「やりきった」と思えるかどうか【大迫傑】

大切にしている教え

私が大切にしている教えを紹介させていただきます。

私は金融機関に勤めるサラリーマン。当然のように日本経済新聞を購読しています。

プロランナーの大迫傑さんが、「半年に1回の目標が未来に通ず」(2022年6月22日、日本経済新聞)という記事を執筆しました。

この記事は、「好きなことがどんな夢や目標につながるか。かなえるために何をすべきか。ひとつずつ細分化していくと、きょうや明日やるべきことが見えてくる。それを実践してみる。『できた』『できなかった』という結果以上に、『やりきった』と思えるかどうか。目の前を全力で過ごす日々が未来に通じていく。」という文章で締めくくられています。これが、私が大切にしている教えです。

この記事が掲載された2022年6月頃の私は、9月のFP1級学科試験の受験勉強をしていました。勉強していても、気が付くとスマホをいじっていて、いろんな動画を見てダラダラと過ごしてしまう、そんな日が続いていました。これではいけないと思いながらも、ついついスマホを触ってしまうのです。

いつも通りスマホをいじりながら、日経電子版でこの記事を読んだ私は、大迫傑さんを見習い、毎日寝る前に「やりきった」と思えるかどうかを振り返るようにしたのです。

最初のうちは「やりきった」と思えるほど勉強するのが難しかったのですが、毎日振り返りを続けていくと、徐々に勉強することができるようになりました。

誘惑に負けそうにたった時には、大迫さんの教えを思い出し、自分を奮い立たせていました。「寝る前に振り返った時に『やりきった』と言えるように今のこの時間を頑張ろう」と。

それを続けていくと、勉強を習慣化することができたのです。

そして、9月には何とか学科試験をクリアし、2023年2月には実技試験に合格。晴れてFP1級の資格を取得することができました。大迫さんの教えが私の思考と行動を変え、合格に導いてくれたのです。

これが私の成功体験になり、今では子供に「『できた』『できなかった』という結果以上に、『やりきった』と思えるかどうか。毎日、何でもいいから一生懸命取り組みなさい。」と伝えています。

子供は、連続逆上がりや一輪車の成功体験から、「一生懸命頑張れば何でもできるようになることが分かった」と言って喜んでいます。大迫さんの教えが連鎖しています。
大迫さん、ありがとうございます。

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