2023年5月29日(月)
現在1:01で日付は5月30日、つまり僕の生誕祭なのだが、厳密には6:30生まれなので現時点では43歳ということにしといて、続けさせて頂く。
午前中は家賃の振込などに出かけつつ、集中出来る環境で読書。明後日ゲンロンカフェイベントに登壇予定の爆笑問題 太田光さんのエンタメ小説「笑って人類」を読み進める。ここ最近いわゆるエンタメ小説などは読んでいなく、人文書の類しか読んでいなかった者として、この読みやすさとワクワク感は体験として新しく感じた。偏った読書をしている証拠であり、さまざまな面白いことを失ってきたのかもな、なんて思った。とはいえまだ1/3しか読めてない。イベント当日までに最後まで行けるかどうか。
「メタモルフォーゼの縁側」という映画をU-NEXTで途中まで観た。女子高校生と老女がBL漫画を媒介に友達になっていく話。漫画原作(未読)とのことだが、芦田愛菜、宮本信子の両俳優の見せ所という感じで非常に面白い。話の内容についてはまだ半分なので言及はしないが、東浩紀の「誤配」「観光客」の概念のような物語でとても興味深く見ている。残り半分は明日。漫画が繋いだ年の離れた友情がどのようになっていくのか楽しみ。
夜は月に1回のながさきむら村議会。
参加前にブラブラ歩きながら考えていたら、とんでもない事実に気づいた。
ながさきむら村議会は2012年に震災による地域コミュニティの再考という文脈で始めた、今年11年目の活動。毎月1回集まってノンテーマで地域の話を軸に文化や生活、政治の話から時には恋バナ(!?)なんかも話してきた雑談会。
12年間で1度台風で中止にしたのと、コロナ禍にリモートで2回ほどやったことを含めて数えたら、なんと130回もやっていた!!?
それって凄くないですか?
当初はイベントなども開催してきたけど昨今は雑談オンリーになっている。地域に対する影響力も特にあるとは言い難いけど、130回やってきた結論としては、こういった雑談会を「祭」としてではなく月イチの「日常」として継続していることに意味があると思った。
今回も区議会議員のXさんが参加してくれたけど、ざっくばらんと知識や知恵の交換が出来てとても有意義な2時間だった。
さらに飲み会では区議会の裏話みたいなことも聞けて、こういう話がキャッチボールとして出来るようになったのも、この11年の経験が生きてるのだろうなと実感として感じで、けっこう感慨深い思いになった。
今回は高齢者福祉の話が多めだったが、それらの活動を世代間交流するフックに出来ないか、たとえば僕が歌いに行くとか共通のゲームをお年寄りと子供世代でやってみるとか、なかなか面白い提案が出来たと思う。
何よりX区議も初参加のお二人も「楽しかった」と言ってくれているのが最大の収穫だった。楽しいのは大事。ぼくのファシリテーターもどきも多少は寄与できたかな。
というわけで目覚めたら真の意味で44歳になっている。友人にも先程宣言したが、自分なりに正直に頑張りたいと思う。
なおわたくしのかばんにはまだじゃっかんのよゆうがございます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?