2020年フロントエンドで実現したいこと

IT業界に転身して今日から5年目です。昨年はアウトプット量が自身歴代最大の年でした。記事・商業誌・同人誌・登壇資料… いずれも読者に得をしてもらえるよう、全力の工夫を凝らしました。「資料の出来」で読者との信頼関係が決まるので、少しも手を抜きませんでした。

「アウトプットを通じ、ものごとの価値を最大化し届けること」は、フロントエンド業の本質だと考えています。アウトプットが多くの方から評価頂けたことは、このうえない自己実現となりました。お求め頂いた方に改めて感謝いたします。

執筆で私が学んだこと。それは「より多くの人が理解・納得できる表現が、より支持を得る」という当たり前のことです。本気で伝えたいのなら、本気でハードルを下げるべきです。これは、執筆という「修正不可能な一方的活字」に限られた世界だからこそ気がつけた事かもしれません。

ホスピタリティとDX

フロントエンドに限った話ではありませんが、現場では日々、開発体験の向上が望まれています。技術的に解決されていくこともありますが、要因の大半はソフトウェア以外にあるように思います。それはちょっと耳が痛い話かもしれませんが「コミュニケーション」に依るものです。

「他のメンバーが働きやすいか?」を考え、行動に移しているメンバーとは、いつまでも一緒に働きたいですし、また選べるのなら一緒に働きたいと思います。サービスを構成するのは、ほかでもないヒトです。私たちの言動・行動は、誰かのDXそのものになっています。

良いサービス提供・良い開発現場というのは「言葉選びひとつが重要」であると、誰もが気づいているでしょう。無駄がなく、理解しやすく、欲しいものをスッと出してくれるサービス・メンバーと共に、人生を送りたいです。私たちは「それを作り・それに成る」ことを目指しているように思います。

フロントエンド定性価値の転換

このように「価値を届ける」ということは、必ずしもエンジニアリングで解決するものではないと思っています。そして、この「定性的要因」が、フロントエンド領域には、どの分野よりも沢山眠っていると感じています。

フワッとした内容ですが、これを発掘定量化し、フロントエンドの可能性を明るみにすること。これが私の新年の抱負です。

今年もよろしくお願い申し上げます。


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