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ブラウブリッツ秋田:今季初の全体練習1/15

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2020年1月15日、ブラウブリッツ秋田の初の全体練習が行われたので取材しました。

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春先かというような気候と雪解け具合。3月8日の開幕戦がすぐそこに迫っている錯覚に陥りそうになりました。
コメントは加賀健一選手、山田尚幸選手、中村亮太選手、吉田謙監督です。沼津時代をともに過ごした中村選手の吉田監督についてのコメントは重みを感じるとともに、そのあとの吉田監督のやりとりを明示しているようでおもしろいです。

加賀 健一選手

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Q:初の全体練習について。
A:そうですね。まずははいこの場を与えてくれたクラブに本当に感謝してますし、本当にこの時期に外でできるってすごく非常にびっくりしています。

Q:チームの雰囲気について。
A:それはここから。みんなと仲良くなって、コミュニケーションしっかり取って感じ取っていきたいかなと思うので。

Q:チームに伝えていきたいことは。
A:プレーでも、サッカー選手としてどうあるべきか。日常をどう過ごすかっていうところを、若い選手も多いと思うのでしっかり伝えていければいいかなと思います。

Q:プレー面ではどのように戦いたいか。
A:僕自身、まずはしっかり1年間を通して、90分間戦い続けることができるコンディションをしっかり維持していきながら、その中で自分の良さを出せればいいかなと思います。

Q:自身の良さについて。
A:やっぱり守備の部分での強さだったりカバーリングだったり。スピードを生かした守備っていうのが、プロに入って今年19年目になりますけど、そのストロングのところは変わってないので、それを90分の試合でしっかり出せるように頑張っていきたいかなと思います。

Q:チームで最年長日となったが。
A:山形でもそうだったんですけど、最年長でやらせてもらって。まあでも特別にそんなに口でとかっていう感じじゃなくて、やっぱりプレーとか、見せる方でしっかりやっていければいいと思います。

Q:体調は万全か。
A:昨シーズンというよりは、どっちかって言ったら、その前の年に怪我したのが結構大きな怪我だったので、去年途中で合流できて、そこからは普通に試合ができたので、そこは万全だと思ってくれれば大丈夫です。

Q:どんなプレーを見せたいか。
プレーというか、やっぱり勝たないと意味がないと思っているので、試合は。そこに貢献できるように、守備の部分でしっかりやっていければいいかなと思います。

Q:チームの雰囲気は。
A:新加入の選手も多いですし、まだまだ、もっともっと雰囲気も良くなると思いますし。ただ初日にしては、去年もいた選手がいると思うので、そういう選手が引っ張っていってくれたかなと思ってます。

Q:初日は一歩引いていたか。
A:やっぱり探りながら。どんな選手がどんな感じのキャラなのかとか、そういうのも色々自分の目で確かめながら、ここからどんどんコミュニケーション取っていければいいかなと思ってます。

Q:初日からコンビネーションの練習をしていたが。
A:監督がやろうとしていることを一日でも早く理解して、それをゲームの中で出せるようにといった練習だったので、そういうのをみんなでやっていければいいかなと思っています。

Q:秋田商業OBでもある熊林親吾コーチと話していたが。
A:この時期にグラウンドで練習ができるっていうのは...僕は秋田出身なんですけど、すごく考えられなかったことだったので。もうそれでもびっくりしたし、ここのグラウンド昔土だったので、高校のときよく試合やって、それが今人工芝に変わったっていう話もしてましたし、昔の話をしました。

Q:熊林コーチのほかに、チームに知り合いは。
A:いや、いないですね。ここから仲良くなっていければいいかなと思ってます。

Q:開幕戦のイメージをしているか。
A:もう全然しなくて。ここからしっかり自分でどんなサッカーをすると。相手のスカウティングとか、選手の特長も、いろんな選手に聞いて把握していければいいかなと思います。

山田 尚幸選手

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Q:チームの雰囲気は。
A:様子うかがってる窺ってるなっていう、みんな。監督も変わったし、メンバーも変わったんで。様子を見ている感じはありました。

Q:走るメニューが多かった印象だが。
A:立ち上がりなので、そこまで多分激しいことはしてないと思うんですけど、今シーズン走るっていうのは言ってましたね。走らないと試合には勝てないと思うので。秋田も走る方だったと思うんですけど、さらに磨きをかけて、いいサッカーができるんじゃないかなと思います。

Q:今季の目標は。
A:目の前の1試合1試合に勝つことだけを考えてやることが目標です。

Q:近年珍しく外で練習ができているが。
A:気持ちいいですけど、気持ち悪いです。グラウンドに雪が無いのは気持ち悪い感じがします。コンディション面では、秋田で外でできるのは非常にいいことだと思います。

Q:チームの融合について。
A:一人ひとり壁を作ることなく、もっともっとコミュニケーション取って、早いうちからうち解けて。早い段階で一致団結できたらなと思います。

Q:キャプテンはまだ決まっていないが、リーダーシップについて。
A:去年はチームがうまくまとまってない感が前期はあったので。そこはしっかりやっていこうかなと思います。

Q:開幕戦の相手などをイメージしているか。
A:開幕戦がどこであれ、もう開幕戦は落とせないなっていう気持ちでやりたいなと思います。

中村 亮太選手

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Q:吉田監督と秋田で再会となったが。
A:僕個人としてはすごいうれしいことですし、いつかまたやりたいなと思っていた監督のもとだったので。本当に、それで秋田に残るって決めた部分もあるので。すごい楽しみです。

Q:どんなサッカーをするか掴めたものはあるか。
A:ミーティングで前に、ゴールに、という言われていたし、そういう監督ではあると思ったので。僕の良さが活きるのかなって思うので。まずは吉田監督のもと、いいサッカーができたらなと思います。

Q:沼津ではサイドハーフで飛躍したが。
A:一応フォワードでやりたいなっていう気持ちもあるので。でも監督の指示であれば、左も右もフォワードも後ろもぜんぜんやるつもりであるので。そこは監督に任せて、自分の力を出せたらという感じですね。

Q:吉田監督と話をしたか。
A:そんなに口数が多い監督じゃないので。「よろしくな」「期待してます」ぐらいで終わったんですけど(笑)そういう監督なので。喋ってというよりは背中で語る監督という感じなので。

Q:初の全体練習について。
A:新しい選手がいっぱいいるので、色んな人と喋ろうかなっていうのは思ってたんで。まだまだ喋れてない人もいますけど、これから。キャンプが続くんで、そこで良いコミュニケーションを取りたいなと思います。

Q:知り合いの選手は。
A:GKの田中雄大。谷奥健四郎は沼津で一緒にやってますし。サッカーはいろんなところでつながるので。「誰々の人によろしくね」って言われたりとか。三上(陽輔)もそうですけど、いろいろあったので。

Q:開幕戦をイメージしているか。
A:試合に出たら一番いいですけど、怪我せずにキャンプを乗り切るのが大事だなと思うんで。いい形でいい準備して仕上げていけたらと思います。

吉田 謙監督

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Q:チームの雰囲気について。
A:非常に真面目で明るく、すばらしい集団だと思いました。

Q:どのようにシーズンを戦うか。
A:真摯にひたむきにというのが、一番スポーツマンシップにのっとっると思ってますので、貫いてやってほしいを思います。

Q:目指したいチーム像は。
A:初日なので、徐々にですけども一個一個積み上げていって大きなものになればなと思っています。一戦一戦、一日一日、大切に積み上げてこそ大きなものを成し遂げてくれると思っています。

Q:監督がやりたいことは。具体的に。
A:まとまっているというか、本当に徐々に、1ページずつ1ページずつというタイプなので。今日も1ページめくって、また明日1ページ。そのうち見えてくると思います。

Q:初の全体練習の意図は。
A:ゴール方向に縦パスを入れる。それだけです。

Q:「心から走る」ために強化する部分は。
A:まずゴール方向に動いて、ゴールを奪うこと。その一点に集中することで、自走というか、自分で決めて走ることができると思います。シンプルにゴールを目指す。全員で躍動感がある。秋田のために走る。そういうサッカーを目指したいです。

Q:初練習を終えて。
A:非常に好天に恵まれてうれしい限りです。

Q:戦術的に見えたものや、選手の特長は。
A:選手全員ゴール方向に動いてくれたので、非常に良かったなと思います。

Q:秋田は沼津より暖かかったと思うが、秋田の寒さについて。
A:まったく気にならない。選手の心も熱かったし、ピッチも熱かったので、すばらしかったと思います。

Q:声掛けで意識することは。
A:選手が意図的にプレーをして、自分の決断で決行した時に褒めてあげたいなと思います。もちろんその中でミスもあると思いますけども、悪いところ見ても人の心が良くならないということですね。トライして、成長して、そういう姿をやり続けることにしっかり見守ってあげたいと思います。

Q:どういうふうに戦いたいか。
A:秋田らしく、秋田のために戦うのみです。どこが相手というのはあまり関係なく、一戦一戦、全力で戦うのみだと思います。ゴール方向に動いて、ゴールを目指して走り切る。一体感をもって秋田のために戦いたい思います。

Q:期待する選手は。
A:大きなものを成し遂げるのに、このチームで、この選手だけでは絶対に成し遂げられない。県民の皆さま一体で戦うことが凄い大事だし、最後はスタジアム一体、秋田一体が大きな力になります。応援をお願いします。

Q:ミーティングで話したことは。
A:一番大切なものが3つあって。まずは秋田県のために戦う。チームの勝利のために戦う。そして礼儀。サッカー選手である前に社会人。県民の皆さんの見本となるように、活力元になるようにひたむきに戦おう。そしt最後は挑戦しよう。色んなこともあるかもしれないけど、挑んでいこう。その3つです。

Q:キャプテンの決定について。
A:決めていないです。全員熱をもって取り組んでいると思ってます。その中で初日に決めるのは、選手にとって礼儀知らずだと思いますので。全体をじっくり見て、全員を見て、ゆっくり決めたいと思います。

Q:就任会見で、練習で面白い取り組みをすると話していたが。
A:徐々に皆さんに見ていただければと思っています。

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