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【香港旅行】 〜きっかけと1日目〜

2/2の深夜から2/6にかけて香港旅行に行ってきました!きっかけと初日の感想を残してみたいと思います。

きっかけ

きっかけは香港観光庁と香港国際空港のコラボで実現した「(外国人向け)香港行き航空券無料配布」です。このキャンペーンは香港エクスプレス・香港航空・キャセイパシフィック航空がタイアップしており、各社それぞれが先着または抽選で香港行きの往復航空券を配布するというものです。旅行者の負担は諸税と空港使用料のみで航空券の代金は0円です。私は2023年の4月、このキャンペーンが始まった瞬間に香港エクスプレスの無料配布に応募し、見事先着順で勝ち取りました。支払った額は往復で¥16000円ほどでした。

なぜ香港なのか

香港は1997年までイギリスの統治下に置かれました。それまでの間に当時戦禍に置かれていた中国の広東省などから逃れてきた人々の子孫が現在の香港/広東語話者の大部分です。1997年に中華人民共和国(以下中国)へ変換されたため、制度上は「国」ではなく、中国国内の「特別自治区」となっています。それゆえに、イギリス体制、中国体制が混ざり合っている違いでもあり古くから文化・慣習、そして政治においても混乱が続いてきました。私が高校2年生(17歳)の時に香港では逃亡犯条例(端的にいうと、香港で犯罪を犯してしまった人は中国の法律で裁かれるということ。犯罪かどうかの基準が曖昧で、中国当局に目をつけられてしまうと何かといちゃもんをつけられて犯罪者となってしまう恐れがある。刑罰も中国当局の裁量次第になるという条例)が可決されるかどうかの局面を迎えました。自由と民主主義を主張する香港人はこれに対して猛抗議。しかし中国当局傘下の香港警察はこれを暴力的に取り締まりました。この抗争が続く中、中国の全人代(日本における国会のような議決機関)で逃亡犯条例が可決されることに。施行された後は、自由に集会を開くこと、当局に反対するような内容の著作物を出すこと、当局を批判する内容をオンライン/オフラインともに言うことを禁じられました。まさに香港が事実上、自治を認められていた地域から中国そのものになってしまったというわけです。私はこの一連の民主化運動に興味を持ち、研究したいと思ったため東京外大を志し、今もそこで勉強しています。
そして今回の香港旅行は、初めての訪問ということもあってアカデミックな目的は無いものの、「まずは行ってみる」「目で見て肌で感じたい」というモットーのもと計画しました。観光やバドミントンのトレーニングがメインではありますが、香港を選んだきっかけはそんなところです。

深夜の移動と初めての香港

香港エクスプレスのフライトは羽田23:55発。出国を終え、プライオリティパスのラウンジへ。ここで少し軽食を摂ったのち、お土産を買いに売店へ。現地で私を受け入れてくれるバドミントン・カナダ代表 Lai Yin Chung(ライ・イン・チュン)選手のためにどら焼きを買いました。そして飛行機へ搭乗し、無事に離陸。思いの外眠りに早く落ち、若干狭い機内ではあったものの休息を取ることができました。機内の照明が再び灯されたのは香港午前3時半ごろ。機長から着陸の旨が伝えられて午前4時過ぎに着陸。飛行機を降機した直後から感じる異国の匂い。楷書で書かれた漢字だらけの看板が妙に不気味に感じられました。そして日本から持ってきたおにぎりを2個食べて空港で5000円両替。澳門にも行こうと考えていたため香港・澳門で使えるsimカードもこのタイミングで購入しました。そして空港鉄道で九龍駅まで移動。到着したのは午前6時。

賑わっている旺角

もちろんホテルにチェックインをすることもできないので24時間営業のマクドナルドにこもってブログの執筆をしていました。午前10時ぐらいまで過ごした後、重慶大厦(チョンキンマンション)という雑居ビルに赴き、30000円両替しました。そもそも今回の香港旅行、数日後にスリランカ遠征が控えているということで現地での予算は四日間で35000円。海外旅行に行く上では少なすぎる予算です。しかし私は金欠大学生。「両替は少しでもレートの良いところへ!」ということで重慶大厦の2階にある太平両替(Pacific Exchange)というところへ行き両替しました。かなりレートが良いのでおすすめです!空港では10000円が445香港ドルぐらいだったのが、ここでは515香港ドルになりました。

そしてその後はお金節約のために徒歩で市街地を散策。時折目に止まるスポーツ用品点に入ってみると値段が高いのなんの。日本の2倍ぐらいの値段です。

15時まで時間を潰して旺角駅からほど近いホテルにチェックイン。その後シャワーを浴びて着替えました。少し休んだ後、有名観光地ビクトリアピーク(太平山)に行ってみることにしました。旺角駅から中環駅まで向かい、歩いて山行きトラムの駅へ。チケット売り場の列に並んでいると若者に声をかけられました。話してみると彼は中国の同い年ぐらいの大学生で「彼女と来るはずだったけど行けなくなって親に内緒で香港に1人旅行で来た」と語ってくれました。終始英語で話して一緒に山頂へ。少し一緒に散策したのち解散しました。そのままホテルに帰りその日は寝ました。

百万ドルの夜景とも称されるビクトリアピークからの眺め

2日目以降はまた別の投稿でご紹介します!

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