可愛い。

さっそくケルがオーブリーにアルバムの話を持ち掛けます。しかし、オーブリーに関係ないと言われてしまいます。

「親友だったのにないわけないだろ!」
「まぁそのとおりだよ。親友「だった」、ね。」

「だった」と言うケルのセリフから、ケル自身もオーブリーとの間に深い溝を感じているのでしょう。今の不良仲間に会ってから、オーブリーはケルたちと関わることがなくなったそうですね。

「そんなのマリが聞いたら絶対悲しむぞ」

マリちゃんはみんなにとって大切な存在だということがわかります。マリちゃんは、みんな仲良くしてほしいという想いがあるのでしょう。

「マリちゃんの考えなんて、誰も気にしねぇよ!マリちゃんはもう死んだんだ。

ここでマリちゃんが死んだことが明かされます。こんなにあっさり、仲間の死が明かされると、すごく心に来ます。主は最初にサニーが目覚めた時に家に来たマリちゃんは、サニーの幻覚で、マリちゃんはお母さんのところにいるもんだと思ってました。マリちゃんの身に一体何があったのでしょう。
そして、マリちゃんが無くなったとき、それぞれが落ち込み、それぞれが心に傷を追ったことがわかります。そのなかで、オーブリーちゃんは一人ぼっちになってしまい、寂しい気持ちを味わったのでしょう。居てほしいときに隣に居なかった。そんな気持ちが、「昔の友達なんて、肝心な時だけあたしのそばに居てくれなかったクズばっかじゃない。」という想いに変わったのでしょう。昔の思い出を忘れたくて、今までとは違う自分になるためにオーブリーはグレたのかもしれません。

「バジルがそう言ってただけだろ?アタシが安全なところに置いて守ってやってるんだよ」

アルバムを安全なところに置いていたということから、もしこれがオーブリーの独りよがりじゃなければ、バジルはアルバムで何か企んでいるのでしょうか。

「マリちゃんが死んだとき、アンタはすぐ立ち直ったもんね。」

ケルならすぐ立ち直りそうですけど、その単純さがオーブリーは気にくわなかったのでしょうか。みんなが落ち込んでいる中、すぐ立ち直ったケルを見ていると、ケルにとってのマリちゃんはそんな軽い物なのかと。オーブリーはそう思っているんだと感じられます。

「アタシが毎週来てるのはね。今になってもどうしたら心が安らぐのか、ずっと模索しているわけ。」

マリちゃんの死に未練たらたらですね。自分が居心地がよくなるためには、昔の友達もマリちゃんのことも、すべて忘れることだと考えているのでしょうか。しかし、忘れたくても忘れられない。そんな大事な思い出だから、オーブリーはきっとどこかで、もう一度6人と一緒に居たいと思っているはずです。

騒ぎが大きくなって、周りの人達からも注目も注目し始めます。

「ケル。アンタ、自分のことを正義の味方とでも思ってっるんだろ。」
「そこまでいじめっ子だと思い込みたいんなら….お望み通りいじめてやる!」

泣きながら訴えてくるオーブリー。昔は親友だったのに、ここで戦ってしまうのかと思うと、とても胸が痛くなります。大事な時に隣に居なかった人が、今更になって踏み込んできて、自分をいじめっ子扱いしだしたことに、ムキになったのでしょうか。それに、この言い方だと、オーブリーはバジルをいじめている自覚は無いようですね。何等かの理由があってバジルを敵視しているようです。アルバムを盗ったことも何か関係ありそうですね。

教会のなかでずいぶん暴れてしまったオーブリーは、教会を飛び出して行ってしまいます。周りの声から推測するにオーブリーは父親を亡くしており、そのあとからグレたのでしょう。どうしても昔の友達と関わりたくなさそうなオーブリー。もう一度、オーブリーがみんなと一緒にいることはかなわないのでしょうか。

バジルの家

教会から出た後、オーブリーの家のゴミ箱からアルバムを拾い、それをバジルの家まで届けに行きます。バジルの家ではバジルと3人でアルバムを見ることにします。
ここにある写真は、そのほとんどが夢の中の写真と同じような写真であり、バジルとサニーが仲良かったこと、サニーとマリちゃんがバイオリンをしていたこと、オーブリーちゃんはピンクが似合うこと、などなど、昔のみんなの思い出がたくさん見られました。が、マリちゃんの写真だけ一枚も見当たりません。オーブリーが持っているのか、はたまたバジルが隠しているのか。もしくは、マリちゃんの記憶を消したくて誰かが捨てたのか。このアルバムは大きく物語に関わってきそうです。

その後、ケルはお手伝いに、サニーはバジルのおばあちゃんの部屋に行きます。部屋にあったのはサギソウ。花言葉は「夢でもあなたを想う。」です。ここでも花が出てきましたね。想うというのは、おそらくマリちゃんが対象でしょうか。みんなマリちゃんのことが好きなので、おそらくこの花はみんなに当てはまることであり、それぞれがマリちゃんを想っているのでしょう。

部屋にバジルが入ってきて、アルバムを譲ってくれます。返して欲しがってたアルバムを、なぜサニーに渡してしまったのでしょう。純粋にサニーに引っ越しても寂しくないように渡したのかもしれません。が、なにか裏がありそうです。

そして、サニーはバジルがトイレで苦しんでいるところを見ます。バジルからは黒い何かが溢れだしそうです。バジルの目が開き、その目は水色に発光しています。セリフからして、この瞬間からバジルは何かにとりつかれてしまったのでしょうか。サニーはその様子を見て、怯えてしまい、部屋から出ようとします。

「君にも….君にも見えるんでしょ?」

バジルとサニーに見える黒い何か。この黒い物の正体は一体何なのでしょう。

「何で….何でそんなに怯えているの?」

このセリフから、バジルは黒いなにかを含めた自分を怖がらないでほしいように見えます。過去にサニーにこの姿を見せた時に怖がられてしまったのでしょう。もしかしたら、サニーが引きこもる原因になったものなのかもしれません。

「え、待って….サニーくん、お願い….置いていかないで….また、おいていかないで….」

置いていかれるバジルはサニーを引き留めようとしますが、サニーは部屋を出てしまいます。バジルのあの黒い何かは何だったのでしょうか。でも、今までの描写から、バジルの黒い何かががサニーのトラウマなことは間違いないようです。仲のいい親友が化け物を飼っていたら怖いですよね。

ポリーのセリフから、バジルはトイレにこもることが多いそうです。おそらく、黒い何かが溢れそうになるのを止めるためにトイレに行っているのでしょう。なにがトリガーで溢れそうになるのかはわかりませんが、今回はケルとサニーと思い出話をしていたことから、思い出がトリガーなのかもしれません。

ケルと別れたサニーは家に入ると、家は蜘蛛と蜘蛛の巣で荒らされていました。前回家の中でサニーが幻覚を見た時は、階段が無限に続いていて、そこから黒い何かと戦いました。そのあと夢の中で高いところは怖くなくなっています。おそらく、今回は蜘蛛、もしくは蜘蛛の巣がトラウマの対象なんだと思います。今回も黒い何かと戦ってる時、「集中」を覚えて幻覚から解放されました。この物語は進むごとに、サニーのトラウマを克服していく物語でしょうか。

黒いなにかを倒した後、サニーは就寝して夢の世界に向かいます。現実世界を探索して、様々なことがわかりましたね。今回出てきていないヒロ君がどう変わっているのかが心配です。次の日に帰ってくるので、その時にヒロ君がどうなっているのか、楽しみですね。

最後に

いかがでしょうか。
記事を書いていく上で、考察がメインとなっており、感想があまりにも少ないところが反省点です。もっとキャラクターに寄り添って、それぞれのキャラクターのことを理解していけたら、考察ももっと奥深くできると思うので、その辺を心掛けて次回も描いていきます。プレイのほうがだいぶ先に進んで住まっているので、ライターのほうも頑張って追い付きたいです。では。



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