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にちにち京都-①あいさつで地域とつながる話-

こんにちは。タケイユウコです。
前回お話した婚活の話を多くの方が読んでくださっていること、とても嬉しいです。ありがとうございます。

多くの方とつながりながら、はじめたばかりのnoteの楽しさを実感しています。
これからも、自分の体験や考えから浮かぶ素直な言葉を大切に表現することを続けていきたいと思います。

さて、京都に住んで20年ほどの私は、昨年結婚したことで「京都」という場所が、“仮住まいの場所”から“生きていく場所”に変わりました。
そんな京都での日々の暮らしの中で思うことを「にちにち京都」というタイトルで綴ってゆきます。
「にちにち」についてご説明すると……

「日日是好日」……毎日を人生最良の日と考え生きること

読み方はいくつかあるのですが、私は「にちにちこれこうじつ」と読んでいます。
私の好きな言葉であり、こうした気持ちを大切に京都で暮らしたいと思っているのでこの言葉を選びました。

第1回目の「にちにち京都」は「あいさつ」についてお話します。


あいさつしている?

結婚して大きく変わったことといえば、「あいさつ」をする機会が格段に増えたことです。
マンションで一人暮らしをしていた頃は、隣の部屋の人が誰かわからず、「できれば人に会わずにいたいなー」と思っていました。
例えば、ドアノブに手をかけたときに、どこかで「ガチャ」とドアを開ける音が聞こえたときは、思わず一呼吸おいてからドアを開けるように……。

そんな私も、結婚して夫と一緒に暮らし始めたことで、「町内会に属している人」になりました。そう、隣近所の方たちとはずっとお付き合いが続くのです。
朝のごみ捨てや、買い物、さまざまなシーンであいさつする機会が増えましたが、職場でのそれとは少し雰囲気が違うと感じました。

あいさつのチカラ

職場でする「朝のあいさつ」はルーティンのひとつという感覚で、そこに大きな感情の変化や相手への期待は特にありません。返事がなくても気にならないくらいです(笑)。

一方で、近所の方にあいさつをするときは、少し気合が入ります。
相手の顔を見て、聞こえるようにはっきりと声をかけます。そうすると、相手が同じように返してくれるのです。
この時に、私は「自分が笑顔になっていること」に気が付きました。あいさつには人を笑顔にして元気をもらったり、与えたりするチカラがあるのだとわかると、改めて「ええあいさつをする自分」になりたいと思うようになりました。

とはいえ、少し気になるところがあります。

タイミングって難しい

同じ町内の人へのあいさつ、これはできているつもりです。
ただ、まだ“初心者”なので、声をかけるタイミングに迷うことがあります(笑)。
後ろを向いている人には声をかけるのか、相手より先に声をかけるのか、どれくらいの距離で?などぎりぎりまで迷っています。
さらには気づいてもらえなかったらどうしよう、などと“しょーもないこと”を考えてしまいます。

他にも私が難しいと感じている場面があります。朝ランニングの時間です。
近くの神社までゆっくり走っていると、散歩をされている多くの方とすれ違います。
犬と一緒に散歩したり、ご夫婦が健康のために歩いたり、私のようにランニングをしている人などその神社を訪れる人の目的は様々。
町内ほどの近い距離ではなさそうで、どこに住まれているかわからない地域の方ばかりですが、同じ時間に行動していると、一種の連帯感のような感情が生まれてきます。

そんな方たちから、ふいにかけられるあいさつ。
はじめのうちは下を向いたまま返すことに精一杯で、そわそわしていました。


自分からあいさつしてみた

2か月くらい朝ランニングを続けていると、常連メンバーの顔が認識できるようになります。そこで、まずは「必ず会う人」で、いつもあいさつしてくれる人にターゲットを絞って、自分からあいさつすることを試みました。

あいさつに受け身でいた時と自発的になった時とでどのような変化があったかというと、自分から声をかけるときに町内の方と同様、これまでより目線が上がりました。
そして、歩道のグレーばかりをみて淡々と走っていた私が、前の景色を見ながら走れていることに気が付きました。

結果としてランニングの充実度も増していると感じています。
とはいえ、自分から声をかけるのは、まだ3名の方にとどまっているので、常連メンバーから徐々にターゲットを増やしていくつもりです(笑)。


毎日ハッピーでいるために

夫と暮らし始めてやっと1年。これからも新しい発見がたくさんあると思います。
毎日が人生最良の日と思えるような発見を京都から発信していきます。

つたない文章を最後まで読んでくださりありがとうございました。

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