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Uber Eatsの見事な着眼点と脅威

こんにちは たけむです。

最近、UberEATSの配達員をよく見かけるようになってきました。

UberEATSは、アメリカの企業であるウーバー・テクノロジーズが運営する自動車配車サービスである「Uber」に続いてローンチにされたフードデリバリーサービスです。

昨今、日本では外食産業は停滞気味で、中食産業(デリバリー)が成長してきています。
大手チェーン店では、積極的にデリバリーも実施しており、皆さんも利用したことがあるのではないかと思います。

UberEATSは、只のフードデリバリーサービスではなく、いま日本の生活圏に入り込んだ主軸なサービスの1つになる可能性が高いと思います。

主軸サービスになる3要因
1.働き方が変わってきた
2.企業の参入ハードルが低くなった
3.市場の変化

1.働き方が変わってきた
終身雇用制度の見直しや働き方改革などで、1つの企業から収入を得るのではなく、副業や複業といった収入源を複数持つ人が認知され始めました。

2.企業の参入ハードルが低くなった
配達員は、直接雇用てはなく、移動手段も配達員持ちなので、デリバリー事業に参入するための人件費や運送費などがぐっと抑えられる。

3.市場の変化
外食産業は、チェーン店の売り上げが拡大していることで、大きく落ち込むことはないが停滞気味です。只、中食産業は、確実に伸びています。人件費のことでデリバリー業界に参入できなかった企業が続々と増えるので、エンドユーザーの利用数が増える見込みです。

以上の3つの要因により日本の主軸サービスの仲間入りする凄さがあると思います。

では、脅威とは何でしょうか?

脅威とは、これまで中食産業にいた飲食店と外食産業です。

Uber Eatsにより個店も中食産業に参入することができるようになりました。いままでお店に行かないと食べれらなかった個店の料理も家でも食べることができるようになりました。そのため、中華料理1つとっても今までは2〜3店舗だったエリアが、Uber Eatsが導入されることで、10倍以上に膨れ上がる可能性があります。実際に僕が住んでいるエリアでは、10倍に増えています。チェーン店も含まれているので、いままで中食産業にいた飲食店はいきなり群雄割拠の中に飛び込んでいる状況になります。

外食産業は停滞気味と言いましたが、中食産業はこれからも伸びていきます。外食産業は、飲み会が少なってきていたり、働き方改革によりそもそも在宅で仕事ができるようになってきてるため、厳しい戦いになっていきます。飲食店もこれからはお店にお客さんが来て、料理を提供するだけでなく、テイクアウトであったり、デリバリーを対応することが求められていきます。

最後に
たったシェアリング企業の1つであったUberEatsが食の産業構造を大きく変えてしまう可能性があり、そして、それがまさに起ころうとしています。
モノ・スペース・時間・スキルといった形であらゆるコト・モノがシェアリング対象になってきており、これからシェアリングが他の産業構造に大きな影響を与える可能性があります。


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