男兄弟のライバル意識

インターン先の同期は、1つ年上の兄貴と小中高大学の学部まで同じらしい。でも兄はお酒飲まない・ガチゼミ・保守的・大企業に就職するのに対し、彼はダンスサークル・新しいもの好き・ベンチャーと性格は真逆なんだと聞いて、面白いなと思ってしまった。

男兄弟は似てる部分がありつつも、ライバル意識が芽生えて違う道を歩む、という傾向はありそう。

僕の父にも兄がいて、兄弟ともに物書きを目指していた。兄(おじ)は東京に残り夢を叶えたが、私生活では恵まれない面もあった。対して、父は夢をあきらめ地元の銀行に就職し、子ども3人を育てた。

僕の場合は妹2人なので、まあライバル意識は芽生えず笑、むしろ父親を比較対象にしている気がする。僕と父も、高校と大学が同じなのだ。

銀行で働く父があまり楽しそうに見えなかったのか、それとも単に都会に憧れていたのか、僕は幼い頃から早く東京に出たいと思っていた。そして、東京のベンチャーで働くことを決めた。

僕の野望は、おじのように夢を叶え、父のように私生活も充実させることだ。そのために、今はお金稼ぎに励んでいる。多分、夢と現実の両立は徐々に可能になってきている。僕の子どもにはお金のことを気にせず夢だけを追わせられたら最高だ。