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「小春日和」

2014年度の「国語に関する世論調査」によると、「小春日和」の意味として「初冬の頃の、穏やかで暖かな天気」と答えた人の割合が51.7パーセント、「春先の頃の、穏やかで暖かな天気」が41.7パーセントでした。また、年代別では30代以上で前者を回答した人の方が多いのに対して、20代以下では後者を回答した人の方が多いという結果でした。

「小春(こはる、しょうしゅん)」とは、陰暦10月の異称。これは、冬の初め、日本付近が移動性高気圧に覆われる気圧配置でもたらされる、春に似た温暖な気候に由来します。

したがって、「小春日和」は春先の天気のことではありません。

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