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あなたの知らない登録販売者の世界①外部研修

自分は登録販売者の資格を持っています。2009年の改正薬事法により新設された公的資格で、第二類・第三類医薬品を販売できます。

資格者がいないと該当する医薬品を販売できません。だから第三類以上のお薬が購入できる状態の店には、必ず1人以上資格者がいます。ドラッグストアはその最たるものでしょう。

――でもこの資格、知名度はかなり低いんじゃないかと思います。

来店されるお客様は「薬剤師の方はいますか?」「薬の相談ができる方はいますか?」とご質問される方がほとんど。登録販売者という言葉をお客様から聞いたことは10年以上従事していて、一度か二度あったかどうか。

資格の話をするときも、名称だけだと相手の頭に「?」マークが浮かんでいるように見えます。

薬に関する漢字がひとつも入っていないのでピンとこないし、どのカテゴリーにも属さないふわっとした名称。分かりにくいと言われても納得の字面。

とはいえ、有名になってほしいわけではありません。今のままで構いません。改名もしなくていいです。

むしろ世間一般に知れ渡っていないのなら、話のネタにすると面白いのかなと思いました。そんなわけで今日のnoteのネタに取り上げたわけです。

例えば登録販売者には毎年、外部研修の受講が義務付けられています。一定時間の講義を受けたり、テストを受けたりという勉強ですね。ウェブ上での学習と集合研修があります。

内容は基礎的な知識から法律についてや具体的な商品情報など。どれも大事なことばかり。しっかり覚えておけば仕事中はスムーズに受け答えできるので重要です。

外部研修に関しては会場に足を運んでいましたが、今年はリモート受講。家でじーっと動画をみていました。

リモート学習って初めて体験しましたけど、目が痛くなりますね。あと、どうしても家だと集中力の持続が難しい(これは自分のせい)やっぱり直に見聞きする方が気が入ります。

でも往復の時間はカットされるし、上手く飲み下せなかった説明は戻して聞きなおすことができるなど、メリットも多い。

正直、来年もリモートがいいなと感じました。


こんな感じで思いついたらちょくちょくネタにしたいと思います。



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