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頭の中は自由

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自伝的なものを書き綴ってまいりましたが、なんとなく時系列でと勝手に思い込んだルールが、苦しくなってしまいました(笑)もっと自由に書きたいので、マガジンを更新しますのです。
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#エッセイ

家族ゲーム

家族カーストの中で、私は最下位だった。 単に2人兄妹の末っ子だから、ということなのかもし…

takekawakaori
3年前
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シュラバラバンバ

大島ケンスケさんのマガジンを購読させていただいている。 もともとblogの方をフォローさせて…

takekawakaori
3年前
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灯台下暗し

アトリエと先生というnoteにも書いたのだが、小学高学年から高校にかけて、アトリエに通ってい…

takekawakaori
3年前
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掘り下げて肉じゃが

大泉洋さんと吉田羊さんのドラマを観た。 ドラマはあまり観ないのだが(そもそもテレビを観な…

takekawakaori
4年前
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creative life

職人の仕事を始めてから、3軒目の工房だった。 一番最初に職人として働いたのは、シルバー加…

takekawakaori
4年前
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貴女へ

私の母の更年期は、大荒れに荒れた嵐のようだった。 夫である父親は、仕事だなんだと逃げてゆ…

takekawakaori
4年前
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ミミズとダンゴムシ

そこは、マンションとマンションに挟まれた、トイレも水場も砂場もない小さな公園である。 雨が降ると、水捌けが悪く真ん中辺りは大きな水溜りになる。 小さな子供を持つお母さんは、その水溜りを嫌がって、雨上がりには遊ばせにこない。 小学生も水溜りがある時はサッカーもできないので来ない。 水場もトイレもないので、汚れても洗えない。 人が来ないので、草ボウボウである。 ただ、我が家からは近かったので、人気のないその公園は好都合だった。 何かの育児書で見たわけでもなく、意識高い系でもなく

なぜ登るのかと問われれば

初めての山登りは、小学1年生の頃、家族で行った六甲山であると記憶している。 西宮辺りに住ん…

takekawakaori
4年前
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自転車と不思議

自転車を漕ぐと瞑想スイッチが入ってしまうという、希有な体質になってしまったのだが、その初…

takekawakaori
4年前
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自転車瞑想

訪問介護の仕事をしている。 自転車で、利用者さん宅を訪問し、生活支援や介護のサービスを1時…

takekawakaori
4年前
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シャープペンシル

子どもの頃は、特に母親は、スーパーウーマンか魔法使いだと思っていた。 何でもできるし何で…

takekawakaori
4年前
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年の初めに

自分が書いた文章が、活字になることがたまらなく好きだった。 今、頭から流れ落ちたものは、…

takekawakaori
4年前
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オッサン天使

小さいオッサンに憧れた時期がある。 とある女優さんが、とあるスピリチュアルブームの先をい…

takekawakaori
4年前
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ミッション

京都に住んでいた頃である。 とあるアメリカのバンドが好きで、曲を聴くだけでは飽き足らず、歌詞を覚えたり、訳してみたり、海賊版やら翻訳されていないインタビュー動画など漁るように見たりしていた。 彼らが夢にまで出てきて、英語が喋れなくてどうしたものか!と思っていると、夢はそこで強制終了してしまう。 会えるわけもないと夢物語では済まないのだ。 ファンクラブに入会していると、まぁ早い話、金さえ出せばバックパスで、実際に彼らに会うことができてしまうのである。 中学生の頃、いわゆる