【ビーコル】シーホース三河戦に向けて予習・復習をする話②【水曜ラスト】



〇はじめに



 前節のビーコルは中地区のチャンピオンチーム、三遠ネオフェニックスと対戦。今シーズン、三度目の対戦となりましたが、あえなく2連敗。


 西野曜選手がGame2の前半、すばらしい活躍を見せてくれましたね。会場も盛り上がっていていましたね。


 西野選手がゴール下に走り込んでからのバックシュート、本当に好きです。ぼくは見るたびに「それそれ!」ってテンション上がります。




 この紹介映像の1プレー目とかがまさにそんなイメージです。



 Game2だとこれとか(時間固定してます、出来てるはず・・・)。




 あと、ゆずの北川悠仁さんがいらっしゃった時の会場の盛り上がりをみて、横浜市民のみなさまにとって、どれだけ大きい存在なのかという事を強く感じました。ぼくは横浜市民ではなくて・・・すみません・・・



 さて、前節で横浜BUNTAIでの試合はいったんお休みとなり、今週は愛知ウィークとなります。まず、最初に戦うのはシーホース三河。今シーズン3度目の対戦となりますが、初めてのアウェー戦となりますね。



 そんなシーホース三河について、今回は見ていきたいと思います。中2日なので、今回はコンパクトにまとめたいと思います。



 過去記事もありますので、お時間があればぜひ。






〇今シーズンのシーホース三河



 まずは、今シーズンのシーホース三河について簡単に見ておきましょう。




 現在、シーホース三河は31勝22敗で中地区2位。チャンピオンシップ(以下:CS)の出場圏内にいるチームとなります。前回対戦(1月末)以降は9勝10敗で推移しています。



 残り7試合を残して、ゲーム差2をつけてリードしている状態なので、最後まで順位争いはギリギリなものになりそうですね・・・。



シーホース三河の4月のスケジュール




〇最近のシーホース三河について考える



 ここからは前回対戦以降、2月以降のスタッツに注目してシーホース三河を見ていきたいと思います。現在のシーホース三河の主なスタッツはこちらとなります。






 そして、参考として前回対戦の直前に作ったシーホース三河の1月末までのシーズン平均スタッツを載せておきます。以下の表になります。


前回対戦の直前時点の資料です。



 さらに、ここから2月以降のシーホース三河のスタッツをまとめてみました。それが、下の表になります。



 これらの表から、最近のシーホース三河について、スタッツ上からは以下のような特徴があると考えることが出来そうですね。



【スタッツから考える最近のシーホース三河の特徴】

①試合のテンポをスローペースに落としている?
 →FG試投数が2月以前、それ以降で大きく減少
  シュート本数自体の差が縮まっている
  結果として、平均得点も互いに減少
②3Pのディフェンスに苦戦傾向?
 →相手の3Pの試投数は減少したが、確率が上昇
③三河のディフェンスは良くなっている?
 →①から相手の平均得点、シュート数は減少
  だが相手のターンオーバーは大きく変わらない
   

②と③が自分でも矛盾しているような気がします・・・




 また、各選手の平均得点についても少しだけ調べてみました。ここについては「2月(のバイウィーク)まで」と「3月以降」で分けています。


 バイウィークを挟むといろいろ変わるかなと思い、2月末で区切りを入れましたが、それならば上の分析も区切りを同じにした方が良かったかもしれないですね・・・反省です・・・。


 今回、各選手の平均得点をシーズン平均、2月までの平均得点、3月以降の平均得点の3つに分けてみました。


各選手の時期別の平均得点まとめ


 
 こうやって見てみると、シーホース三河には特別大きな変動は見られなさそうですね。


 PGの長野誠史選手は1~2月にかけて骨折によりチームを離脱していましたが、3月以降はシュート本数がそれまでの約2倍になり、平均得点も大きく伸ばしています。


 3Pの成功率も1月までは約22%と苦戦していたようですが、3月以降は約32%と確率を上げてきています。


 その一方、1月末からハムストリングスの負傷で一時離脱をしていた西田優大選手は3月以降はスタッツを落としてしまっているようです・・・。




 チーム全体の傾向としてシュート本数が減少傾向にあるので、試合の中で数を多く打って感覚を取り戻すという事が少ししにくい状況にもあるのかもしれないですね・・・。


 上述の長野選手がシュート本数を増やしていることも影響があるのかもしれないですね。


 逆に言えば、感覚さえ戻ってくれば一気に確率を上げてくるはずです。それだけの選手ですからね。



 おでんくんさんが温まってきたとチームからも紹介されていますが、ホットにさせてしまわないように、ビーコルとしてはしっかりと3Pのチェックに徹底したいですね。




 余談ですが、西田選手は早々に来シーズン含めた複数年契約を締結されている選手です。日本代表も踏まえた上での契約となり、リーグ優勝を目指す中心選手のひとりとして長期的なビジョンで契約継続となったようですね。


 CSにオリンピックと難しい状況でしょうが、ケガの悪化などなく、過ごしてもらえればと思います。本当にどの選手にもケガがないことを願うばかりです。





〇個人的な注目選手




 最後に、今度の試合での注目選手を簡単に紹介させていただきます。ダバンテ・ガードナー選手(C/PF)とジェイク・レイマン選手(SF/PF)です。



 ぼくが紹介するまでもないかと思いますが、両選手は高い得点能力でチームの攻撃をリードしていて、今シーズンのビーコル戦も全て両選手がスコアリーダーとなって得点を稼がれてしまっています。両選手ともに3Pを打てるシュート範囲の広さもすばらしいところですね。



 この両選手に自由にシュートを打たせないようにすることが、今度の試合ではまず重要になってきそうですね。



 ガードナー選手に多くの3Pを許してしまった、12月31日の試合に合わせています。お心が穏やかな時にご覧ください・・・。





 両選手の最近のハイライトを載せておきますので、ご興味があればぜひ。シーホース三河のYouTubeはサムネイルがわかりやすくていいですね、見やすいというかわかりやすいです。





 前回の対戦前でも注目点に挙げていますが、個人的には今回も最大の注目点は変わりません。



 「ピックアンドポップからの(ビッグマンの)スリーポイントを止められるのか」という点です。



 スクリーンを使って、高い位置での3Pシュートを外国籍の選手に決められてしまうケースが、直近の三遠ネオフェニックス戦でもあったと記憶しています。


 シーホース三河も、ビーコルのスカウティングを行う中で、そこを狙ってくるのではないかと予想されます。


 年末はガードナー選手にも、かなり決められてしまいましたからね・・・。それを防ぐための作戦を、ぜひ水曜日の試合では見ることが出来たらなと思っています。でも、どうやって防げばいいのでしょうか・・・?



〇まとめ



・シーホース三河はスローペースなバスケで戦ってきそう
・ガードナー選手、レイマン選手は要注意
・ビッグマンに3Pを自由に打たせないDFが見たい
・シーホース三河のYouTubeサムネイルは見やすい

 


 次節の対戦相手シーホース三河は強敵ですし、激しいCS出場争いの最中ですので、三河の選手・ブースターのみなさまともに非常に気合の入った試合となることでしょう。


 ラストの水曜ゲーム、体力的には今週が一番きつい所だと思いますが、ここが踏ん張りどころです。三河のみなさまに負けない、ビーコルの選手たちの熱い試合を見たいですね。強い気持ちで、がんがんシュートも打ってもらえたらなと思います。



 今週もがんばれ、杉浦佑成選手。がんばれ、ビーコル。



 おわりです! 



〇おまけ



 全てのチームのことを知っているわけではありませんが、シーホース三河はYouTubeに力を入れているなあというのが、今回記事を調べた中で受けた印象でした。


 ドキュメンタリーやポッドキャストなど、コンテンツが非常に充実している印象です。バラエティー的な、いわゆるYouTubeらしい企画も選手たちの一面が見れて楽しいですが、以下のような動画も非常に貴重なものだと思いますので、時間を見つけて見てみたいなと思いました。



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