私流。平泉寺散策 & 撮影 〖苔の境内〗
国史跡で日本遺産にも認定されている「白山平泉寺旧境内」(福井県)の撮影を始めて9年目、国特別史跡の「朝倉氏遺跡」の撮影は15年目になります。
60年以上も前に、NHKTVで「事件記者」という人気連続ドラマがありました。「現場百ぺん」と「夜討ち朝駆け」という言葉を知ったのはこの番組でした。
私の撮影スタイルも「現場百ぺん主義」です。(さすがに定年退職後は歳には勝てず、早朝・夜間の「夜討ち朝駆け」の撮影は激減しました。)
幅広く多くの撮影地を撮り歩くのではなく、近場で何回も通い詰めて撮り続ける主義です。
そしてインプット(撮影)だけでなく、アウトプット(写真展、写真集)にも力を注いできました。質的には決して自慢できるレベルのものではありませんが、量的にはかなり頑張っているつもりです。
老いの戯言、愚痴話になってしまい失礼しました。
このような調子で私の写真ライフも27年目になりました。
本格的にライフワークとして取り組むようになってからは15年目になります。
本題に入ります。
今回は、「祈り」と「いのち」をテーマに撮影に取り組んでいる「白山平泉寺旧境内」での撮影を通して、平泉寺私感を述べたいと思います。
写真愛好家さんの撮影だけに限らず、見学者の方々の散策にご参考になるように組み立てた記事です。題して「私流。平泉寺散策 & 撮影」です。
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