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【東京_019】ホテルを好きになったキッカケ

今日は素敵な出会いがありました。
ホテルを愛する人たちとの出会いは、知らないことばかりで本当に勉強になります。ありがたいことです。


今日は、私がホテルを好きになったキッカケについてお話をしていこうと思います。ホテルに宿泊しはじめてから、あっという間に15年以上の月日が経っていることに、驚かされます。

1冊の雑誌との出逢いからはじまる…

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私の書棚に残されている雑誌が2冊あります。それが、この【CREA Traveller 新創刊号】今でも、旅行やホテル好きの方が愛して止まない雑誌のひとつ。


ちなみにこの写真は、2006年に創刊された、CREA Travellerの新創刊号と2号。創刊号に関しては、これまでに4冊買い、写真を切り取っては手帳や壁に貼ったり、いつかその場所に行くことに憧れながら、美しい写真を見ながら想像したものです。


そして、今手元に残っている最後の1冊。

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時折、手に取り見ているので、もう表紙も傷だらけ。
2006年という数字。もう15年前になるんですね(笑)当時、大学2年生の私が買った雑誌になります。懐かしいな〜!


でも、この雑誌がきっかけでラグジュアリーホテルの存在を知り、日本にもこれから誕生することを知りました。綺麗なインテリア、天井の高い豪華なロビー。もう、写真見てるだけでテンションが上がったのを覚えています。


はじめてのラグジュアリーホテルへの滞在

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はじめて宿泊したのは、コンラッド東京になります。コンラッド東京は、2005年に汐留にオープン。その頃は、一気に東京に外資系のホテルが参入をはじめた頃になります。ちなみに、リッツカールトン東京が出来たのは2007年。


はじめて宿泊した時は、ただただ嬉しくて、テンションが上がって、部屋をウロウロしたり、浜離宮を見たり、遠くに見える景色を見ながら、落ち着かない時間を過ごしていました。


ですが、私の記憶の中に残されているのは…チェックインの際から、お部屋の案内、そしてチェックアウトに至るまで、大学生の私でも、ひとりの人として、丁寧に扱われるという体験でした。


その頃、自信がなかった私は人に大切に扱われ、見守られ、優しい言葉かけがどれだけ人を安心させ温かい気持ちにするのか、そして、自然な笑顔を見られるだけでどれだけ心が落ち着くということを、感じさせられ、驚かされました。


それは、エントランスでのベルボーイさんの笑顔。エレベーター、そしてロビー階まで案内してくださった女性のスタッフの方。そして、水月スパのセラピストさん、全ての言葉や関わり方が沁みたのです。


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初めてホテルスパに行ったのも、コンラッド東京の水月スパ。ここで得たインスピレーションを元に、大学生の頃サロンを立ち上げ、カウンセリング&アロマトリートメントを行っていました。


その後も何度か訪れている大切な場所のひとつ。


1度の滞在で感じたことは、今となればとてもとても小さなひとかけらだったかもしれませんが「また来たい!」「大人になっても、こんなホテルに来れる私でありたい!」「大切な人たちと、また来たい!」そう思ったのを覚えています。


大学の卒業旅行でコンラッド東京へ再び訪れる…

そして、大学に戻った私は、ホテルの布教活動を行っていきました(笑)
「ホテルすごいよー!」「素敵だったよー!」「一緒に行こう!」と。


私が幾度となく、ホテルのことをお話していたこともあり、大学の卒業旅行では、仲良しの4人でディズニーランド東京、そしてコンラッド東京へ行きました。


当時、大学生で出来ることの範囲も限られていたので、モーニングをルームサービスでオーダーし、予算の都合上、4人前は頼むことが出来なかったので、2人前を頼んでみんなでシェアしながら食べたのは、本当に良い思い出。


また、大学の卒業旅行で宿泊をするということを、事前にメールにてお伝えしていたこともあり、本来なら一部屋に1体しか頂けないコンラッドベアとコンラッドダッグを、人数分ご準備して頂きました。


今でも大学の友人たちと会話をしているとこの時のホテルの話題になります。ありがたいですね…


世界のホテルを巡り続けていきたい…

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そんなキッカケ、そして出来事や出逢いがあり、私のホテル好きは約15年前からスタートしていました。ホテルに滞在したことをきっかけに、心地よい空間が自身に与える影響を感じ、そこに触れる時間をこの先も大切にしたいとも思えるようになりました。


そして、いつからか「世界のホテル&ホテルスパ」に行くことが私の夢となり、目標となり、これまでを歩んで来ました。本当に言い続けて15年経つと思うと、この記事を書けることも幸せですね…

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ホテルの世界は非日常空間。とても特別で、贅沢な時間。
ホテルの過ごし方は本当に人それぞれで、出張先でただ寝に帰る場所だと考えている方もいらっしゃれば、一生に一度の思い出にと泊まる方もいらっしゃいます。大切な思い出の場所として選ばれる方も。


ホテルはどんな時でも、どんなお客様でも受け入れる懐の深さがあり、優しさがあり、愛がある。だから、ホテルに夢中になる方がこうして多くいらっしゃるのだと思います。


同時に大人になるにつれて、ホテルという空間で、いかに、心地よく、普段の生活を営めるか、その中にホテルが本当に心地よくフィットしてくれることが、どれだけ幸せなことなのかと思うようになりました。特に今回のホテル長期滞在は「ホテルに暮らす」がテーマにもなるので、本当に有難い。


ユーモア溢れる言葉や、人柄を感じさせる温かい接客を感じたり。スタッフさんのお客様に対する優しい眼差しを目にするたびに、心の内側から満たされるような気持ちになります。


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どんなホテル、どんな場所においても、快適な時間を過ごすことが出来るのは、本当にその裏側でたくさんの人のサポートがあり成り立っています。


ハウスキーパーの方や、コンシェルジュ、ルームダイニング、クリーニングサービス、コックさん、セラピストさん、ホテルの隅々までお掃除をされる方、窓ガラスを磨く方、もっと辿ると、そのビルを建て、内装をした人、調度品と取り揃えた人。


数え出すと、きりがないくらいのたくさんの人に支えられ、生み出された空間。そのホテルを創り出そうと思った、その創始者の方のイメージがなければ、そのホテルは生まれなかったと思うと感慨深いです。


これからの旅を描く…

なかなか海外には行くことは叶いませんが、来年くらいには少しずつ外に出られるのでは?と思っています。

2020年1月にコロナの大流行直前にサンフランシスコに行っていたことが今となっては良き思い出です(笑)

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ジェラルドにまた会いたい…

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上海の夜景にダイブしたい…

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ジャスミンの香りに包まれたい

今は過去の写真を見て旅を夢みるだけですが、これからまたいろいろな国に行けるのがとても楽しみです。

これからまた出会う皆様から学びつつ。私なりのホテルストーリーを紡いでいきたいと思います。

まだまだ頑張ること盛りだくさんです!
ということで、今夜もライブ配信頑張ります!


恭子


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