ささくれクラゲ

しがなき大学生。 てんかん/強迫性障害/パニック障害/ADHD/IQのズレ そんなこんなで苦しんでいました。 今は平穏に暮らせていますが、生きづらかったエピソードを共有して「自分だけじゃないんだ」と誰かの支えになればと思っております!

ささくれクラゲ

しがなき大学生。 てんかん/強迫性障害/パニック障害/ADHD/IQのズレ そんなこんなで苦しんでいました。 今は平穏に暮らせていますが、生きづらかったエピソードを共有して「自分だけじゃないんだ」と誰かの支えになればと思っております!

最近の記事

ジョーカー2 感想 | 不気味でない「不気味」

先日、公開中のジョーカー2を視聴した。 日本では公式すら「全世界賛否両論」と売り出しているだけあって、首を傾けてしまう内容だった。私が考えたことを書き殴る。 総評:不気味感はあるものの…… ・前作は、「どこまでが現実でどこからが妄想なのか」という線引きが掴めないところが不気味で魅力だったと言えるだろう。 ・一方で今作は、各シーンが現実なのか妄想なのか一目瞭然だった。 ・ミュージカル風など、妄想の内容自体を不気味に演出しようとしていた。 ・二番煎じを避けたかったのはわかるが

    • 【第6回】強迫性障害への向き合い方 家族編|空虚自立立

      さてさて。 前回まで自身の抱えていた強迫性障害をつらつらと語ってきたのですが。 この症状、私だけのものではないのです。 私は色々な人に迷惑をかけて、そして助けてもらいました。 いやあ恵まれていたなと思う次第でございますが。 私に対して周囲の人がとってくれた対応を紹介したいと思います。 必ずしもこれが正解というわけではないのでそこはご了承ください。 登場する人々はかなり受け入れてくれたので、もしあなたの周りに強迫性障害の人がいるからと真似をすると心が壊れてしまうかもしれない

      • 【第5回】強迫性障害なりの防衛反応|ルールに縛られないというルール

        さてさてさてさて。 前回までは強迫性障害の症状や、それを肯定する自分なりのロジックなんかを話してまいりました。 そんなこんなで苦しんでいた私ですが、自分なりにルールのようなものを決めて自分を守ろうとしました。 ただ、先に断っておきます。 そのルールがさらに私を縛りつけ、強迫観念がより一層強固なものになりました。 まあ、それは当然といえば当然ですよね。 ルールに縛られないためにルールを付与する、なんてうまくいくはずがごぜえやせん。 という前提を話した上で、本編に行きましょ

        • 【第4回】強迫性障害なりのロジック②|石鹸すらも汚くて

          というわけで。前回に引き続き、私の強迫性障害の症状が酷かったときのことについてお話しいたしますよと。 繰り返しになりますが、私の行動の裏には必ずと言っていいほどロジックがありました。 まあどれもこじつけが酷く、穴があるようなものばかりでしたが、それでも私はそれに基づき、縛られながら生きていました。 当時の行動、それを支えるロジックを記していきましょう。 今回はパート2なので、気になる方はパート1からご覧ください。 それでは本編です。 床 まあ床は色々とものが落ちている

          【第3回】強迫性障害なりのロジック|論理的感情論

          前回強迫性障害が発現し始めたわたくしですが、その後どんどんと悪化していくことになります。 今回はその症状、そしてその裏に潜む考えを紹介しましょう。 石鹸すらも汚くて 以前は自分の汗等、自分発のものが気になり手を洗い続けていた私ですが、今度は周囲のものも汚いと感じるようになります。 それはもう、水で洗わずにいることなんて絶対にできない、と狂しいほど思ってしまうんです。 例えば ・スマホ ・PC ・教科書 ・カバン ・食べ物 ・自宅の床 ・教室の机椅子 ・カーテン ・石鹸

          【第3回】強迫性障害なりのロジック|論理的感情論

          【第2回】強迫性障害の兆候|妄想手汗少年

          さて、第2回でございます。 本日は強迫性障害になったばかりのことをお話していきたいと思っております。 その前提として、まず当時の自分について少しお話しさせていただきます。 その後本編が始まり、感情や行動だけでなく、当時の漠然とした違和感を自分なりの言語化が記されております。 ネガティブな話になってしまいますが、ぜひ最後まで。 当時の己当時自分が置かれていた状況ということで。 強迫性障害の兆候を書く上で、せめて当時の状況だけでも共有したいなと。 それまでの人生全部は難し

          【第2回】強迫性障害の兆候|妄想手汗少年

          自己紹介|はじめてのnote|強迫性障害を抱えて

          はじめまして! 私ささくれクラゲと申します。 地方の大学でしがない大学生をしております。 入学後1年と半年ほどが経ち、ようやく心の平穏が保たれたかなと思い、自分の抱えていた生きづらさに向き合い発信しようと決心いたしました。 というのも私自身、とある知人の記事に支えられた経験があるからです。 その方の抱えていた生きづらさを目にして、自分だけではないんだ、と思い何度も救われました。 次は私の番だぞ、と意気込んでいる次第です。 さて、私のこのノートは、ハッピーエンドへと向かい

          自己紹介|はじめてのnote|強迫性障害を抱えて