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東京都による「職場で始める!感染症対応力向上プロジェクト」の目標を達成

2015年から、東京都は、東京商工会議所、東京都医師会と連携して、企業の感染症対策を支援する「職場で始める!感染症対応力向上プロジェクト」を展開しています。

職場で始める!感染症対応力向上プロジェクト 参加企業募集 東京都福祉保健局

東京都商工会議所に所属している企業であれば、ちょくちょく商工会議所からの会報にこのプロジェクトのチラシが入っていたので、ご存じの経営者の方も多いかと思います。

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このプロジェクトは3つのコース(目標)から成り立ちます。

・コース1 … 感染症理解のための従業員研修。eラーニングで各種感染症についての教育を従業員に対して行う。

・コース2 … 感染症BCPの作成。社内で感染症患者が出た場合に、どのように対応して業務を継続するかの対応策の策定。

・コース3 … 風疹予防対策の推進。妊娠初期の女性に風疹が感染すると、先天性風疹症候群の子供が生まれてくる可能性が高くなるため、従業員全員が抗体を持っているか確認し、持っていない場合には、予防接種を行う。

Spelldataは、4月27日に千代田区で初の、この3つの目標を達成した企業となりました。

Spelldata、東京都による「職場で始める!感染症対応力向上プロジェクト」の目標を達成

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達成企業一覧 東京都福祉保健局

このプロジェクトに参画しようと思ったきっかけは、風疹抗体の件がニュースになっていたからです。

女性を積極的に採用する企業として、女性が妊娠した場合に、従業員から風疹を感染してしまい、先天性風疹症候群のお子さんが生まれる危険を無くすことが大事だと考えたからです。

昨年5月から取り組みを始めたのですが、eラーニングが最も時間が掛かりました。感染症一つひとつについて学んでテストを受けるので、正直、かなり面倒だったのですが、結果的にやって良かったと思います。

感染症に対する正しい知識を従業員みんなで習得することができましたし、その知識は、今回の新型コロナウイルスの感染予防でも大きく役立ったと考えています。

BCP策定は、かなり面倒でしたが、感染症患者が社内に発生した場合にどうするかを考えました。新型コロナウイルス対応は、まだ前例がなかったので、色々悩んで対策を考えました。感染症の対応・対策を考える事を通して、業務を見直す機会になりました。

新型コロナウイルスに限らず、インフルエンザ感染は毎年対応しなくてはいけない事ですし、企業の経営者の皆さん、この機会に取り組まれてみては如何でしょうか?

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