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【感想】夏はひぐらし その5(終)

9/11まで期間限定公開中!

https://youtube.com/playlist?list=PLrz1lcIMozUVzomG2ns2A73QdY6m8ui-p&si=YKscSOhyvkh7a3HL


祭囃し編

前回からの続き。(↓前回)


羽入転校から

かわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいい

運命と闘う決意をいだき、人間として部活メンバーに加わる羽入。
これまでの傍観者の姿はそこにはない。

鷹野が黒幕である記憶を取り戻した羽入はそれを梨花に伝え、仲間たちと対策会議に乗り出す。

入江、富竹、大石、そして赤坂。頼れる大人たちにすべてを打ち明け、協力を得ることに成功する。

途中、大石の園崎家への誤解が解けたり、お魎さんや公由のおじいちゃんが沙都子の体調を心配する描写があり、雛見沢が一体となっていく雰囲気が高まるのが…"良い"よね。

余談。
お魎さんがダム戦争に終止符を打ち、沙都子を心配する描写。『語られていないだけで別の世界線でもそうだった』という考察もできるけど、『皆殺し編の圭一による直談判の記憶を引き継いでいる』という考察もできるよね。

園崎家籠城

警察協力の下、
『古手梨花が死後48時間以上経過した状態で発見された』
という嘘の情報を流し、鷹野たちに揺さぶりをかける。

『女王感染者の死後48以内に雛見沢全体での集団発狂が発生する。』という高野一二三の論文を根底から否定されかねない事態に焦りと苛立ちを見せる鷹野。

しかし

入江と富竹の裏切りがバレ、ついに園崎家に突入する山狗。詩音がこれでもかと大量の死亡フラグを立て、案の定山狗の人質にされる。

どうすれば、、、と混乱する一同。珍しく感情的になる梨花。
そんな梨花をきつけたのは

皆殺し編であんなにも弱々しかった羽入が、奇跡の起し方を梨花に説く。

「ぼくたちは絶対に勝てるって、ぼくも皆も、そして神様までも信じているのだから」

人質交渉に応じて絶体絶命の梨花、しかも山狗は取引を無視し入江たちを襲う。
そんな時

「梨花ちゃん、君を助けに来た。」

ふわああああああああああああああああああああ(語彙消失)
かっっっこいいいいいいいいい涙出た

反撃戦

戦場は園崎家から山へ。
山狗は全勢力を投入する、が。

沙都子の全力のトラップが火を吹き状況は終始有利。
こちらが陽動を仕掛けている間に。

入江、詩音、葛西、赤坂の四人が富竹を救出を行う。

ピンチこそあれど葛西最大の見せ場、現役ヤクザのスゴ味により難なく窮地を凌ぎ富竹を救出。そのまま富竹は番犬部隊に出動要請をし、とりあえずミッションコンプリート。。。

そして詩音も、変わり果てた姿とはいえ間違えなく生きている悟史に再会。寝たきり状態の悟史を目にして複雑な感情の詩音に、入江は必ず治療法を開発すると約束。

あとは番犬の到着を待つだけ。。。だ。

後片付け

番犬の出動により負け確の鷹野と山狗。

投げやりな小此木、執念で梨花を追う鷹野。
しかしここで小此木がネタバラシ。

高野一二三の論文が正しいか間違っているかなんて最初からどうでもいい。
鷹野三四は政治家の派閥争いに利用されているだけの存在であり、もはや利用価値はない。

それで自殺しろと、1発だけ弾の入った拳銃を投げ渡す。

逃げる鷹野、射殺しようと思えばできたのに見逃した小此木。
鷹野が富竹を殺せなかったように、小此木も鷹野を殺せなかったのか。

小此木はじめ山狗は抵抗すらなく番犬に投降。

ババ抜きとジジ抜き

高野一二三の論文を大切に抱え、喉を掻き毟りながら逃走する鷹野。

その前に現れたのは羽入。
彼女は、オヤシロ様として鷹野の罪を赦す、という。

『私の罪は赦されない。』『ただ生きていていいよって言われたかっただけなのに。』

そんな2人の下へ部活メンバーが集まると、鷹野は自分の計画を滅茶苦茶にした魅音に復讐を誓い銃口を向ける。

「トランプのババ抜きはやる?」
「やらないね。うちらはジジ抜きばっかだよ。」
「同じようなルールよ。それは1人の敗者という生贄を求めるゲーム。」

誰かが生贄にならなくてはいけないのならば、と。2人の間に割って入ったのは再び羽入。オヤシロ様として人々の罪を引き受けようと云うのだ。

鷹野の撃った弾は

羽入の角をカスり、外れた。

「ジジ抜きは欠けた一枚のカードがたされたら、敗者が出ないゲームになる。羽入という欠けた一枚のカードが加わり、この世界は敗者の出ない世界になった。」

これはおれの勝手な解釈だけど。
ジジ抜きはすべてのカードがジジになり得る。それはこれまでの世界で誰かが雛見沢症候群を発症し凶行を犯してしまったことを暗示していて、それを回避する手段が仲間ってことなのかなってちょっと思った。

閑話休題。

ついに番犬部隊に逮捕されそうになる鷹野だが、富竹が待ったをかける。鷹野もまた、雛見沢症候群を発症しており喉を掻き毟る症状が出ている。入江機関での検査と治療が最優先だと、保護される。

そうして、1000年に及ぶ雛見沢連続怪死事件は幕を下ろした。

昭和58年6月の、その先の世界


余談

マジでもう無限に良かった。
やっぱ名作と呼ぶのにふさわしい作品。

ほんっっっっとに好き。

実は(グロ以外でも)アニメでカットされてるシーンが多少あるのでね、また漫画買って読んでみようかな。


いやー、、、グロがキツイんだよなー。
梨花の母親とか鷹野によって麻酔無しで脳を解剖されてるんだよ。

余談2

今更気づいたんだけどさ。
祭囃し編になってOPムービーの一番最後に羽入が一緒に登校するシーン追加されているんだね。

こういうアニメシナリオの展開に合わせてOPムービーがちょっとずつ変わっていくの、芸が細かくてすごく好き。

デュエマVSシリーズとかは特に。


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