【滋賀レイクス】福島ファイヤーボンズ戦に向けて予習をする話【ここから】




〇はじめに


 前節は新潟アルビレックスBBと戦った滋賀レイクス。Game2では敗れてしまい、連勝は9でストップ。ここからひとつずつ勝ち星を積み重ねていけるようにがんばっていきましょう。


 ここから全勝すれば28連勝ですからね。見事な連勝街道が待っています。


 次節の対戦相手は福島ファイヤーボンズ。今シーズンのレギュラーシーズンでは唯一の対戦カードとなります。年明けからアウェーで続いた連戦も落ち着き、ようやく2024年のホームゲーム開幕となりますね。


 新年初のホームゲームという事でたくさんにブースターの方もいらっしゃるでしょうから、いい形で勝利が見られると良いですね。


 今回はそんな福島ファイヤーボンズについて調べてみました。




〇今シーズンの福島ファイヤーボンズ



〇今シーズンの福島ファイヤーボンズ



 今シーズンの大まかな情報から見ていきましょう。現在の福島ファイヤーボンズは12勝20敗、東地区5位のチームです。直近では2連勝。



 年明けの試合ではアルティーリ千葉相手にGame1で勝利し連勝を18で止めたチームです。地力のあるチームだという事がわかりますね。



 まずは、いつも通りにシーズンを通してのスタッツを福島、対戦相手それぞれの目線から見ていきましょう。


 


 こうしてみれば、シーズン全体での福島の試合には以下の特徴があると言えそうですね。


【福島目線でのシーズン全体の傾向】
〇共通
 ・FG試投数がどちらも多い、ハイペース気味の展開
 ・2Pの試投数はどちらも多め。成功率で若干苦戦
 ・ターンオーバーはどちらも少なめ
〇オフェンス
 ・福島のスリーポイントは試投数が少なめ
 ・フリースロー成功率が高め
〇ディフェンス
 ・対戦相手のスリーポイントは試投数が多め




〇時期別に見る福島ファイヤーボンズ



 ここからは、時期別に福島の試合を振り返ってみたいと思います。福島は連勝・連敗が少ないチームなので、今回は10~11月、12月~1月で区切ってみてみることとしました。



 時系列にそって、チームの推移を見ていくことには意義がある。と思ってはいるのですが、時期の切り目はいつが適切なのか、なかなか難しいですね・・・。



 こうやって見てみると、得点・失点はほとんど変わらないものの、内訳は変わっていることがわかりますね。まとめてみると、以下の特徴があると言えそうです。


【10~11月、12~1月の福島ファイヤーボンズの特徴】
〇共通
  ・シュート確率が上昇、3P成功率は下がり気味
  ・アシストが減少、ターンオーバーは増加
  ・リバウンド本数も、ともに若干増加傾向
〇オフェンス
  ・FG試投数が若干減少フリースローの数が増加
〇ディフェンス
  ・相手の3P試投数を少なく出来ている




〇メンバーで見る福島ファイヤーボンズ



 今シーズンの福島ファイヤーボンズを見てみると、メンバーの入れ替え・離脱がシーズン序盤に多くあったことがわかります。


 シーズン開幕直前であった9月末には、3シーズン福島で戦った、外国籍インサイド陣の1人、エリック・マーフィー選手とプレータイムの関係等から契約を解除。


 そのエリック・マーフィー選手の後を務めるべく、昨シーズンのレイクスにも在籍したテレンス・キング選手が福島に加入。


 また、10月中旬にはアジア枠の選手、PG/SGのロバート・ホリック選手との契約を解除。



 10月後半から11月にかけては、林翔太郎選手(SF)と加藤嵩都選手(PG)が負傷のためチームから離脱。苦しい状況が続きました。



 その後、福島は日本人ガードのマーク・バートン選手、アジア枠の選手として211㎝のセンター、リー・シェンゼ選手が加入。


 選手が様々な事情で離脱した後にも、早急にメンバーを補充して、チームの人数・戦力を確保・維持しようと動いていることがわかりますね。



 しかし、12月中旬にはチーム成績(当時:8勝12敗)の影響を受けてか、エンリケ・スニガSVHC(スーパーバイザーヘッドコーチ)の契約を解除しました。そして、HCには栗原貴宏氏がチーム内昇格となりました。


 

 こうやって今シーズンの動きを見てみると、ここまでの福島ファイヤーボンズは選手・スタッフともに離脱や契約変更があり、シーズン開始前とは大きく変わってきていることがわかりますね。


 今後、チームの連携等が良くなってくることで、さらにスタッツものびてきそうですね。



○個人的な注目点



 最後に個人的な注目点をご紹介させていただきます。


 今回注目しているのは土家大輝選手(PG)です。



 今シーズン、福島での2シーズン目を迎える土家選手は過去記事でも少しだけ取り上げさせていただいていますが、飛躍のシーズンとなっています。



 平均出場時間は昨シーズンの11分から20分と倍近くになり、平均得点も4.1点から8.8点と大きく伸ばしています。


 直近の4試合ではスターターとして出場し、平均15.7得点と非常に好調です。特に年明けのアルティーリ千葉戦では、2試合平均22得点の活躍を見せて勝利に大きく貢献。シュートもかなり高確率で決めているので、今週の試合でも要注意ですね。



○林翔太郎選手が復帰



 試合開始前日の夜、福島ファイヤーボンズから明るいニュースがあったので、ご存知の方も多いでしょうが、ご紹介いたします。



 11月よりケガで離脱していた、林翔太郎選手(SF)がレイクス戦よりベンチエントリーすることとなりました!


 どのペースで本格復帰されるのかはまだわかりませんが、まずはケガが快方に向かっているということ、月並みな表現ですが本当に良かったなと思います


 お大事にしていただいて、元気にプレー出来れば何よりです。どのチームの選手もケガがないことが1番ですね、本当に。

 もと滋賀に所属していたこともあり、ゆかりのある選手ですので、レイクスブースターのみなさまに明るく迎えてもらえると良いなと思います。





○まとめ


・3Pシュートを打たせないディフェンスは対策が必要
・土家大輝選手の爆発力は要注意、のびざかりです
・林翔太郎選手がベンチ入り、よかった



 プレーオフに向けて、ここからまた連勝を積み上げていきたいレイクス。2024年のホーム開幕節なので、良い形で勝って、今年のいい流れを作りたいですね!



 そのためにも目の前の試合やプレーをていねいに、しっかりと勝つことが出来るよう、ここからみんなでまたがんばっていきましょう!



 福島の林翔太郎選手がベンチ入り。ケガが良くなっているようで本当によかったです。


 レイクスのみなさまも、ケガ・体調が少しでも早く良くなることをかげながら願っています。


 今週もがんばれ、レイクス。


 おわりです!

 




 


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