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米袋+竹チップで生ごみコンポスト

生ごみをたい肥にできるコンポストは特に家庭菜園やガーデニングをしている方には興味深い事柄です。が、臭いがしたり、しょっちゅうかき混ぜるのが苦痛になったり、長く続けることができにくい作業でもあるのでは?そこで米袋と竹チップを使ってコンポストを作りました。

先ず、竹チップを利用する利点です。

  • 臭いの抑制
    竹チップは生ごみの臭いを和らげてくれます。微生物が分解する過程でにおいを抑えてくれるのです。

  • 発酵促進
    竹チップは生ごみの発酵を助けてくれます。微生物がより効果的に分解してくれるのです。

  • 有害菌の軽減
    竹チップには抗菌作用があり、有害菌の増殖を抑えます。これにより、安全で健康的なコンポストを作る事が出来ます。

  • 虫の生育環境の制限
    竹チップには直接虫の発生を抑える効果はありませんが、臭いの抑制や発酵促進によって虫の生育環境を制限します。

竹チップコンポストの材料

  • 竹チップ(出来るだけ粗いもの)4ℓ位

  • 糠 ひとつかみ

  • 新聞紙 適宜

  • 米袋 2個

生ごみコンポストのやり方です。
初めて作る時には新聞紙に水気を切った生ごみと糠を広げ、混ぜ合わせ、包みます。

しばらく置いておいて、米袋の底に新聞紙を置き、上記の新聞紙の中身を投入します。竹チップも1リットル位投入します。
因みにずぼらさん向けに、、、上記の新聞紙に包む作業を飛ばしても大丈夫です。糠を最初に投入するのは発酵を早める為だけです。
後は生ごみを投入しつつ、竹チップも投入する作業を、竹チップが無くなるまで続けます。
竹チップが無くなるまでというのはあいまいな表現ですが、当社のチップの例ですと、一袋4リットル入りです。このくらいが適当です。

※当社のチップと記載しましたが、実は竹チップ・竹パウダー・竹炭を製造販売しています。株式会社K's工房 竹なら | 奈良県で竹処分無料

竹チップを全て投入し終わった後は生ごみだけを入れていくのですが、時々混ぜなければなりません。この作業が時間と力が掛かるのですが、もう一枚の米袋をかぶせて天地返しすればアッという間に終わりますし、手も汚れません。新しい米袋の底に新聞紙をお忘れなく。
保管は雨が直接かからない所で底部分を浮かせておいてください。

米袋は一年は軽くもちます。いつまでも生ごみを投入していてもいいのですが、堆肥にしたいなと思えば、投入を止めて、形の残っている生ごみが分解、発酵するのを待つだけです。



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