見出し画像

「つば競り合い」?

「せり合い」の「せる」は「迫る」で、少しずつ間隔を詰める、少しずつ前に移動するの意。相手の刀を互いにつば(刃と持ち手との間にある板状の部分)で受け止めて押し合うことから、激しく争う意の「つばり合い」という言葉ができました。

よって、「つば競り合い」の表記は好ましくありません。

皆様からの尊いご寄付は、今後の執筆活動に活用させていただきます。なにとぞご支援を賜りますようお願い申し上げます。