【FX入門】FXは危険なのか?他の投資や仕事などは安全なのか?

世間では「FXは危険で他の投資はまだ安全」と言われています。これは本当なのでしょうか?しかし本当ならFXがこんなに人気ではありませんよね。他の投資と比べても一番の人気でしょう。

起業やサラリーマン仕事も安全ではありません。例えばラーメン屋で起業は店舗や機材などの初期投資で1千万円かかり、普段も食材を腐らす大損なリスクがあります。

サラリーマン仕事は安全のように見えますが、電車から転倒するなどの健康リスクがあります。また総収入が40年働いても、2億円しかもらえない時代です。

これからは増税や資源の枯渇なども合わせた物価高やAIとロボットの普及により知的・肉体労働も減るので、普通のことをしていても安全な時代は終わりました。これは投資やネットビジネスを勉強するしかありません。


そもそもFXとは何?

FXとはフォーリン・エクスチェンジの略で、外国為替証拠金取引のことです。外国為替とは外貨のことです。FXは外貨預金に似ているものだと思えば、分かりやすいと思います。

外貨預金とは日本円で、米国ドルなどの外貨を買い、為替差益という日本円と外貨の交換額が変わることで利益を得ることができます。これをキャピタルゲインとも言い、これに対する課税はキャピタルゲイン課税とも言われています。

方や日本の貯金のように実質0%と違い、外貨預金は5%やトルコリラに至っては24%などと高金利をもらえるので、高金利通貨は人気があります。

ただし数年前からずっと為替価格が下がりっぱなしなので、利息の利益よりも為替差損で大損するパターンが多いでしょう。例えばトルコリラなんかは数年前は1トルコリラ約100円が今では18円なので、これは100万円が18万円になるような大損です。

しかし外貨預金はこのようなL(ロング)という新規の買い注文しかできませんが、FXはS(ショート)という新規の売り注文という、株でいう空売りができます。

そして決定的にFXよりも外貨預金の方が危険なのは、まず外貨預金は1千万円以上は保証をしないペイオフの対象外ですが、日本のFXの登録業者は完全信託保全というペイオフ対象です。

また手数料がFXは、他の株や投信や外貨預金などと比べても一番安く、この手数料の安さこそ一番安全です。

実際の手数料は・・・

①国内FXだとドル円1万通貨だと30円のスプレッド(仲介手数料)だけ
②海外FXだとドル円1万通貨だと150円のスプレッド(仲介手数料)だけ
③株や仮想通貨で約100万円分を買うと約600円ぐらいはかかる
④外貨預金はドル円1万通貨だと1万円のスプレッド(仲介手数料)だけ
⑤投資信託だと約100万円分を買うと2万円(2%)ぐらい以上はかかる

となります。

これは1回だけの取引で見ると大したことはないと思いますが、1年間で同じ回数の取引をすることを前提とすると大きな違いになります。投資は1年間の総額で考えた方が税制上も良いです。

同じ回数で1年間取引をすると…
①国内FXで30万円の手数料がかかる
②海外FXで150万円の手数料がかかる
③株や仮想通貨で600万円の手数料がかかる
④外貨預金で1億円の手数料がかかる
⑤投資信託で2億円の手数料がかかる


そして多くの人が怖がるレバレッジとボラティリティ(変動率)も合わせて考えた方が良いです。

ドル円を1万通貨買った場合…
①国内FXで30円の手数料は0.4銭の変動で利益が得れる
②海外FXで150円の手数料は1.6銭の変動で利益が得れる 
④外貨預金で1万円の手数料は100銭(1円)の変動で利益が得れる
となります。

ドル円が1日で1円も上昇するなんて、多くはありませんよね。1ヶ月に3回も無いでしょう。2019年8月現在のドル円の値動きですと、109円から105円に下がり、それまでは109円より上が多かったので、ここ数ヶ月間に買えば1万通貨なら4万円近くの損でしょう。

FXは大量のロットという枚数を保有するレバレッジを大きく使わなければ、外貨預金よりは安全です。また多くのFX会社ではドル円などの1ロットが千通貨なのか?1万通貨なのかが少し分かりづらいです。

為替というのは例えばここ数十年のドル円の値動きを見れば分かりますが、75円から126円を行ったり着たりするレンジ状態です。

今は米中関税戦争などで円高になっていますが、日本は借金の額が巨額だったり、少子高齢化で働き手が減っていたり、やはり極東の情勢というのは、他の地域よりもよくありませんので、どっちに値動きするのか分かりません。

そして今まで下がり続けた新興国通貨ですが、特にトルコリラなどはトルコの人口は8千万人もいるのに、100円から18円にまで下がるというのも、かなり底値な感じがします。

危険なのはFXというよりも、高値の時に買うや人口が増加しないのに高値な不動産を買うなどという、高値掴みの方が危険です。

株もNYダウという米国の平均株価が史上最高値です。また個別株や仮想通貨は為替のように1年で10%ぐらい上下するのと違い、90%も上下することもあります。

FXも仮想通貨も不動産などの投資も仕事も人生も何でも、
基本は同じです


仮想通貨FXのレバレッジは外貨FXよりも倍率が低くて安全と思っても、ボラティリティという変動率の大きさも予想しないと危険です。

そして仕事も普段の買い物も、FXや先物取引のような相場を知らないと危険です。投資商品は普段の買い物の商品と違い、大きく下がるように見えますが上昇もします。

しかし普段の買い物は下がる一方です。例えば高額でも自動車や流行の服を買った途端に、それを古物店に売ると大暴落します。

さすがに投資でもそこまでの値動きをする為替はありませんが、仮想通貨の草コインならあります。しかし草コインは最大10万倍に上昇することも稀にあり、数十倍ぐらいならかなりあります。

これは他のギャンブルや消費をするなら、儲かるまではFXや仮想通貨などの投資をした方が良いということでしょうね。多くの成功者はこういうことをユーチューブなどで言っているのです。

そしてFXや仮想通貨は含み損という、他の投資やギャンブルと違い、一発で勝敗が決まらないので少し安全です。

FXは数十銘柄しかないので、底値などを探しづらいですが草コインは数千銘柄もあるので探しやすいです。ただし草コインはFXと違い国外業者でしか買えないので、国内FXと違い保証が少ない危険さがあります。

人生で成功するには、この保証も考えないと駄目ですね。ただし保証がある国内FXは海外業者と比べると、それほど儲かりません。しかし「成功者はリスクを避ける」と成功者がユーチューブで言ってました。

これは投資に限らずに起業でも、企業生存率の低さからして失敗は数多くするので、最初から一発大勝負な巨額投資はしない方が安全です。最初にまず徹底的に調査し考えて、小さくテストをしながらやっていった方が良いでしょう。

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