2023年ロードトリップ (4/6)
4日目（ユタ〜アリゾナ州）
今朝も、アーチーズ国立公園を観光。
今回はまっすぐ、一番奥のDevils Garden（デビルズガーデン→悪魔の庭？）を目指した。
そこで車を停め、Tunnel Arch（トンネルアーチ）とPine Tree Arch（松の木アーチ）へ続くハイキングトレイルを歩いた。
前日Youtubeで、Tunnel Archをくぐっている人の動画を見たので、てっきりそのアーチはくぐれるものだと思っていたら、実際のTunnel Archは高いところにあって、おいそれと行けるようなものではなかった。
しかし、その奥にあるPine Tree Archはくぐることができた。
Youtubeに投稿した人は、どうやってあそこをくぐったのか？
Navajo Arch（ナバホアーチ）やPartition Arch（パーティションアーチ）など、更に奥に進めばいくつかのアーチがあるのだけれど、そこは上級者ルートと書かれており、また時間もないことから、今回は断念。
でも、２日間訪れて、アーチーズ国立公園を楽しみ尽くした気分である。
既にモーテルはチェックアウトしていたので、ガソリンを入れると、次の宿泊先である、アリゾナ州フラッグスタッフへ向かった。
I-191を南下し、途中にまたアーチを発見。Road Atlasにも載っていた。Wilson Arch（ウィルソンアーチ）というらしい。
Canyonlands National Park（キャニオンランズ国立公園）の入口もあったのだが、そこは見逃してしまったので通り過ぎた（後で調べてみると、行かなくて正解だったと思う）。
ユタ州からアリゾナ州に入った。
アリゾナ州は夏時間を採用していないので、同じマウンテンタイムとはいえ、１時間時差がある。はず。だが、時計の針は変わらない。
Road Atlasを見ると、この辺りはNavajo Nation Indian Reservationと書いてある。アメリカインディアンのナバホ族の自治区のようだ。彼らは、夏時間を採用しているのではないだろうか？
その時差のために、カーナビの時計は、現在時刻が到着時刻よりも遅い、という不思議な現象を示した。
ナバホ族の自治区は結構広く、フラッグスタッフの手前50マイル（約80km）まで続いていた。
そこを過ぎる直前、小さな竜巻が道を通り過ぎていった。
その前、アリゾナ州に入ってすぐに、I-191とI-163(I-160へ続く）の分岐点に差し掛かった。
どちらを通ってもかまわない。カーナビは、I-191を指している。
でも、I-163だとモニュメントバレーの横を通る。私は、I-163を選択した。
その選択も、大正解だった。
家族でモニュメントバレーを訪れたこともある。が、それはいつも南西からのルート。今回はその逆、北東からのルートである。
そして、そのルートから見るモニュメントバレーの景色が、とっても良かったのだ。
私が思ったとおり、ナバホ族の自治区を過ぎると、時計は１時間戻って、カーナビの時計も、現在時刻が到着時刻よりも早いという、普通の状態に戻った。
アリゾナ州フラッグスタッフでの宿泊先は、Best Western Pony Soldier Inn & Suites。普通のお部屋。
今まで泊まった２つのBest Westernと違うのは、名前に「Plus」が付いていないこと。確かに、Plusが付かないと、ちょっとグレードが落ちる。
なのに、宿泊代は高かった。朝食付きであるが、食事の場所は宿泊する建物から離れた棟にあり、入っても検査も何もないため、宿泊客以外の人も入れる環境だった。とても賑わっていた（特にシニア率高め）ので、本当に関係のない人がただ飯を食べに来ている可能性は大である。
宿泊代のことについては、予約する時期によっても異なる。
チェックインの前日、私が予約したよりも安い料金で泊まれることに気づき、予約を取り直そうと思ったのだが、あいにく気付いたのが遅く午後４時を過ぎていたため、キャンセルできなかった。もっと早く気付いていたら、$30は節約できたはず。ちょっと悔しい。支払ったのは、$200.67だった。
フラッグスタッフは次のグランドキャニオンに行くまでのつなぎの場所。そこでは何も観光しなかった。
夕食は娘の希望で、ポキ丼をテイクアウトした。
ポキ丼のレストランへ行く途中、道がとても渋滞していた。宿泊先の目の前の道は、旧ルート66だったそうであるが、それも関係しているのだろうか？