【滋賀レイクス】岩手ビッグブルズ戦に向けて予習・復習をする話【雪かも】

※岩手ビッグブルズのブースターのみなさまに、不快な思いをさせてしまう可能性があります。あらかじめご承知おきの上、ご覧頂けますようお願い申し上げます・・・。




〇はじめに



 前節、神戸ストークス戦でレイクスのレンショーはいったんストップ。クラブ記録の更新とはなりませんでした。ざんねん・・・。


 ですが、またここからひとつずつ勝ちを積み上げていきましょう。シーズンはまだまだ中盤です。


 今度の対戦相手は岩手ビッグブルズ。今シーズンは2度目の対戦となりますね。ケルヴィン・マーティン選手が待ち構える岩手に、今回はレイクスが乗り込む形になりますね。


 ちなみに盛岡市は水曜日、雪の予報ですので、気を付けていってきてもらいたいですね。さむそう。地元のみなさまは慣れてらっしゃるのかもしれませんが・・・。



 今回は、そんな岩手ビッグブルズに対して、調べてみたいと思います。



 レイクス公式から「試合の見どころ」として今節の試合に向けての記事が公開されていたので、リンクを貼っておきますね。




 ちなみに、ぼくが前回対戦前に書いた過去記事もついでに載せておきます。お時間があればぜひ。





〇今シーズンの岩手ビッグブルズ




 まずは今シーズンの岩手ビッグブルズを簡単に振り返ってみましょう。




 現在の岩手は5勝18敗で東地区の6位。直近では4連敗と苦しい状況が続いています・・・。





〇ケガに苦しんでいる岩手




 前回記事にも取り上げていますが、今シーズンの岩手はオフシーズンからケガやコンディション面で非常に苦労しているようです。


 すばらしい昨シーズンを送った岩手ですが、オフシーズンはかなり大変だったようです。8月末ごろには門馬圭二郎選手が全治1年の大けがが発表、9月には後藤正平選手が骨折、マーヴィン・クラークⅡ選手が契約解除と当初のチーム編成からは意図しない方向への動きがあったものと思われます・・・。門馬選手、お大事にされてください。早く良くなることを願っています。9月16~17日に開催された東北カップはケガ等の事情もあり不参加となってしまいました。そして、東北カップの翌週に開催された天皇杯二次ラウンドは秋田ノーザンハピネッツと対戦。8人の選手が出場して戦いました(中略)

過去記事より一部抜粋


 そして、11月には外国籍インサイドのネサニアル・グライムス選手が契約解除となりました。

 


 その後、過去に広島ドラゴンフライズ・香川ファイブアローズでのプレー経験を持つエリック・トンプソン選手が合流。


 レイクス公式でも触れられていますが、インサイドの強化を図って加入した選手のようですね。ペイントエリアでの得点・リバウンドが目立っている選手ですね。






 トンプソン選手が加入してインサイドの強化を図れたかと思えば、今度はガード陣の選手にケガが続発。





 石川晴道選手はねんざで2週間程度とのことなので、体調次第でもしかしたら今節復帰出来るかもしれませんね。しかし、横川俊樹選手は骨折をしていしまい、全治1か月程度とのことから、年内は欠場になってしまいそうですね。



 両選手ともに岩手の得点源の選手でしたから、チームにとっても非常に厳しい負傷となってしまったことでしょう・・・お大事になさってください・・・。



 ケガが続いてしまうと、試合に出場する選手もプレータイムが増えたりして、別のケガが起こってしまうリスクも高まる可能性があるはずです。



 そうなると実力がどうとか、そういった問題ではなくなってしまいますからね・・・。



 どのチームの選手もケガが少しでも少なくなることを祈るばかりです。






〇スタッツから見る岩手



 そんな苦しい状況の中にある岩手ではありますが、今シーズンのスタッツを見てみたいと思います。



 今回は「前回のレイクス戦以前」と「前回対戦以降」に分けて見てみたいと思います。



 いつも使っていた表は大変見にくかった自覚があるので、表を少し作り変えてみました。ただ、見やすいのかはあまり自信がないです。



 見やすい表の作り方などにお詳しい方、ぜひ教えていただけたら幸いです・・・。ぼくが滋賀に行ったときに会場でビールおごりますので・・・。



 まずは、シーズン全体のスタッツを見てみましょう。




 岩手は今シーズンよりB2に上がってきたチームです。B3リーグのスタッツ平均を見つけられなかったので、昨シーズンのスタッツはまとめていません・・・。自力でのデータ入力を試みましたが、途中で心が折れてしまいました・・・.

 


 この表を見てみると、過去記事でも触れていますが、ディフェンスの能力が高いチームであることがわかる一方、オフェンス面で苦戦気味で得意不得意がはっきりしている傾向にありますね。



 オフェンスについては、メンバーの入れ替わりや離脱があったり、メンバーがなかなかそろわず、チームでのトレーニング等がまだ十分に取れていない可能性もあるかもしれないですね。



 また、身長だけで見てみると、大型のチームではないので、インサイドでのリバウンドやファールで苦労する傾向がありそうですね。


 レイクス公式でも前回対戦の振り返りのなかで、岩手の外国籍選手のファールトラブルとレイクスの高さで主導権を握ったことについて言及されていました。



 


〇岩手ビッグブルズ目線で見るスタッツ





 ここからは、岩手ビッグブルズ戦における、対戦相手とのスタッツを見ながら考えていきたいと思います。



 まずはシーズン平均でのスタッツをまとめて、比較をしてみるとこうなります。




 岩手目線で見ると以下の特徴があると言えそうですね



【シーズン全体での岩手戦での特徴】
〇岩手のディフェンスはやっぱり良さそう
   ①岩手の平均失点の少なさ
   ②岩手のスティールの多さ
   ③対戦相手のターンオーバーの多さ
   ④対戦相手のFG試投数の少なさ

〇インサイドでやっぱり苦戦してそう
   ①フリースローの試投数に大きく差がある
   ②対戦相手のブロックの多さ
   ③リバウンド本数に差がある
     →③の結果、シュート確率が上がってこない可能性がある?




 そして、前回のレイクスと岩手の試合を軸に、それ以前とそれ以降の時期に分けてスタッツをまとめてみました。するとこうなります。



 時期で分けて見ると、以下の特徴がありそうですね。


【時期別に見た時の特徴】
〇岩手のオフェンスもディフェンスも良くなってきている
   ①平均得点は上がり、平均失点は下がっている
   ②ターンオーバーが減って、対戦相手は増えている
   ③スティールを増やして、対戦相手は減っている
   ④対戦相手のアシストが減っている



〇個人的な注目点




 最後に簡単ではありますが、個人的な注目点をひとつ。「ケルヴィン・マーティン選手にスティールを取られないか」という点です。



 前回の岩手戦では、なんと4本のスティールをマーティン選手に許しています
。ちなみに、今シーズンのマーティン選手の最多スティール記録は、開幕戦の6本のようです。個人成績ではB2リーグのスティール王ですね。



 今シーズンのレイクスは、昨シーズンからの継続選手も多いので、マーティン選手からしてみれば、レイクスの選手のパスやドリブルの特徴はしっかりと覚えているなんてこともあるのではないでしょうか?



 マーティン選手のスティールからのワンマン速攻。すごく好きなプレーのひとつですが、ホームでやられてしまうと、岩手ブースターのみなさまも盛り上がって、流れを作られてしまいかねないですからね・・・。



 パスやドリブルをていねいに行って、マーティン選手と岩手にいい流れを作らせないような試合運びをしたいですね。




〇まとめ



・岩手はケガで大変、お大事になさってください・・・。
・岩手はディフェンスがやっぱりいい
・岩手はオフェンスもディフェンスも良くなっている



 けがに苦しんでいるといいつつも、スタッツを見てみると着実にいい方向へ向かっている岩手。


 3月にはホームでもう1節試合がありますが、その頃にはケガのメンバーも戻られて、さらに岩手のスタッツは良くなっていることでしょう。


 なので、今のうちにいい形で勝って、岩手のみなさまに「レイクスは強いし、ニガテだ」と思ってもらえるようにしたいですね。



 そういった苦手意識を与えることが出来れば、滋賀にいらした時にもレイクスブースターのブーストでプレッシャーをかけることが出来るかもしれないですね。声でブースターディフェンスが出来たら、すごくいいですよね。



 どうやら雪も降りそうなので、選手・チーム・ブースターのみなさまにおかれましては体調には気を付けて、現地へ行っていただければと思います。



 がんばれ、レイクス。



 おわりです!


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