【滋賀レイクス】最近の3Pの確率が良い話

○はじめに


 いよいよ、明日から最終節となりましたね。



 レイクスブースターのみなさまもお参りに行かれたり、善行で徳をつんだり、さまざまな行いをされているようですね。


 さて、レイクスブースターのみなさまが最終節に向けて少しでも前向きになれるよう、ぼくなりに出来ることをしたいと思います。


 まあ、記事を書くくらいしか出来ないんですけどね。



 シーズン中の最後の記事は、タイトル通り「4月の滋賀レイクスの3P成功率が良かった」事についてです。



 滋賀レイクスの勝利には3Pの成功率が大事だと、公式の見解からもありましたね。



 

 新幹線での思いつき記事なので、いつもの表みたいなものはありません。



 いつもよりも、さらに、読みにくいことをご承知おきの上で、ご覧ください。





○B1リーグ全体、滋賀レイクスの3P成功率




 レイクスについて具体的な話をする前に、まずは、B1リーグ全体での3Pの成功率について見てみましょう。


 リーグのチーム別の成績から、3Pの成功率を調べてみましょう。こんな感じです。



最終節直前の3P成功率


 トップの島根スサノオマジック、広島ドラゴンフライズが36.4%、滋賀レイクスは大体まんなかあたりの11位、33.7%となります。


 そして、リーグ平均の3P成功率は33.48%となるようです。上の図を見てもまあ納得のいくところではないでしょうか。


 

○4月の滋賀レイクスの3P



 それでは、本題の4月のレイクスの3Pについて見ていきましょう。


 4月の3P成功率はなんと37.18%です。すごい!


 リーグトップの島根・広島の成功率(36.4%)よりも高いわけですからね!


 2月の3P成功率が35.71%、3月の3P成功率が36.41%だったわけなので、確実に良くなっていますね!


 そして、個々人の選手ごとに確率を見てみても、4月は好調な選手が多いんですよね。


 それについては、次の項目で触れさせていただきます。


○4月のレイクスのシューターたち


 ここからは個別の選手について少しずつ紹介していきたいと思います。


今回、インサイド主体の川真田絋也選手、長期離脱あけのイヴァン・ブバ選手と、欠場中だったケルヴィン・マーティン選手、出場がなかった金本一真選手については割愛させていただきます。各選手のファンのみなさま、すみません…


 おおまかにポジション別に紹介していきます。後はざっくり背番号順です。特別な意味はありません!お気になさらず!




○テーブス海選手

 

 まずは、テーブス海選手。テーブス選手はどちらかと言えば、パスを供給する側なので、シューターというのかはわかりませんが…


 テーブス選手はシーズン平均で29.0%と3Pは苦戦傾向にありました。


 オフェンスの時間がなくなって、無理なシュートを打たざるを得ない状況もありますから、いたしかたない所もあると思いますが…


 ですが、4月の3P成功率は31.25%と良くなっています!

 
 本人の確率が上がるのも好材料ですが、他の選手も確率が上がってきています。テーブス選手にもパスの選択肢も増えて、オフェンスがやりやすくなるといいですね!



○柏倉哲平選手


 続いてはキャプテンの柏倉哲平選手。


 柏倉選手の3P成功率はシーズン平均で34.5%。


 どこからも安定してシュートが決められるのも柏倉選手の強みと言えるかもしれないですね。



公式から、柏倉選手の確率表

 

 そんな柏倉選手の4月の3P成功率は40.0%。


 どのエリアからでも打てる柏倉選手の確率が高いと、安心してボールをまわせますね!


○キーファー・ラベナ選手



 続いては、フィリピンの至宝ことキーファー選手。


 ディープスリーが多いキーファー選手。試合中にハドルを積極的に組む姿も印象的ですね。


 キーファー選手の3Pのシーズン平均成功率は33.2%。


 テーブス選手同様に、ボールを持つ時間が長い事もあり、時間ギリギリで打たざるを得ないシュートもあるから、実質的な確率はもうちょっと良いのかなと思いますが…


 そんなキーファー選手も4月は3P成功率が好調で、なんと40.98%の成功率!直近の3試合にしぼれば53.85%!


 この調子なら、最終節には60%は入りますね!やった!

 


○野本大智選手


 野本選手もどちらかと言えば、今シーズンは3Pに苦戦していた選手だと思います。


 シーズン平均で29.4%の成功率。過去2シーズンを見るともっと出来るはずだと、野本選手ご本人もブースターのみなさまももどかしい所があったのではないかと思います。


 そんな野本選手はディフェンスで存在感を発揮して、4月は大事な場面での起用も増えた印象です。


 3Pの本数は多くないものの4月の成功率は50.0%と、確率も一気に上げてきました。


 シュートチャンスは少ないかもしれませんが、見事にモノにしてくれていますね!



○星野京介選手



 星野選手の3P成功率はシーズン平均で33.3%。


 星野選手は12〜2月ごろの、ケガ人が多く出てしまった時期にチームを繋いでくれていましたね。


 ベンチで声をよく出してくれていたのも、個人的には印象的ですね。


 最近はプレータイムに恵まれていない部分もありますが、4月は3Pを2本中1本成功させて、成功率は50.0%。



 先述の野本大智選手、星野京介選手はどうしてもプレータイムが確保されにくい部分もありますが、2人とも直近の確率は悪くありません。むしろ良いです。


 きちんとトレーニングを欠かさず準備してくれているということでしょう。


 この2人がレイクスの秘密兵器として爆発してくれるかもしれないですね。


○狩野祐介選手


 過去2シーズンのスリーポイントキングだった狩野祐介選手。


 今シーズンは3P成功率がシーズン平均で38.2%。


 昨シーズンの50%超えが異次元なこともあり、コートに立つだけで各チームから厳しいマークを受けていましたね。


 それが、狩野選手に対するリーグの評価という事なのでしょう。


 そんな狩野選手も、他選手のシュート確率の高さもあってか、4月は3P成功率が46.15%。さらに確率を上げてきています!


 みんなが待っていた、狩野選手の姿を見せてくれましたね。


 

 

○湧川颯斗選手



 スーパー高校生として、高い注目度を集めながらレイクスでデビューを果たした湧川選手。


 彼をこのタイミングでチームに入れられたフロント陣は見事の一言ですね。金の卵でしょうから、レイクスは大事に育てたいですね!



 そう思っていた時期が、ぼくにもありました…。


 普通に活躍してますね、ええ。


 シーズン平均の3P成功率が41.7%、4月も40.0%と高水準を維持


 なにより、インサイドに切れ込むドライブ、ディフェンスに足で追いかけられるスピード。まだまだ線は細く見えるんですけどね…


 高校バスケは何年もきちんと見ていないのですが、湧川選手や河村勇輝選手を見ると、驚かされちゃいますね。このレベルは…普通じゃないですよね?特別ですよね?


 複数年契約を結んでくれている湧川選手のためにもレイクスもB1残留を果たしてほしいですね!



○デクアン・ジョーンズ選手



 シーズン途中からレイクスに来てくれたデクアン・ジョーンズ選手。


 中に外に、縦横無尽の活躍をみせてくれていますね。


 前に所属した西宮ストークスもB1への昇格争いをしてますから、レイクスも残留して、古巣対決をさせてあげたいですね!



 そんなデクアン選手のシーズン平均3P成功率は41.6%。4月の成功率も41.54%と非常に高確率


 そして、直近の3試合にしぼれば54.55%となります。


 連続3Pにディープスリーに、相手からすれば理不尽なオフェンスを見せてくれるデクアン選手ですが、数字でも見せつけてくれていますね。



○森山修斗選手



 地元滋賀県出身の森山選手。母校の県立瀬田工業高校はダイハツアリーナまで車で10分の近さ。


 ここまで出身校が近い選手はなかなかいないのではないでしょうか。まじの地元選手ですね。


 今シーズンはさまざまな理由からインサイド陣の交代が多い中、外国籍選手相手にインサイドディフェンスを担当したり、さまざまな仕事が求められました。


 その一方でシュート本数は減るなど、かなり難しいシーズンになったのではないでしょうか。


 しかし、そんな中でも森山選手はシーズン平均3P成功率は36.7%、4月も47.06%と高確率をキープ。


 コーナースリーを中心に高確率なシュートを見せてくれました。

森山選手のシュート確率


 オフェンスのスペースを広げられる森山選手は、ドライブをしかけたいテーブス選手あたりにはありがたい存在でしょうね。



○杉浦佑成選手



 最後はぼくの推したる杉浦佑成選手です。


 今シーズンの3P成功率は、シーズン平均34.5%。確率は悪くなかったので、もっと打ってもいいのかなとは個人的に感じておりました。


 3月の成功率は50.0%と非常に好調だったものの、4月上旬にケガをしてしまいました。


 4月の成功率は35.0%となってしまいました。しかし、直近3試合では46.67%と復調傾向にあります。

 

 レイクスの中で今、一番幅広いタイプの相手を守れる選手だとぼくは思っています。


 森山選手もそうですが、フォワード陣がコーナースリーを的確に決めると、ディフェンスも対策をしぼりきれないですからね。


 最終節に期待したいと思います。


 この前行ったFE名古屋戦、欠場で見られなかったんだ…今週は活躍がみたいぞ…


 


○まとめ


・レイクスの3Pはとても好調
・テーブス選手は安心してパス出せるぞ、アシストもたくさんつけよう!
・ほぼ、全員を紹介したら結局長くなった
・明日からがんばろう、レイクス


 最終節、がんばりましょうね!



○おまけ


○川真田絋也選手


 3Pを実は40.0%で決めている川真田選手。ダイハツアリーナでのこけらおとしスリーポイントはお見事でした。


 個別に取り上げなくてごめんなさい。


 でもいいんです。川真田選手は竹内選手や外国籍のインサイド選手とゴリゴリに戦って、走り込みダンクを決めるのがかっこいいんだ。


 スリーポイントは来シーズン以降にまた見せてください。打てたら、ブバ選手系のインサイドになれて、大変良いと思います。



○金本一真選手


 ベンチ外の時間も多く、気持ち的にも厳しい時間帯が多いと思います。


 ぼくは立飛で片付けしながら退場していく金本選手はとても好印象だったので、来シーズンこそはプレータイムを得られることを祈るばかりです


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