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お詫びと聖夜と『ワンダと巨像』

この記事は『FUN Advent Calender 2019 Part2』の16日目の記事です。

昨日の記事は、「カーネルロジスティック回帰で遊ぶ(FUN Advent Calendar #15 ) 」でした。

誰だお前は!?

未来の大学3年目、情報システム関係の勉強をしているフクロウです。主にUnityでカジュアルゲームを作っている弱小プログラマーです。

ゲーム画面

こんな見た目でも一応ゲームになってます。よろしければ『ネコ・サーチ』よろしくお願いいたします。(ダイレクト・マーケティング)            URL : https://unityroom.com/games/search_cat

趣味はTCG(トレーディングカードゲーム)で、ほとんどの時間をカードのことを考えながら生きている弱小デュエリストです。

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マイ・フェイバリットカード ラビエル”様”

方針変更のお詫び

実は今回、初めてブログを書くにあたり稚拙ながら事前アンケートなどをとっておりました。

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つまり、未来は白紙だったというわけさ!

『大学の方々も見るんやし、技術関係の話で決まりだな!』と考えていました。実際Unityはボクが唯一完全に理解した技術で、TwitterにもUnity関係で仲良くなった方もいらっしゃるので、その方に見てもらえると嬉しいかなとも考えていました。

アs;かんか;あ77

Unity、完全に理解した

えー、ただいまの時刻、2019/12/15 20時48分、Unityのことを真剣に書くにはあまりにも時間が足りません

というわけで、アンケートまでやって期待させて申し訳ないのですが、『Unity一周間ゲームジャム』の話は後程別記事でお送りします。ですので今回は、個人的に好きなものと、個人的恒例イベントの話をつらつらとしていきたいと思います

ところで…聖夜のご予定は?

このAdventCalender自体もそうですが、クリスマスまでもう少しですね!皆さん、ご予定とかあられる方もおられるでしょう。

みんなでケーキやチキンを食べる、一家だんらんを過ごす、カップルでイチャイチャする、微笑ましいクリスマスですね!

家族と過ごす、ああいいですね!友人と過ごす、素敵じゃないですか!恋人と過ごす、リアルが充実していますね!

ん?私ですか?

ああblさ

私は”こいつ”とです。


『ワンダと巨像』とは?

ワンダと巨像」とは、プレイヤーが操るキャラクター「ワンダ」(パッケージ写真手前の小さな少年)が、魂を失った少女を蘇生するため、16体の巨像(パッケージ写真の影は第一の巨像)と戦っていくゲームです。PS2当時、美麗なグラフィックと「雰囲気ゲー」ともいわれる空気感、シンプルな操作、巨大なスケールの巨像との迫力の戦闘で大ヒットし、PS3へのHDリマスター化や、PS4へのフルリメイクもなされています。

動画はPS4版、『最後の一撃は、せつない。』はあまりにも有名

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広告でもよく見る「第三の巨像」。こんな戦力差を覆すのが面白い

 「このやばい奴らをどう戦うんだ・・・」という感じですが、ワンダ君は屈しません。彼女をよみがえらせるために、巨像の隙を見つけて上り、頭頂部などの弱点に剣を突き立てて倒していきます

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頭頂部の模様が弱点。どう弱点にたどり着くかは巨像それぞれ

実況動画をニコニコで初めて見て以来、PS3版を今でも何週もするくらい好きな作品です。ストーリーが分かると2週目をやる気がなくなる私が、もう6週くらいしています。「ICO」や「人食い大鷲のトリコ」なども雰囲気が大好きなのですが、やはり巨像のカッコよさやストーリーの意外さ、謎解きアクションな戦闘と、個人的にかなり刺さる作品でした。


聖戦

 話は変わりまして。ある時、暇な高校生がおりました。彼はゲームは好きでしたが、恋人はおらず、一人さみしいクリスマスを過ごしておりました。休み時間のクラスの女子からは「高校でリア充でない(≒恋人ができない)とか、一生モテる機会ないよなー」とさえ聞こえてきました。ネットにも苦しむ声が立ち並び、リアルも仮想も逃げ場はありませんでした。

私「そうさ!リア充なんてみんな爆発しちまえばいいのさ!ああ!僕に力があれば、リア充を倒せるのに!そうすれば、〇の6時間だって越えられるはずさ!リア充を倒したい…リア充を倒したい!

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「そうだ!!巨像を倒そう!!」

そうして始まったのがこの恒例企画の発端です。


「聖夜の6時間耐久巨像討伐」

さぁ、もうこの発想に呆れた人たちには関係なく話を続けましょう。ルールは簡単です。

 1. 12月24日の21時に「ワンダと巨像」を起動

 2.クリアデータからスタート、タイムアタックで1匹ずつ巨像=リア充を倒していく

 3.16体すべてを倒すまで眠れない(6時間超えようがやります)

こんな不毛なイベントを、3年間ぐらいずっっっっと個人的に行っています。おかげさまで巨像の弱点、行動を把握できているため、昨年度は6時間台(360分/16体 = 約22.5分)に乗ることができました。いくつかの巨像については、毎年タイムアタックの時間が縮み、毎年成長を感じています。無駄に洗礼された無駄のない無駄な動きですね。

僕の持っているPS3版は、Vitaとのリモートプレイに対応していて、ベットの上でもどこででも気軽にリア充討伐ができます。気分はさながら、モンスターハンターワールドです。(PS4は未所持)

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突然弓矢を向けられておびえるリア充(第二の巨像)

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威勢のいいリア充も非リア充の怒りの炎には勝てない(第十一の巨像)

ストーリーが分かる方は、「いや、お前彼女を生き返らすの手伝ってるから、リア充の味方してるやん」と言われそうです。(っていうかその通りです) が、大事なのは「聖夜に何かを倒す」という部分です。

今や壁殴り代行が必要な時代である。社会のせわしなさ、周りの人間の幸福さに心がやられ、つい何かに当たりたくなる時があります。社会の幸福が共有され、人と比べられやすくなってしまった現代ならなおさらです。そんな時、巨像を倒すことで苦しい聖夜を乗り越え、人々の心は一時のさみしさを忘れ、穏やかになり、終わった時にはまた安らかな気持ちでオフトゥンに入れるでしょう。

もし、聖夜の予定がないというそこのあなた。あるいは、例の6時間を耐えようと必死になっているあなた。聖夜の寂しさを一人かみしめた経験のあるあなた。今すぐPS4とソフトを買うお金を握りしめ、最寄りのゲームショップに行くのです。そして、『ワンダと巨像』で24日に備えるのです。ともに巨像を倒しましょう。

あなたは一人ではない。(きっと)聖夜は、みんなが『ワンダと巨像』で繋がっています。

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『サム。非リア充大陸をもう一度繋ぎ直してくれ。』『結構です』

最後に

 というわけでここまで紹介してきました。初めて書くブログがこんなんでいいのか???

 要は「『ワンダと巨像』は名作で、個人的に超大好きです!毎年クリスマス周回するくらいに!」って話なのですが、ネタ全開でやってきました。これで記事が削除されたり、S〇nyさんやK〇JIMAさんが風評被害で怒られたら目も当てられません。(MGSもICOも大好きです。暇さえあればデスストもトリコもしたい。)剣を突き立てられるのは、16体の巨像か私だけで十分です。

 でも、正月やクリスマス休暇に入る時期なので、「ワンダと巨像」、是非お勧めします。僕は初見、巨像1体一時間くらいのペースで毎日コツコツ続けてました。「最後の一撃は、せつない。」のコピー通り、ほんとにストーリーもゲームもよく、今でも色あせない作品だと思います。来年正月からはプニキも引退されるそうなので、来年以降、正月恒例でもいいんですよ?

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  正月の風物詩、ハランデイイ

 結局、当初の話から技術的な話もなく、まったくためにならない記事でした。あえて制作的な話をすれば、「好きなゲーム」をマネするところから始めるのがいい、とはよく言われます。こんな風に「自分の好きだったもの」が何なのか思い出してみると、案外創作のヒントがあるのかもしれません。

 などと、きれいな感じでお茶を濁しておりますが、最後はこの言葉で締めたいと思います。

「非リアの聖夜は、せつない。」

それでは、早めのメリークリスマス!


明日は @seachicken_fun の「 歯が折れた話と、ラジオの話 」です!お楽しみに!

(Unityの話ができたら追記します!)

【追記(2020/12/17)】

Unityの話できませんでした!許してください!

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