【滋賀レイクス】いちバスケファンが2023-24シーズンのレイクスを振り返る話③【B1昇格】
本シリーズの過去記事はこちらになります。
直接的には過去記事を読まなくても、内容がわかるようにしているつもりではありますが、お時間があればぜひ。
〇はじめに
オフシーズンに書き始めた記事も、気づけば2か月くらい空いてしまいました・・・。世間ではオリンピックも終わり、本格的に新シーズンが近づいてきていますね・・・。
2023-24シーズンの滋賀レイクスを振り返る記事も3本目に突入。シーズン中のようにスタッツを用いる、具体的な数字などには全然触れないまま、どんどん記事数ばかりが増えていきます・・・。
前回の記事ではレギュラーシーズンにおける出場試合数、平均出場時間を振り返りました。
2023-24シーズンの滋賀レイクスはプレータイムをシェアしつつ、ロスターの入れ替えはほとんど行わずにレギュラーシーズンを戦う事で、チーム力の強化につながったのではないかと考えました。
さて、ここからはもう少し具体的な数値などを見ながら、滋賀レイクスを振り返ってみたいと思います。
今回の記事では、2023-24シーズンのレギュラーシーズンにおける、B2リーグと滋賀レイクスにおけるシュートについて考えていきたいと思います。
〇B2、レイクスのシュートを振り返る
ここからは滋賀レイクスを中心に、2023-24シーズンにおけるB2でのシュートについて見ていきたいと思います。
レイクスのことを振り返るためにも、B2全体の傾向を知っておくことは意味があるでしょうからね。
まずは、リーグ全体でのシュートについて簡単に振り返ってみましょう。今回はフィールドゴール(FG)にしぼって見ていきたいと思います。本当はフリースローも観るべきなのでしょうが、考慮することが多くなりすぎてしまいそうなので・・・。
B2リーグの各チームのシュート本数、成功率をまとめてみました。表はレギュラーシーズンの得点が多い順に表を並べています。
この表だと数字が多く、ちょっと見にくいと思いますので、表を作り変えてみましょう。新たに2つの表を作ってみました。
1つ目の表はFGを打つ割合について注目してみた表です。これは各チームがどのくらいの割合で2P/3Pのシュートをそれぞれ打っているのかをまとめてみました。
この表を見てみると、レイクスのシュート傾向は概ねリーグの平均程度であったと言えそうですね。極端に2P(あるいは3P)が多かったという傾向は、良くも悪くもなかったようです。
アルティーリ千葉(A千葉)や山形ワイヴァンズを紹介した記事では、「2P(3P)を重視しているチーム」とか紹介していたような気がします。コンセプトがはっきりしているチームもそれはそれで素敵だと思います。チームの哲学というか、自分たちのスタイルがあるという事でしょうからね。
また、2つ目の新しい表として、シュート成功率についてまとめた表を作ってみました。
表の中央付近にある赤い丸がリーグ平均、右の方にある赤い点は滋賀レイクスの数値となります。
レイクスの3Pはリーグの平均くらいの確率で、2Pの成功率が非常に高かったチームという事がわかりますね。
〇レイクスのシュートを振り返る
さて、ここまで読んでくださったみなさま、本当にありがとうございました。ここからが本題です。レイクスの選手たちについて少しずつ振り返っていきます。
さて、まずは時を2023年7月のオフシーズンに戻しましょう。
このシリーズでは何度も紹介をさせていただいている、原毅人氏のGM就任会見の質疑応答の中でこんな質問が出ていました。
以上のようなことを意識して、2023-24シーズンの滋賀レイクスは選手のリクルートを行ったようです。
そして、それが実際にどうだったのかを「試投数」の観点から考えてみたいと思います。
成功率ではなくて試投数から考えるのは、試投数はチームがやろうとしていることが出来ているかを明確に示していると考えるからです。
「やろうとしていること」を考える上では、シュートが入るか/入らないかは結果の問題だとぼくは思っています。もちろん、入った方がいいことには違いないのですが・・・。
前述の通り、2023-24シーズンのレイクスは「(日本人)ガード、スモールフォワードの選手が3Pを打てること」を意識した編成を行ったようです。
そこで、レイクスの(日本人)選手たちのシュート傾向はどうだったのかを見てみましょう。
今回の記事では「3Pを打てていること」について、「各選手のシュート割合のうち3Pを40%以上の割合で打っていること」と定義します。
理由としては、B2全体でのレギュラーシーズンにおける3Pを打つ割合が38.7%となっていたことを踏まえて、キリ良く40%として設定しました。
3Pの割合が40%以上であれば3Pを多く打っているというのは、ある程度やさしめの基準となっているかもしれません。
シュート5本中、2本以上3Pを打っていればいいという事にしています。(2Pを打つ割合の方が高い)インサイドの選手も含めての平均ですしね。
まあ、若干課題を残す分析ではありますが、レイクスの選手たちのシュート割合を見ていきましょう。
グラフの丸に色がついているのは、上記の表の通り選手ごとのポジションで色を付けています。
グラフの赤線が3Pシュートの割合40%を示しているのですが、こうやって見てみると、レイクスのフロントのみなさまの編成は概ね成功していたと言えそうですね。
湧川颯斗選手の3Pを打つ割合が39.3%と若干40%には届いていませんが、2022-23シーズンの割合が31.5%であったことを考えれば、3Pを打つ割合も増えています。チーム戦術に自身のシュートスタイルを合わせることが出来ていると考えられそうですね。
〇B2リーグのシュート傾向を考える
さて、ここまではレイクス内に注目して考えてみましたが、実際他チームの選手たちを見てみるとどうだったのかを見ていきたいと思います。
ここからは「PG登録を含む選手(PG,PG/SG)」、「SF登録を含んだ選手(SG/SF,SF,SF/PF)」に注目してシュート傾向について考えていきたいと思います。
「SGのみの登録」の選手はレイクスには山崎選手がいますが、リーグ全体でもSGだけでの登録の選手は人数が少なかったため、今回は割愛させていただきます。
まずは、表にまとめてみたのでご覧ください。
レイクスの選手は除いて、PG登録の選手は平均出場時間が20分以上、SF登録の選手は平均出場時間が10分以上の選手をそれぞれ抽出しています。赤線は先ほどと同様に3Pシュートを打つ割合が40%のラインとなります。
こうやって見てみると、レイクスの選手に限らず、3Pを打つ割合が40%を超える選手はかなりいらっしゃるようですね。
その一方、PGのところを見てみると、2Pを打つ割合が多めの選手も他のチームにはいらっしゃるようです。ここについては各チームのメンバー編成や戦術もあるでしょうから、どう判断すればいいか難しい所ですね。
外国籍選手のみなさまにインサイドで活躍してもらうためにも、ゴール近辺でのスペースが必要でしょうし、日本人選手の3Pの重要性は今後もますます高まるでしょうからね。
レイクスの日本人選手たち(川真田紘也選手はインサイドのため例外とします)はチーム全体の戦術として徹底することが出来ていたと考えられそうですね。
そして、リーグ全体での特徴として、SF登録の選手のみなさまは明確に3Pを多く打つ傾向があげられそうですね。
Bリーグ全体で考えてみても、ボールを長く持つのは、ドリブルやパスなどのボールコントロールが得意なPGの選手の方が多い傾向にあります。
現状では、日本人フォワードの選手がボールを好きなだけ持ってプレーをするというのはなかなか難しいのかもしれないですね・・・。
ぼくは日本人フォワード選手のみなさまが大活躍される姿をとてもとても楽しみにしております。
渡邊雄太選手が千葉ジェッツに加入されるので、サイズの大きな日本人選手の需要もどんどん増えると良いのですが・・・数年後のBリーグがどうなっているのかを楽しみにしたいなと思います(余談)。
〇まとめ
・チーム戦略として、日本人選手の3Pを重視した
・レイクスの日本人選手たちは、戦略通り3Pを多く打った
・チームとして一貫性を持った戦いを貫くことが出来た
ひさしぶりの投稿となってしまいました。しばらく書かないと文章のまとめ方が良く分からなくなってしまいました・・・。
いつもは、全体の文章を1本~2本の記事でまとめてしまいますが、今回はゴールを設定しないまま書き出してしまっていますからね・・・。自分でもどこに向かっているのかが良く分かっていません。
締切という名のリミットを設定しないと、だらだらと書いてしまう、ぼくのなまけものの性格も良く表れてしまっています。
ですが、もう少しだけ書きたいこともあるので、オフシーズンの合間に気ままに続けさせていただければ幸いです。まあ、来週末にはプレシーズンゲームも始まるので、なんとかそこまでには・・・。
まとめの文章もとりとめがなくなってしまったので、ここでおわりです!
つづきです