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ハセガワ 1/72 ユーロファイター・タイフーン(単座型)作ってます②

このキット、実はかなり手強い!


ハセユーロ、作りやすいキットだと先の記事では書いたものの、ガチで作ろうと思うと結構手強いキットだということがわかりました。
ユーロファイターって機体サイズがあまり大きくない(平面でF16サイズ)割に、
形状が複雑なんですよね。薄くもないし、実際機体に乗り込む際も高さのあるボーディングラダーを使ってたし…。
なんというんですかね、単位面積あたりの「面」に詰め込まれている情報量が多いんです(伝わりますか?)。モールド、形状、面の入り組みととても複雑な形状を持っています。平滑なのは翼の上面くらい^^;
特に機首まわりには、センサー、カナード翼、IRST、空中給油プローブの膨らみなどディティールがてんこ盛り。さらに省略されたアンテナも数か所。
取り付けるパーツも細かい!ピンセットで摘んだ途端に飛んで行ったパーツを探す時間のほうがかかってたりします(笑)

ウインドシールド(第一風防)前のアンテナを0.2mmプラバンで自作(2パーツ)ちなみに緑色に光っているHUDのガラス面にはホログラフィックフィルム(グリーン)を貼り付けています
機首下面のアンテナは整形の邪魔なので一旦切り飛ばしてプラバンから切り出し接着。左カナード基部下にもアンテナがあるので、こちらもプラバンから切り出して接着(2パーツ)結構骨が折れました

デカールはパートに分けて作業しないと心折れます(笑)

フックポイントに至っては1mm以下!老眼に厳しいだけでなく、糊が流れやすいんです
説明書をコピーして、貼った箇所にマーカー。張り忘れ防止だけでなく、モチベーションの維持と達成感が味わえるのがポイントです!

ハセガワのデカールの質って年々改良されているので、この記事を読んでいる人が手に取っているキットと同じとは言えないかもしれませんが、シャープさ、発色は過去の製品とは比べ物にならないくらいに近年のキットのデカールの質は良いように思います。

しかもコーション(注意書き)の考証というかリサーチが行き届いているのか物凄く細かい!写真を見てもらえれば分かるように、老眼には非常に厳しいのです。
気を使っても流れてしまう糊はマークセッターとの格闘でしたし、フィルムはどちらかというと固めなので、ミサイルの帯は相当苦労しそうな予感がします。

それでも1枚貼るごとに実感が増してくるあたり、これぞ戦闘機模型の醍醐味。
多少のMっ気は必要なのかもしれません^^;


ハセガワのユーロファイターはスタイルもばっちりなので、本当に実機の雰囲気を味わうことが出来ます

一気に貼ろうとはせず、今日は機首、今日は左翼、今日は垂直尾翼…という風に作業したほうが良いですね。気持ちも楽になりますし、持ち手(指)にデカールを持っていかれるような事故も防ぐことができます。

あ、デカールを貼る前には必ず全体を一度グロスコート(クリア塗料で)すること忘れずに!


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