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芸術の未来について

自粛要請の影響で、多くの芸術に関わるものことも中止、あるいは延期になっています。私の知り合いの作家さんにも展示が中止になったり早期で終了している方がいます。実際私が作品を出品予定だったイベントも中止になりました。

そんなこんなで、最近ウイルス終息後の芸術活動についてぼんやり考え始めました。一説にはまったく違ったアートの発信方法が普及すると言われていますね。

配信やバーチャル空間での展示や新たなコミュニティが増え、今まで芸術に興味のなかった人々もアートを身近に感じられるようになると言われています。ただ、同時に映画館や大きな出品イベント、ギャラリーでの絵画展示などリアルな展示イベントは衰退傾向になるかもしれません。

私は、学生の頃からギャラリーを巡ったり陶器市へ行くのが趣味なので、人が集う芸術イベントが減ってしまうのはとても残念です。ギャラリーは空間込みで作品の良さが伝わる場所だと思いますし、大きなものづくりの野外フェスなどでは、直接作品を手に取って選べたり、作家さんと対面してお話しできるのでいつもとても楽しみにしています。

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今後、ものをつくる人は、オンラインでの販売へ少しづつ流れていくのでしょうか。そもそも未来の芸術の発信方法をイメージするとき、バーチャルでの展示は念頭に入れなければならないことなのかもしれません。

自分も、ものづくりを続けていく作家として、今後の作品の発表方法を考えなければと思います。とはいえ、リアルな展示は続けていきたいですし、私のように展示会やイベントに足を運ぶのが好きという人もまだまだいると思うので。(安心して外出できるような社会に戻ったらのお話です)


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