等の話(その2)

等が生まれる前年8月に発売され大ヒットした歌『スーダラ節』。
等の父は大のハナ肇とクレージーキャッツのファンで、中でも『スーダラ節』を歌った植木等さんが大好きであった。あまりにも好き過ぎて自分の息子に等と命名までしてしまったのだ。周りはふざけてると反対したようだが黙って役所に届けを出してしまったらしい。
後にその話を聞いた等は植木等さんに興味を持ち、植木さんの歌や映画に魅了され、植木等になりたいという夢まで抱くようになるのである。
余談だが、等の父も植木等さんも同じ肺気腫で亡くなっている。

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