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淡々と続けることは苦手です。

同じことを継続するのが得意な人と、

新しいことをバンバン始めるのが好きな人と、

個人差はけっこうある。


どちらがいいかは、文脈によるでしょうか。

起業とか、革命とか、エネルギー溢れるときには新しいことが重要だし、そうじゃなくて、きっちり仕事をするべき時は淡々と継続することが重要です。


僕は、完全に新しいことをするのが好きで、淡々と継続するようなことは苦手です。

多分かなり偏っている。

今ある現状をどう改善するか、どう進化させるか、ということを妄想するのは好きで、時間があればそんなことばかり考えています。

実際に行動するのも得意で、あまり躊躇せずに挑戦することはできる。

これがよく働くこともあるけど、周りの人に迷惑をかけることもあるから、なかなかどうも自分で自分の扱いに困っている。


問題は「継続」。

どんなことをするにも停滞する時期があります。

そんなときは、あまりぶれずに淡々と活動し続けることで次に見えてくるものがある。

それは分かっているんです。

分かっているのですが、停滞すると、それを一発で解決するような道を探したくなってきます。


実際にアイディアはいろいろ浮かんできます。

いろんなことを試してきました。

その結果、「いろいろやるとブレる」ということがよくわかりました。

画期的なことばかり追うと、本当に大切にしたいことを見失ってしまいます。


「新しいこと」VS「継続」

といった構図で考えがちですが、

どちらにしても「自分の軸」が何より大切だなと改めて考えております。

僕にとっては「仏教」と「心理学」が大きな軸になっています。

その周辺にSNSとか、地域の活動とか、いろいろあります。


掛け算は無限にできるし、その可能性は非常に大きいと思う。

一方で、自分の人生は有限で、すべてを自分が背負うことはできない。

こんなことを考えるようになった自分は少し大人になったような気がします。

36歳です。

もう少し早く落ち着けよ、という感じもしますが、突っ走り続けるのも自分らしいかなとも思っています。


答えは自分の中に探すことが大切だと思います。

世の中には「〇〇するべき」的な情報にあふれています。

どの情報もとても勉強になります。どんどん試してみていいと思います。

一方で、外の情報を試すだけでは、自分の軸はなかなか見つかりません。


立ち止まって、自分の中に答えを探す。

まさに仏教です。

誰かに法話をするのではなく、自分自身に一番言い聞かせたいと思いました。

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