今日の杉浦佑成、改め島根スサノオマジック【2020年10月18日】

○今日の杉浦佑成(2020年10月18日)


 欠場のため、出場なし


 本日も杉浦選手の出場はありませんでした。ケガについての公表は無かったかと思いますが、2週連続での欠場という事で、重いケガだという事なのでしょうか・・・。

心配は尽きませんが、本日もレバンガ北海道戦(以下北海道)を「本日の島根スサノオマジック」として見ていこうと思います。




レバンガ北海道によるゲームレポートは以下の通りです





1Q 【北海道22-23島根】



・残り10:00~8:00ごろ


 敵地北海道での連勝を目指す島根。本日はスタメンを変更し、後藤翔平選手(#1)・北川弘選手(#6)がスタートから出場。その後藤選手が序盤から見せてくれました。



 まずは最初のオフェンスで、デモン・ブルックス選手(#24)からのアシストを受け、3Pシュートを成功。その後、ゴール下のリード・トラビス選手(#8)へのバウンドパスでアシストとオフェンスでチームを引っ張ります。


 また、中野司選手(北海道#7)からオフェンスチャージングを引き出し、ディフェンス面でも活躍。この結果には起用した鈴木裕紀ヘッドコーチの期待に答えられたのではないでしょうか。



・残り6:35ごろ


 トラビス選手が右サイドから仕掛けて、インサイドでシュート。シュートが外れてしまった所、阿部諒選手(#13)がオフェンスリバウンドを確保。その後、阿部選手がドライブで攻め込み、トラビス選手へロブパスを出して、インサイドでの得点を演出しました。



・残り4:05ごろ


 ニック・メイヨ選手(北海道#7)がインサイドでポストプレーをする所、白濱僚祐選手(#15)が横からボールに手を出します。その後、メイヨ選手がボールをこぼした所に白濱選手が飛び込み、島根のポゼッションとします。


 その後のオフェンスでは、白濱選手がアウトサイドの山下泰弘選手(#5)へのアシストパスを出し、3Pシュートを成功させました。



2Q 【北海道35-45島根】



・残り7:35ごろ


 メイヨ選手が右サイドからジャンプシュートを打った所を、ペリン・ビュフォード選手(#7)がブロック。しかし、そのボールをメイヨ選手が自ら拾って、そのままゴール下へつっこみます。ゴール下でのバスケットカウントを獲得し、3Pプレイとなりました。



・残り7:00ごろ


 北海道が2-3ゾーンをしかけてくる中、ニカ・ウィリアムス選手(#28、以下ニカ選手)がインサイドでボールを持ちます。北海道の選手が4人でニカ選手を囲んだ所、左サイドから入って来るビュフォード選手に冷静にパス。ビュフォード選手のフローターシュートで得点を決めました。



・残り6:30ごろ


 ジョーダン・テイラー選手(北海道#2)から玉木祥護選手(北海道#15)へのインサイドでのパスを後藤選手がカット。そのままビュフォード選手へパスをして、速攻での得点となりました。



・残り6:00ごろ


 エンドラインからボールを入れる北海道。インサイドでボールを玉木選手がもらうも、ビュフォード選手がブロック。そのボールを北川選手が拾って、ブルックス選手へパス。再び島根が速攻での得点となり、この速攻2本で北海道へタイムアウトを取らせました。



・残り4:19ごろ


 オールコートでのディフェンスをしかける北海道。ボールを入れる所から、北川選手が一人で攻め込み、ドライブでの得点をあげました。




3Q 【北海道55-59島根】



・残り5:47ごろ


 トラビス選手が放ったミドルレンジシュートが外れた所、ジャワッド・ウィリアムズ選手(北海道#31、以下ジャワッド選手)がボールを取るも、そのボールを阿部選手がカットします。

 阿部選手のカットによってこぼれたボールを、トラビス選手がひろって、ブルックス選手のゴール下での得点となりました。



・残り4:15ごろ


 ブルックス選手からパスを受け、後藤選手がトップから切れ込みます。1人を抜き、ゴール下でもう1人引き付けた所で、右コーナーから入って来るフリーのビュフォード選手へパス。結果、ファールで止められましたが、そうしなければ2点確実の状況でした。



 3Qの後半はジャワッド・ウィリアムズ選手(北海道#31)が目立っていました。ジャワッド選手の活躍をダイジェストでお伝えします。



 残り5:02ごろ フリースローで1得点 (確率1/2)
 残り4:27ごろ ローポストからターンを行いゴール下で2P
 残り3:30ごろ 多嶋朝飛選手(北海道#8)とのピックアンドロールから得点
 残り2:37ごろ 多嶋選手がすべった所にフォローに入り、そのままレイアップ
 残り0:44ごろ 葛原大智選手(北海道#5)のパスをもらって3Pシュート。



 約5分で10得点。10点差以上あった島根のリードがみるみる縮んでいきます。ピックアンドロールに行ったり、フォローに入ったりと様々な場面でジャワッド選手の動きが目についたので、非常に献身的な選手なのかなと感じました。





 ちなみに本日の得点でBリーグでの個人通算得点が1,000点超えとのことでした。おめでとうございます!





4Q 【北海道80-84島根】



・残り9:20ごろ


 3Qのジャワッド選手の活躍もあり、4点差に詰められたしまった島根。4Qも北海道の勢いはすさまじく、島根の最初のオフェンスは24秒バイオレーションに追い込まれてしまいます。北海道の激しいディフェンスから、島根はアウトサイドでボールを回させられてしまった形となってしまいました。



・残り6:45ごろ


 島根が1点リードする展開で、右45度でジョーダン・テイラー選手(北海道#2)に対してドライブ。ロールでかわしながらレイアップでの得点、ファールを誘って3Pプレイを成功させました。



・残り6:18~4:55ごろ


 この時間帯は、ペリン・ビュフォード選手(#7)の印象が強かったですね。まずは、トップの位置からユーロステップで切れ込み、インサイドでのシュート。


 ディフェンスでは高い位置で多嶋選手からスティールをすると、単独で速攻。これはファールで止められたものの、きっちりフリースローを2本とも成功。北海道に勢いに乗らせないプレイを見せてくれます。


 その後のオフェンスでも、インサイドでオフェンスリバウンドを取ると、ノールックでゴール下の小阪彰久選手(#22)へのパス。ゴール下での得点をアシストしました。


 この後も島根はディフェンスでも北海道に得点を許さず、一気に10点以上差をつける展開になりました。



・残り2:30~0:00まで

 北海道の得点が3分近く止まり、残り3分を切って、14点リード。正直に言えば「これは島根の勝ちかな」と思いかけてきた頃。北海道の本領はここからでした


 内田旦人選手(北海道#16)の3Pシュート、ニック・メイヨ選手の3Pプレイ、多嶋朝飛選手の3Pシュート、ニック・メイヨ選手が3Pシュートにフリースロー2本。1分半ほどで14点を奪い、一気に2点差まで詰められてしまいます。


 その後、ニカ選手がフリースローを2本とも成功して4点差に。残り18秒での4点差から「今度こそ島根の勝ちだ」と安心したのもつかのま。橋本竜馬選手がすぐにドライブをしかけて再び2点差に。


 残り10秒を切った所から、北海道がファールゲーム。最後は阿部選手のブロックもあり、島根が連勝とする事が出来ました。



○まとめ


・島根がアウェイの北海道でなんとか2連勝
・北海道のラストの追い上げはすごい
・杉浦選手のベンチでチームを盛り上げようとする感じがよかった


 北海道での2連戦を連勝で無事に終える事が出来ました。どちらの試合も終盤は北海道に追い込まれる形となってしまったので、課題の残る試合かもしれませんが、連敗を無事止める事が出来たのは素直に喜ぶべきかと思います。


 今節でペリン・ビュフォード選手、リード・トラビス選手の2名が島根に合流したことから、メンバーも正式に固まり、今後のローテーションも少し変わるかと思います。とりわけSF登録のビュフォード選手の加入は、ポジションが同じ杉浦選手・白濱選手のプレイタイムにも影響が出てくるかもしれませんね。


 次節は大阪エヴェッサ戦。北海道から島根に戻っての試合となるのでハードスケジュールだと思いますが、ぜひとも連勝となる事を祈りたいと思います。




○後藤翔平選手



 本日は後藤翔平選手を紹介します。北海道出身の後藤選手は、第1戦ではご両親・親戚が9人も試合に見にいらしたとのことでした。第2戦ではスタメン出場、ご家族・お知り合いの皆様も、後藤選手の晴れ舞台が見られていれば良いのですが・・・。


 しかし、後藤選手は地元だからスタメンになったわけではもちろんありません。第2戦の初得点を決め、ディフェンスではファールを誘い、スティールをして、と効果的な活躍を見せ、スタメン起用に見事に結果で答えました。


 スサマジ初心者としては、半袖のアンダーシャツが目立っているから、見分けがつきやすいのもありがたいですね。ディフェンスが売りとのことですので、今後は後藤選手のディフェンスに注目していきたいと思います。




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