選挙カーにまつわる諸々について

選挙カーの良いところは候補が近づいてきた時に手を振りに出られるところ。
そういうのバカバカしいと思われるかもしれないけど、人と人の交流ってそういうところからスタートだと思うのよね。
(さっきも親しい候補者がマイク無し行脚してて、ギリギリで手を振れたのがあった)

寝付かせた子供が起きるから選挙カー、めっちゃムカつくというツイートをよく見るけど、広場の子供の声がうるさくて役所に相談した人はみんなから非難された。騒音の公共性という話として繋げて考えることが出来そう。

個々人には色々な立場や生活スタイルがあるから、騒音がキツイと思う人がいるのも理解出来る。だけど一方で「選挙ってこういうもんだよね」という認識こそを共有すべきなのではと思う。それは選挙カーという個別の問題ではなく、興味関心あろうがなかろうが「選挙なんだし投票行くか」くらいの緩い認識がかつてはあったのだと思うのね。

昔だって選挙カーうるさいとは思ってたんだと思うよ。夜勤の人だって昔もいたわけだし。でも「」選挙期間だけだしなー」くらいで捉えていたんじゃないかな。

これは投票率の議論にも繋がるんじゃないかな。
政治に関心を持て持てと言われたって、人それぞれに大事にしていることの優先順位がある。だけど「4年に1度の選挙は大事だよねー。知らんけど(笑)」「まあとりあえず投票には行くかな。暇だし」「投票行って外食するんだ(モー娘)」というくらいの感覚が必要な気がする。ある意味においては「祭」の感覚こそが大切とも言える。

まあ、そんなわけで、うるさいかもしれないけど、選挙ってそういうもんだし、たかだか1週間のことだし、こうして疎まれながらもチャレンジしている人達の連呼される名前くらい覚えてあげましょ。

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