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2022/7/6 リスク回避のドル買い・円買い

Ken:株高・時間外米10年金利高を受け、ドル円・クロス円の買いが先行、ゴトー日の仲値に向けた実需の買いもありドル円は一時136.35lvlまで。6月中国財新サービス部門PMIが予想を大幅に上回り、豪円は上げ足を更に加速し94.00lvlまで上昇。注目のRBA理事会はコンセンサス通りの50bp利上げ、声明文では更なる利上げの可能性に言及、ただ利上げ幅・タイミングは今後のデータ次第とし、一旦利確の売りに93.35lvlまで押される場面もありました。
欧米時間、6月のユーロ圏各国のサービス部門PMIが下方修正され、またロシア産天然ガス供給の不透明感が高まると、ユーロ圏景気後退懸念から欧州株・長期金利の下落と共にユーロ売りが先行、重要サポートラインである1.03ミドルを下抜けると売りが加速、一時1.0235lvlまで下落し安値更新。時間外米10年金利も2.78%台に低下したこともあり、ユーロ円もまた142.35lvlから約3.4円急落。その他クロス円も総じて軟調、原油が一時97ドル台まで急落する等、コモディティー価格が総崩れ、資源国通貨・新興国通貨が売り売りモード、豪円91.75lvl・カナダ円103.65lvlまで下落。ただ引けにかけて株価の買い戻しが優勢になると下げ幅を縮小。ドル円はこのクロス円の下落・米長期金利低下に連れて135.55lvlまで下落、ただDXYが新高値を更新したことで再び136.10台に上昇等135円後半でのもみ合いに終始。
通貨強弱(24時間):米ドル>円>NZドル>スイス>豪ドル>ポンド>カナダ>ユーロ
株価は、ユーロ圏景気後退懸念から欧州株の下落を受け売りが先行しダウは一時750ドル程の下落、ただ長期金利低下からナスダックの買い戻しが優勢になると下げ幅を急激に縮小。
原油は、シティグループが世界経済がリセッション入りした場合、2022年末までに65ドル、2023年末までに45ドルまで下落する可能性があると指摘したことで売りが先行、更にリスクオフ相場で売りが加速し一時97.45lvlまで急落。因みにアジア時間は110―111ドル台でした。
ポジションは、予定通り朝一ドル円ショートを135.85で縮小、RBAを波乱なく通過し豪円ショートを93.50lvlで追加、欧州入りでユーロ円を141.30lvlでショート、急落だったこともありほぼほぼ利確しスモール豪円ショートだけキープ。ドル円も再度136.10台でショート積み増し、ただなかなかストレスフルな値動きなので135.75-80で一旦SQ。

BOSS:なかなかダイナミックな相場展開となりました。
特に、5月独貿易収支が30年超振りの赤字転落‼︎
英財務相と保健相に加え、ジョンソン首相秘書が数名が相次いで辞意を表明‼︎‼︎
いつもの「16時」から、それまでのbid推移が嘘の様にクロス円が反転下落‼︎
結果、Eur$は20年振りの安値。
米金利も低下基調継続。
株式市場は、「サポート決壊相場」の様相を呈していたのが、やっと金利安を歓迎し、ナスダックはプラス圏でclose。ダウはマイナスcloseなるも、下げ幅を大幅に縮小。
最もダイナミックだったのは~原油‼︎ 10%超も下落‼︎
ポジション:ドル円: 東京時間のドル円上昇に納得出来ないものの、2時間雲抜けで号泣しながらcut…
しかし、反転タイムの16時前に、時間や2時間のストキャが買われ過ぎである事を確認し、こっそり極小ショート構築。その後、欧円、英円、豪円も追っかけショート。
ドル円が時間や2時間雲に引っかかり、135midで反発するのを見て、一旦全てclose。
その後の米金利低下や株式市場を見て何度もドル円を売るも、跳ね返され、狭いレンジで収益悪化させながらSQでヤメ…

Ken:さて本日ですが、5月ユーロ圏小売売上高、6月米ISM非製造業、FOMC議事要旨となります。
米連休明けはリスクオフモードとなりましたが、ナスダックが堅調だった事でパニックはま逃れた感じでしょうか。コモディティが総崩れ・米長期金利が低下する中、ドル円・クロス円の売りは継続すると推測。ただDXYが強すぎてドル円はスローかもしれません。米ISMの下振れ、FOMC議事要旨で想定以上にタカ派スタンスが確認されるとリスク回避の動きが高まるのでは。また今週日経・トピックス連動型ETFの分配金捻出による換金売りが総額1兆円と観測もあり、日本株の上値は需給要因で重いと推測。円買いへのプレッシャーになるのか注目です。
戦略:豪円ショート【94.05】ユーロドル・ユーロ円のSell on rally
・豪円は日足で陰線で上値は重い、雲91.52-91.04がサポートですが、薄い雲でそこまで強さは感じません。5日線92.75。転換線93.05がレジスタンスとなります。時間の雲92.62-73levelで売り増し予定。
・ユーロは日足で長い陰線、ヘッド&ショルダーのネックライン1.03ミドルを下抜けてることからパリティートライが現実味増してます。DXYが強いので、ドル買いフォローでユーロのショート検討。1.0300に引き付けてショートメイク希望、1.0370SL。
・ユーロ円も長い陰線、50日線(本日130.03)で止められてます。ブレイクで6.13安値137.85lvl、124.39-144.27上昇の38.2%戻し136.68が視野に。139.80-140.20でのショートメイク。

BOSS:欧州は景気後退懸念が日増しに拡大。英国は政局不安…
Eur$パリティ説が現実味を帯びてきました。
米は…米債が買われてますが~何処まで下がれるのか‼︎⁇ 2年と10年金利の逆転現象が見られる局面もあり、「recession入り確実」説もあるものの、インフレもpeakは見たかもですが、高止まり…
昨夜はナスダックが反転上昇しましたが、まだまだ不安定な展開が予想されます。
日本は~話は逸れますが、昨年度の税収、過去最高だったそうです‼︎  
所得税収は10%超の伸び‼︎ コロナ禍で大変だったはずなのに…「給与が伸びなくて、生活が苦しい」とインタビューで答えてる人ばかりがTVには出てくるのに…
法人税収に至っては、11.2兆円から13.6兆円へと20%近い伸び‼︎
法人は儲けを株式配当に回すので、株式保有者(富裕層?)の所得のみが伸び、一般的な人の生活は困窮してるって事なのでしょうか…
正直な感想は「思ってたより日本経済エエ感じやん」
話を相場に戻すと~ドル円が気持ち悪い…一昨日の買いが「豪円案件玉?」との話がありましたが、昨日も邦銀の買いが目立ち、為替トレーダーによると、「新四半期の買い玉が本邦投資家から殺到してる様に見える」との事。
昨日も、確かに、DXYがbidであったため、「ドル買い相場」であった事は間違い無いですが、①米金利低下②株安③原油安と円売りポジション調整の三種の神器が揃い踏みであったにも関わらず、135.60givenすると買いが現れ136.00payする展開…
135midには何かが居そうな気配です。
戦略:ドル円: bull bull熱が冷めて以来、下げたのは初日のみ…その後は2日で元に戻りましたが、まだ「円安調整」期待は変わらずです。
米金利や株式市場が反転すれば話は別ですが、混沌とする現状では、調整の可能性が高いと思ってます。
ただ、大規模な買い切り玉や案件玉があると相場は歪みます。これらの「玉話」は全て、勝手な妄想ですが、時間雲上@135.50(今後上昇)、2時間基準@135.57等サポートもあります。
イントラデー的には136円に近い所は売り。時間&2時間雲抜けではsell on dipで売り目線で対応したいと思います。

Ken:了解です。
昨夜は1番連れなかったドル円が朝から売られてますけど、sell on dips しちゃいそうです⤵︎
と言うか、今日の主役はドル円か?
では本日も頑張ります♪

BOSS:既に重いですね^_^
売り回転です‼︎

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