送別会なんて要らない。 こっちは不満があって辞めるんだ。 大人だから、角が立たないようにオブラートに包むよ。 でもそれは退職理由の1つであって全部じゃない。 もし不満がないなら退職なんてしないでしょう。 もう関わりたくないと三行半を叩き付けたんだ。 だから、送別会なんて要らないんだよ。
僕は、飛び込み営業から社会人生活をスタートした男だ。 いわゆる大手と言われる伝統的な企業に入ることはできたものの、過酷な環境で大量離職を見越して大量採用されたone of themに過ぎないところからキャリアを始めている。 卑下をするわけではないが、競争を煽って、長く育てるのではなく燃え尽きさせることを会社は意図していたんじゃないかと思っている。 毎日が本当に辛くて、長時間ゲーム労働なんてしていないのに帰ったらぐったり寝るばかりの二十代前半だった。 日曜の夜は本当に憂鬱で、
私は孤独が好きだ。 誰かがいないと長くは耐えられない人格だが、同時に、独りぼっちの物悲しい感覚も好きだ。 夜、国道沿いを歩いているとき、ぽつぽつとしか灯りのない住宅地を歩いているとき、ぼーっと、夜の闇の中で、宇宙と自分が近付くような感覚と、どうしようもなく孤独に1人生まれ死ぬ人間という生物のちっぽけさを感じる。 ああ、今、自分が世界から切り離されて、心底からたった1人ぼっちであるということが感じられ、たまらなく安堵する瞬間を得る。 十代の頃、夜中の公園に出て、新聞
…老いたな、と思う。 ものの本には、それを言ってはおしまいよ、と書いてある。 自分で言ったら老け込んでしまうし、卑屈になったら素敵に見えませんよとか何とかかんとか。 頭では分かっている。確かにその通りなんだろうね。 人前では若作りをして年なんて気にしていないように振る舞えているはずだが、でも内情は違う。 確かに僕は老いたし、気付けばいつの間にか、ずっとなりたくなかった・そして自分だけはならないと信じていた、おじさんの仲間入りをしていた。 鏡を見ると、ほうれい線が気
noteのアカウントを作ったのに、かれこれ半月も投稿できなかった。 登録時のメールを遡るに、アカウント設定が完了したのは2023/3/31(金)。 本日2023/4/16(日)まで、片端入れで16日経過している。 「仕事が忙しかったから」なんて言い訳も難しい。今日含め6回の土日があり、僕は原則暦通りの仕事をしているからだ。 事実として、noteをやろう、と思い至ってから、できたはずなのに、かれこれ半月も投稿できていないのである。 そもそもnoteを書こうと思ったのは