『昭和講談』で、”ちょっと前のこと“を、読み聞かせ

 三十年余り続いた平成から2019年5月に令和へと元号が代替わりしました。こうなると「昭和」という時代がずいぶん遠くに感じます。
 しかしながら、「昭和」というのは、日本が「良くも悪くも」実に活気づいていた時代だったのではないでしょうか。

 そこで、「昭和時代」に散らばっている様々な史実を講談で語り継ごう、という趣向で始めるのが、この「昭和講談」でございます。
 「昭和」をよくご存知の方には懐かしい、でも、知らない者には新しいという、それが「昭和講談」という訳で、今に伝わる昔の話を、どうぞ一席お付合いのほど申し上げます。

 ただし、「講釈師 見てきたようなうそをつき」という古い川柳にもある通り、講談とする以上は、史実に辿り着いたとしてもそれは話半分、いや、話の方が多い「話八部の史実二分」という可能性もございます。
 「これは嘘です」と、開き直って申し上げませんが、脚色ちりばめられたお話が、皆さまのお慰みになれば幸いです。

 ひと月に、一つの演題を三回に分けて掲載して参ります。どうぞ暖かい目で見守ってやって下さい。

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