見出し画像

いい夫婦の日ってどう過ごす?―新米夫婦が大先輩夫婦から学んだ話―

こんにちは。タケイユウコです。世間は飛び石連休?なんですね。
紅葉も見ごろということで、京都は観光客の方で賑わっていました。

さて、昨日の11月22日は「いい夫婦の日」。1年前のいい夫婦の日は結婚式を挙げてすぐの時期だったので、特に何もしていないよなぁと思って写真を調べていたらなんと!夕食にチーズフォンデュを食べているではありませんか!?
ちゃっかりイベントごととして楽しんでいました(笑)。

2回目のいい夫婦の日は私の両親が兵庫県から京都へ遊びに来ることになりました。目的はもちろん、秋の京都ならではの神社仏閣巡りと私の暮らしぶりを見るために、です。結婚式以降一度も夫とも、夫の両親とも会うことができなかった私の両親は、ようやく県をまたいだ移動ができると京都にやってきたのです。

図らずして大先輩の夫婦2組と、いい夫婦の日に会うことができた私。
今日はそんな1日について書きたいと思います。

私の両親
両親は11月21日から22日の1泊2日で京都に遊びに来ました。兵庫県から京都に来るので、渋滞を避けるために午前7時前には実家を出発し、9時頃には京都に到着。仁和寺にお参りしたあと、10時過ぎには私も合流し、金戒光明寺→真如堂→昼食→梅宮大社を巡りながら御朱印をいただくツアーがスタートしました。
運転席の父と助手席の母の姿を眺め、「あぁ、よかったな。こうした時間がもっと続いてほしいな」と願っていました……。

父が定年退職して少したった頃、「これから夫婦ふたりで日本国中を旅行できるね」と話していた矢先に母の大病が見つかりました。それまで自分のことはほったらかしで家族のために尽くしていた母の病気に、父と兄と私は大きくショックを受けました。
母の入院を機に、これまで何もできなかった父は洗濯機を回し、フライパンで卵焼きをつくり、好きなもやし炒めを作ろうとしましたが、初めはどれもうまくできません。
離れて暮らしている私は週1の帰省で日に日に憔悴していく父の姿を見て、ただただ母が今までと同じ暮らしに戻れることを祈るばかりでした。

幸い、手術の甲斐あって母は退院し、今は通院治療を続けており、病院には父が車で送迎しています。

短気な父とおっとりのんびり、でも間違いにはちょっとうるさい母とではペースが合わない時も多く、口喧嘩もしばしば。それでも長引くことはありませんし、母が入院した時の父を見ている私は、お互いを支え合っているふたりであることを良く知っています。


夫の両親
私はまだ出会って2年に満たない義理の両親ですが、ふたりのおかげでのびのび生活ができています。背が高くて明るくてちょっとおしゃべりな義父と、生甘酒の生みの親で、できないものは何もないんじゃないか思うセンスの持ち主である義母は、常連さんの中にもファンがいるくらいです。

ふたりの紆余曲折はさすがに聞けてはいませんが(笑)、義母が義父のことを愛していることは話の端々で感じることができますし、一緒に働く夫から家族のおもしろエピソードを聞いては、元気をもらっています。

久しぶりの両家対面

22日の昼食を夫と両親の4人でとり、そのあと夫の両親に挨拶するためお店へ。お店に着くと最高の笑顔で迎えてくれました。わずかな時間ではありましたが、両家それぞれにお互いの近況報告をしている様子をみて、私もうれしい気持ちになりました。

いいお義父さんとお義母さんのそばで楽しく暮らしているよ、ということを両親に見てもらえたのではないかと思います。

手前味噌ながら両親はかっこいい
夫とお付き合いをしていた頃、ご両親のことを大切に思っているところが素敵だなと思いましたが、それも夫のことを大切に育ててくれたふたりがいたからこそ。夫の両親と私の両親、どちらも最高にかっこいい先輩夫婦です。
ええ年ではありますが、まだまだ新米夫婦の私たち。これから大きな壁や課題に直面していくことでしょう。
それぞれの両親の良いところは見本にして、(気になるところは反面教師にして)これからこの「いい夫婦の日」をひと区切りとして、私たちのこと、両親のことを考えながら1年1年を過ごしてゆきたいと思います。

ちなみに2回目のいい夫婦の日の夕食はなんと「スーパーの割引お弁当」。
いや、これもお互いを労わってのことですよ……(笑)。

本日も読んでくださりありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?