今日の杉浦佑成 【2020年10月4日】
○今日の杉浦佑成(2020年10月4日)
【 出場時間 】17:22
【得 点】14点
【リバウンド】 2本
【 アシスト 】 1本
○1Q 残り10:00~5:46ごろまで約4分の出場
・残り10:00~9:00ごろ
滋賀レイクスターズ(以下滋賀)との開幕戦を無事に終えた、島根スサノオマジック。開幕2連勝を目指し、杉浦選手もスタメンとして滋賀との2戦目に臨んだこの試合、島根の最初の攻撃は杉浦選手によるものでした。
ウィリアムス・ニカ選手(#28)のスクリーンで晴山ケビン選手(滋賀#7)をひっかけ、山下泰弘選手(#5)からのパスを受け、杉浦選手が右45度からの3Pシュートを放つも、晴山選手にブロックされてしまいました。
反対にその後のディフェンスでは、晴山選手に右コーナー付近からの3Pシュートを許し、滋賀が先制点をあげると、流れは滋賀へと傾きました。
・残り9:00~5:46ごろ
滋賀の狩俣昌也選手(滋賀#4)・クリークモア選手(滋賀#2)・晴山選手が立て続けに3Pシュートを決め、一気に滋賀のペースへ。
島根もこの流れを押し返すべく、ブルックス選手(#24)やウィリアムス選手、杉浦選手が積極的にシュートを放つも得点には至らず、開始4分で【滋賀14-0島根】と大差を付けられてしまいました。
○2Q 出場なし
第2Qでは杉浦選手の出番はなかったものの、島根はこのクォーターだけで5つのスティールを奪い、滋賀に対して得点を許しません。一方オフェンスでは、出場した選手達がバランスよく点数を獲り、2Qは反対に【滋賀5-23島根】と大きく押し返し、逆転に成功しました。
1Qの序盤で大きくリードを許してしまった事、2Qに他の選手の活躍で一気に逆転していた事から、前半の杉浦選手のプレイタイムが少なくなってしまったことは残念でしたが、たけいとしては島根の選手の頼もしさも同時に感じる前半でした。
○3Q 残り10:00~2:47まで約7分の出場
1Qでは滋賀の勢いに飲み込まれる形となり、2Qはチームメイトの活躍が目立ち出番のなかった杉浦選手。ですが、後半はその前半分をも取り返すかのようなプレイを見せてくれました。
・残り9:50ごろ
第3Qは杉浦選手の得点から始まりました。トップの位置でウィリアムス選手のスクリーン受け、晴山選手のディフェンスを外してゴールへカットします。右コーナーのブルックス選手からパスを受け、レイアップでの得点を決めました。
・残り8:30ごろ
滋賀のオフェンスで狩俣選手から今川友哲選手(滋賀#11)へ短い距離でのパスをした所をブルックス選手がスティール。
続く島根の攻撃では、先ほどスティールされた今川選手がお返しと言わんばかりに山下選手からブルックス選手へのパスを奪います。
滋賀は今川選手から狩俣選手へとパスし、狩俣選手がレイアップシュートを放った所に、ウィリアムス選手が後ろから強烈なブロックを見せる、激しい攻防がありました。
・残り7:59ごろ
杉浦選手はトップの位置からドライブを仕掛けます。村上駿斗選手(滋賀#1)を抜きさり、そのままゴールへ直進。クリークモア選手(滋賀#2)のブロックにもひるまず、レイアップを見事に決めました。
杉浦選手のこういったアグレッシブなシュートが見たかったんです、たけいは!
・残り7:10ごろ
狩俣選手からのパスを北川弘選手(#6)が弾いたところを、阿部諒選手(#13)がボールを確保し反転速攻へ。阿部選手が杉浦選手へとパスを出すと、杉浦選手はその勢いのままゴール下まで走り込み、狩俣・クリークモア選手の間を割って入るようにレイアップを決めました。
・残り3:35ごろ
伊藤大司選手(滋賀#35)から前田怜緒選手(滋賀#77)へのパスを山下選手がカット。そのまま、前を走る阿部選手へパスを出し、速攻での得点となりました。
○4Q 残り5:55~0:00 約6分の出場
・残り9:15ごろ
エヴァンス選手(#3)が頓宮裕人選手(滋賀#45)と競り合う中、ディフェンスリバウンドを確保するも、同じくリバウンドに向かった晴山選手と接触し、晴山選手が右肩をおさえて一時退場するシーンがありました。どの選手も本当にケガだけはしてほしくないですね。
・残り5:55ごろ
接触があり、退場していた晴山選手が再度出場しました。接触も大きなケガに至っていなかった様子だったので、ひとまずは安心でした。そして、同じタイミングで杉浦選手も出場しました。
・残り5:09ごろ
村上選手が右45度の位置からドライブを仕掛けます。杉浦選手・ブルックス選手・山下選手が村上選手へ集まる中、左45度でフリーになっていた晴山選手を見逃さずにパス。
晴山選手もそのパスを受け、きれいな弾道での3Pシュートを決めました。
負傷した右腕での晴山選手のシュートで、その前には右手でのパスも出来ていたので、ひとまずはケガも大丈夫なのかなという印象でした。
・残り3:54ごろ
杉浦選手がトップでボールをもらうと、ウィリアムス選手とのピックアンドロールでゴールへアタック。ウィリアムス選手をマークしていたクリークマン選手が、杉浦選手を守ろうとした所を、走り込んでいたウィリアムス選手へのアシストパスで得点につなげました。
・残り2:55ごろ
左45度からドライブを仕掛けた白濱選手から、左コーナー付近にいた杉浦選手へパス。杉浦選手の前には晴山選手がついていたものの、ディフェンスをものともせず3Pシュートを決めて、島根の8点リードとしました。
○まとめ
【滋賀レイクスターズ 63-75 島根スサノオマジック】
1Qで大きなリードを奪われる所から試合が始まったものの、最終的には島根が2連勝を飾る事が出来ました。
杉浦選手は前半こそプレイタイムも短くなりましたが、後半は見事な活躍を見せてくれました。後半だけで14得点、3Pは2本とも成功、フィールドゴール全体でも7本中5本と見事な確率を残しています。
ケガを心配された晴山選手も大事には至っていなさそうで何よりです。全力でプレーすれば、当然ケガをする可能性も出てくるかとは思いますが、それでもケガなくシーズンが終わる事を祈るばかりです。
まだまだシーズンは始まったばかりですが、杉浦選手にはこれからも「日本人エース」ではなく、「島根のエース」となれるような活躍を期待して、これからの試合も注目していきたいと思います。
○次回予告
次回は名古屋ダイヤモンドドルフィンズを迎えるホーム開幕戦です。島根のOBで現フロントの安部順氏が次節の展望について触れているので、ぜひご覧ください。
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