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『完璧には出来ないけど、だからなんなの?』という姿勢。

艇駆いいじです。

最近は減量をしていて、割とストイックな食生活をこなしています。ここ2、3か月で体重は12キロくらい落ちました。

それに関連して、今日は『完璧には出来ないけど、だからなんなの?』というお話をしたいと思います。

僕たちは『比較』をして生きている

先日、こんなツイートをしました。


SNSが登場して、僕たちは『比較』が容易にしやすくなったと言われています。

例えば『フォロワー』という指標を比べれば、僕とビルゲイツのどっちが影響力を持っているかは一目瞭然だし、チャンネル登録者を見ればどのYoutuberが一番なのかはすぐわかります。

僕たちは1クリックで一流の人を見つけることができて、そんな人たちと自分を比較できるようになりました。

この時、「ああ、この人はこんなに完璧に出来ているのに、俺は…」とか、「この人はこんないい生活をしているのに、私は…」みたいに考えてしまうことがあります。

これはかなり危険だと思っていて…

何がヤバいのかというと、この思考に陥ると、自分の完璧じゃない部分ばかりに目が行って、とにかく自分を否定してしまうんです。

冒頭の減量の話で言うなら、僕は筋トレ系のYoutuberの人の減量方法を見て、同じことをやろうとしてました。自分の体とその人の体を見比べて、「ああ、俺は…」みたいに思ったこともあります。

でも、それっておかしな話なんですよね。そもそもその人と僕は違うバックボーンで生きてきて、筋トレをやっている期間も違くて、その減量方法を編み出すまでに時間をかけているかもしれない。失敗の回数もおそらく桁違い。

実験で言うなら、『冷蔵庫に入れたヒマワリ』と『日の下に晒したチューリップ』を三日間放置したら、チューリップの方が成長した。だからチューリップの方が優れている! みたいなことです。(わかりづらいな)

とにかく、一流の人と自分を比べるのは無意味ってことです。

完璧にやろうとするのは無理

このことを踏まえて、完璧にやろうとすることって意味がないと思うんです。

なぜなら、自分と完璧に出来ている人は違うから。レベル1の人とレベル50の人が同じことができるわけありません。完璧にこなすにはレベルが足りなすぎです。

SNSを使うと、一流の人と同じ土俵に立つ必要があって、周りの人もそのレベルを求めることがあります。場合によっては、「完璧じゃないとおかしい」くらいに。

そういうときに「この人と同じレベルにならないと駄目だ」とか思っちゃうんですが、そもそも自分のレベルがその人と同じじゃないから無理なんです。

「じゃあ完璧になんてできないから諦めろって言うのかよ?」と思われそうですが、これも違います。

レベルが足りなければ上げればいい。

いきなり完璧は無理でも、少しずつレベルを上げて、完璧に近づいていけばいいんです。

ゲームだったら、レベル1のキャラがレベル50の敵と戦ったりしないわけじゃないですか。最初は同じレベル1くらいの敵と戦って、2になったら2の敵と戦う。

最優先は、「自分が無理をしないこと」。辛くならないように、昨日よりも1%くらい成長することを目標にしていればいいんじゃないでしょうか。

開き直りの姿勢を持とう

その時に必要になるのが、タイトルにもある『完璧には出来ないけど、だからなんなの?』という姿勢です。

これは開き直りと言われてしまえばそれまでなんですが、決してネガティブな、投げ出してしまおうというニュアンスではないことはここまで読んでくださったあなたならわかるはず。

完璧ではない自分を許容しつつ、少しずつレベルを上げていく。他人と自分を比較しない。

この考え方のメリットは、何と言っても自分が疲れないこと。理想と現実のギャップに苦しみながら継続をするのは辛く、自己否定に陥りがちです。開き直ることで、きっと楽になるはず。

僕は現在、減量の真っ最中ですが、これからは完璧なやり方にこだわるよりも、まずは自分の体や気持ちと向き合って続けていきたいと思いました。

終わりに

この記事のまとめは以下の通りです。

①僕たちは比較をしやすい現代を生きている。

僕たちはSNSで容易に一流の人と比較ができます。そのため、完璧にこだわってしまいがちです。

②完璧にやる必要はない。

一流の人と自分は別人で、レベルが違います。同じことはできないし、同じことを繰り返してもその人と同じにはなれません。完璧にやろうとすると、自己否定に陥ってしまいます。

③あえて開き直ろう

だからこそ、いきなり完璧を目指すのではなく、まずは自分の無理のない範囲で継続していく必要があります。そのときに、完璧に出来ない自分を認め、開き直ってしまうことが大事です。

誰もが一流になる必要はないですし、今日いきなり一流と同じことをするのは無理です。だからこそ、昨日の自分より少しでもよりよくあれるよう、今日も頑張りましょう。

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